【出張】 ラスパルマス その2

今日は休暇日。
朝はゆっくり9時に起きて、朝食へ。このホテルもバイキング形式。
生野菜に卵料理にシリアルに果物に…一通りのものが揃ってる。
5つ星ホテルだけあって、全てが何となく高級そうな雰囲気。(ヨーグルトはダノンだったけど)

10時頃にホテルを出て、市内観光巡回バスへ。
ホントはホテルのすぐ脇にもバス停があったんだけど、地図を読み間違えて、20分位海岸沿いを歩いてしまった。

砂浜の様子。こちらはメインの海岸ではなく、また早めの時間なのでほとんど人はいなかった。


ここからちょっと内陸に入ったショッピングセンター前でバスに乗り、街の中心へ。


旧市街の中心に立つカテドラル近くのバス停で降り、記念撮影をパシャ☆

荘厳なカテドラル…とその前に広がる雄大なバスケットコート


…なぜここにバスケットコート(?_?)

組み立て中だったので、恐らく臨時コート。FIBA(国際バスケット連盟)の文字が随所に見えたので、何らかの国際大会かしら?
それでも屋外で、しかもカテドラルの目の前はないわなあ…(笑)


このカテドラルは塔の上に登れるようになっていて、1.5ユーロでエレベータに乗れる。

せっかくなので行ってみた。そして頂上からの街の眺め。
いかにも南国風な、パステルカラーの家々が連なっている。
そしてやはり気になるバスケットコート


この辺りは人も多く、かなりの賑わいを見せていたので、あてもなくブラブラと散策。
一般的なファッションブランドやレストランなどが並ぶ。バルセロナに比べるとBAR(バル)の数は少ない模様。
やはり本国とはちょっと文化が違うのかな。

お腹がすいたので、マックに行く。


何故そこでマック?


と思われるかもしれないが、これは小学校の時に習った理科でいうところの「対照実験」というやつで、
その他の情報を揃えた上で比較し、差をよりくっきりと確認する手法である。

基本的な仕組みが同一でありつつ、世界中どこにでもあるマックであれば、各国の文化の違いがより一層際立つと考えていて、
訪問先でマックに足を運ぶことは、その国についてより詳しく知るための有効な手段だと思っている。

特にマックの場合、そのマーケティング力はお墨付きであり、「その国で売れる(=文化に根付く)」手法を取っているはず。
…と言うわけで、とりあえず迷ったらマックに入ってみることにしている。


事実、インドの時はベジバーガー(ベジタリアン用バーガー)や、チキンマハラジャバーガーがあったし、
先日サグラダファミリア前のマックに入った時も、「自販機」という独特の文化を見つけている。
(「自販機」については こちら を参照)



そして今回も面白いネタを見つけることができた。「自販機」はなかったが、これを発見。


そう。 Beer! である。

スペインはマックでビールが飲めるのだ。
確かにあのフライドポテトやチキンナゲットはビールのつまみにピッタリ。何故日本で飲めないのか逆に疑問に思ってしまう。

調べたところ、ヨーロッパならどこでも飲めるというわけではなく、スペインやベルギーなど一部の国だけらしい。
何が違うのかな。法律系だろうな。


しかもさらに驚くべきことに、セットメニューのドリンクとして普通にチョイス可能 だった。別料金ではない。


実は、この「Mahou」という飲み物がセットメニューの選択肢にあることは、前回のサグラダファミリア前店の時にも気づいていたのだが、
その時はまだスペイン初心者で、それがビールのブランド名であることを知らなかったのだ。
現地の職員の方にも「何か見慣れない赤いドリンクがあったんですが…なんですか?」と聞いたが、上手く伝わらずわからなかった。

しかし、今やスペイン生活も3週間目に突入の ベテラン である。
ほぼ毎日飲んでるブランドを見逃すはずもない。


…というわけで、昼からビールを飲んでいい気分で観光再開となった。


ちなみに、こっちの方ではセットメニューのことを単に 「MENU」 と言う。
ハンガリーの時は「メニュー」であり、スペインでは「メヌ」だ。(スペイン語は原則アルファベットをローマ字読みする)

これはマックに限ったことではなく、普通のレストランでもBARでも同じ。
「お品書き」が欲しいと思って、「Menu please」というと、「セットメニュー下さい」になってしまうのでご注意を。
(ちょいちょい書いている通り、大抵のレストランやBARには、お得な Lunch Menu がある。)


観光バスに戻り(バスは定期的に街中を巡回している)、次はメインビーチへ。

トップシーズンではなく、天気はあまりよくなかったが、それでもそれなりに人はいた。


海岸沿いは日本の海水浴場と同じような感じ。売店があってレストランがあって…。 干物屋 はなかったけど。
バカンスシーズンには人で一杯になるんだろうな。


市街地とビーチを見て満足したので、最後にもう一度バスでグルッと一周して、17時頃ホテルに戻った。
もちろん、日本語のガイド付きである。


その後は昨日と同じ、室内プール&サウナ&ジャグジーコースに行き、夕飯へ。
海岸沿いのグリルレストラン。


夜なのに珍しく「メヌ」があったので、それを注文しようとしたら、

「メヌはランチだけだ。ほらここに書いてあるだろう…あれ?どこだっけ?」

といって「お品書き」上の文言を探す…が、そんなものは見当たらない。


「Oh…ないな。しょうがない。OKだ」


…いいんかい!!



っていうかメニュー(お品書き)は毎日同じじゃないの?
ランチしかないなら最初から夜用からは抜いておけばいいのに。

兎にも角にもわずか15ユーロで、ビール・ミックスサラダ・ミックスグリル・レモンシャーベット・コーヒーの「メヌ」を頂きました。


部屋に帰ってテレビを付けるとマンUアヤックスの試合が。
チャンピオンズリーグかな?と思ってよく見ると、ヨーロッパリーグの方だった。

そうだ、今年はマンUもマンCも予選グループで敗退したんだよね…
マンUチャンピオンズリーグにいないなんて、なんだか変な感じ。
あまり重要視していないのか、メンバーも若干落とし気味だったな。ベルバトフとか久しぶりに見たわ。


さて、明日から業務開始だ。短期決戦だから一つのミスが命取り。
頑張らねば。


ではでは。


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