【旅行】 スペイン(マドリッド)&ポルトガル(ポルト) その2

マドリッド2日目。今日のメインはサンチャゴ・ベルナベウツアー。

その前に朝食。ホテルは食事なしプランだったので隣のビルのカフェで食べる。
絞りたてオレンジジュースとコーヒー付のモーニングセット。チョリソーが目玉焼きによく合う。


小瓶はオリーブオイル。いかにもヨーロッパ的。
日本で言うところの魚型容器の醤油みたいなもんか(笑)?


お腹も満たされたところでいざ出発。ただし、スタジアムツアーが始まる時間まではまだ余裕があるので、スペイン広場まで歩いてみることに。
途中土産物屋に立ち寄ったりしつつ20分程で到着。

中央に「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの記念碑とドン・キホーテの象が立つ広場の後ろにはスペインビルとマドリッドタワーがそびえ立つ。


朝早かったが観光バスと観光客が沢山来てた。

そこから地下鉄に乗りスタジアムへ移動。「サンチャゴ・ベルナベウ駅」が目の前にあり、アクセス至便。
ロンドンでチーム名が駅名になっているのはアーセナルだけだが、中心部からはちょっと離れている。こっちはほぼ中心部といえる好立地。

昔は練習場も中心部にあったらしいが、現会長のペレスさんが借金返済のために売り払って郊外に移したらしい。
会長としての手腕は相当評価されているみたい。モウリーニョの件は失敗という説が強くて微妙な立場になってるみたいだけど…

…というわけで やってきました、サンチャゴ・ベルナベウ


スペインではバルサカンプ・ノウと並ぶ有名スタジアム。収容人数は85,454人。

マドリッド・カードで入場できるのは知っていたが、チケットと交換する必要があるのかと思って列に並んだところ、直接入り口に行けばいいとのこと。
チケット売り場の看板か何かに書いておけよ〜

ともあれ中に入ってまずは最上段から全体を見渡す。青空に映える見事な天然芝!


その後は一旦ギャラリーを通る。歴代のトロフィーやらユニフォームやらが展示されている。
タッチパネル式のスクリーンもあって、iPadチックに操作できたりするところが今時な感じ。

歴代のゴールデンブーツ(今はゴールデンシューと言うらしい)のトロフィーも。
ヨーロッパ各国のサッカーリーグの選手のうち、シーズンで最も多くの得点を挙げた選手(得点王)に与えられる賞で、
クリスチャーノ・ロナウドマンUとレアルの双方で受賞歴あり。


現役選手達に紛れてパシャ。


01−02のチャンピオンズリーグ決勝、レアル対レバークーゼンでのジダンのスーパーボレー!何度見ても凄いわ…


選手のロッカールームやバスルーム、マッサージルームにも入れる。
試合前にここに選手が集まって気持ちを高めたりモウリーニョの指示を聞いたりしてるのかと思うと興奮するね。


んでもって選手が出てくるゲートをくぐって、ピッチに到達!
試合の時はアンセムが流れてたり人文字ができてたりするんだろうなあ…


アウディマークのベンチにも座れる。選手やモウリーニョが座ってるベンチに座れる感動!
監督っぽく指示出ししてみたり(笑)


そして試合後には記者会見。レアル程のビッグクラブになると、勝っても負けてもマスコミの質問攻めなんだろうな。
監督ってのも大変な仕事よね。


そして最後にはお決まりのショップ。
でもあまりいいモノがなかった…。グッズのラインナップはバルサの方が充実してる気がする。


結局かれこれ2時間位滞在して街に戻る。マヨール広場近くのBARでランチ。
しかし天気がいいねえ…ビールが美味い。


タパスはやっぱり生ハム!


そしてエビのガーリック&オリーブオイル炒め!


