【出張】 ラスパルマス その3

出張3日目。今日から業務開始。天気も良く、朝からとても暖かい。

職場まではホテルから徒歩5分ほど。日本の初夏のような日差しを浴びながら出勤。
なんだかとても穏やかな気持ちで仕事ができそうな感じ。

ところで昨日の記事の中で、まだトップシーズンではないから〜と書いたが、
実はラスパルマスがある「グラン・カナリア島」は「ミニチュア大陸」と言われる位、場所によって全然気候が違い、
一番暑く、晴れる日の多い島の南端のあたりでは、今がまさにシーズン真っ最中だということだった。
夏になると暑すぎてしまうらしい。

ラスパルマスは島の北東部に位置し、比較的気温も低めで雲も多めとのこと。
一番人気があるのは、やはり島の南側なんだとか。

でも、そうは言ってもラスパルマスからバスで1時間もかからない位の場所ということだから、まさにミニチュア大陸。
埼玉と東京で全然年間の気温も天気も違うっていうようなイメージだからね。


午前中の業務をこなし、ランチは近くのレストランへ。
例によって「メヌ」を注文。スープ&パエリア&プリン&水で8.5ユーロ。


ところで、昨日市内観光をしていたら、面白い光景を目撃した。


一見、普通のタクシーの列。
しかし先頭のタクシーが客を乗せ、いざ列が前に動くとなると…

なんと運転手達は 手でタクシーを押して 前に進むのだ。


もちろん、車に乗って待っている運ちゃんは普通にアクセル踏んで進むんだけど、
待ってる間外に出て、他の運ちゃんと会話している人が結構いて、わざわざ車に乗り込むのが面倒らしく、
ドアをちょっと開けて、ハンドルを持ってグイグイ押す。

意外とそれで普通に動くのよね。びっくりした。


そう言えばタクシーの「柄」は、バルセロナラスパルマスで違っていて、バルサの時は黄色と黒のペインティング、ここは白。
州だか市単位だかで管理されているとのこと。


さて、午後の業務も終え、夕食はこの島で唯一「ちゃんとした」日本食を出すという店へ。
他はオーナーが日本人ではなく、「なんちゃって」日本食ばかりらしい。


カツ丼を注文し、刺身の盛り合わせをみんなでシェア。確かに美味しく、海外で食べた日本食としては一番だったかも。
久しぶりに「ちゃんとした」醤油の味を味わえた。
(スペインの醤油は、日本の醤油を水で薄めたような感じのものが多い)


日本人の店員さんが、こちらを日本人だとは思わず 英語で話しかけてきた のは面白かった。
こっちも相手が日本人ぽいな〜と思いながら、英語できたので英語で返してしまい、しばらくそのまま英語の会話が続くという