スペインといえばパエリアも忘れちゃダメだよね。


青空にビールにタパスに…至福の一時を過ごし、プエルタ・デル・ソル近くのサッカーグッズショップへ。
オフィシャルショップは基本安売りってしないけど、もうシーズンも終了間際だから街中のショップは安くなってる。

レプリカユニフォームが半値近くなってたので思わず購入。
迷った挙句、レアルの普通のユニは真っ白で汚れそうだったので、黒&オレンジのキーパーユニ に決定!
これならタフに使っても大丈夫。

その他諸々小物も買って、時間になったので空港へ。18時半の便でポルトに移動する。


横移動もライアンエアー。なんとお一人様人3000円程という衝撃の価格。

ゲートで待っていると、ポルトガルの名門、FCポルトのサポーターと思われる面々が酔っ払った状態で登場。
チャントを歌いながら騒ぐ騒ぐ(笑)

こういうところは日本人と違うよなあ…。スタジアムで騒ぐ人はいても空港では騒がないよね。
彼らは飛行機の中でもタオマフやユニフォームを機内持込荷物入れの扉に挟んで掲げたり、機内販売で酒を頼んで盛り上がったり。

着くのが19時前位なので、今日ポルトの試合がホームであったら観に行けるな〜と思ってネットを調べて彼らの盛り上がりの原因に納得。
FCポルトスポルティング・リスボンポルトガルリーグ頂上決戦が昨日ポルトのホームで開催され、結果ポルトが見事勝利した模様。

なお、試合前の時点でベンフィカが勝点74で首位、ポルトが勝点72で2位。残り2節。
どちらも無敗でここまで来た という史上稀にみる大決戦!

ポルトが勝利したことで首位が入れ替わり、最終節に勝てば優勝(3連覇)という状態に。
そりゃ一夜明けてもお祭り騒ぎだわ。こんな重要な勝利はそうそうない。モウリーニョ時代にチャンピオンズリーグを制した時以来じゃないの?


そして着陸後の機内放送で、
「昨日はFCポルトが勝ちました。おめでとうございます!」
とまさかの言葉(笑)
当然盛り上がるポルトサポーター達。

こういうのも日本じゃ考えられないよな〜。注意はしたとしても、火に油を注ぐようなことは絶対しないと思う。


愉快な仲間達と共にポルト空港に到着。こちらも快晴。そして暑い。


ポルトガルは大陸側にある国なのにも関わらずGMTグリニッジ標準時)を採用している珍しい国。
よって、スペインとは1時間の時差がある。

シェンゲン協定内の国移動なので入国審査はなし。これを経験するとUKも加盟して欲しいと切に思う。


空港から中心部までは地下鉄で移動。首都でない街に地下鉄が通っているのはヨーロッパでも珍しい。
地下鉄とは言え、空港のあたりは地上を走っているのでトラムっぽい出で立ち。


トリンダート駅で降りてホテルまで歩く。ポルト旧市街は世界遺産登録されている。
夜になると雰囲気あるね〜。写真は市庁舎前広場。


ホテルにチェックインし、夕食を…と思ったが、日曜日は閉まっている店が多く、またミシュランのマークがあったのでホテルのレストランに決定。

洞窟のような感じの落ち着いた雰囲気。


前菜にタコ。何気なく頼んだが、これが 過去最高に柔らかいタコ。タコっぽい歯ごたえは全くなし。
もちろん味もめちゃウマ!


ローカルフードの肉料理。名前は忘れてしまった。
チーズに包まれた柔らかい味で、これまためちゃウマ!


デザートはマッサソ・アサーダ(焼リンゴ)。甘すぎずさっぱりとして口直しに最高!


この他ビールや食後のコーヒーも頼み、2人で25ユーロ程という驚愕の安さ。
ポルトはかなり物価が安め。ペットボトルの水も500mlで50セントが相場。


ホテルの窓からの眺め。首都じゃないからか騒々し過ぎず、ヨーロッパっぽさ満載の雰囲気。
何となく中欧っぽいかも。ブダペストあたりに似てる気がする。



さて、今日は遅いので活動終了。バスタブにゆっくり浸かって疲れを取り、明日に備えよう。
明日はポルト観光。世界遺産の街を堪能しつつ、ワイナリーやリバークルーズも経験してみる予定。


では。

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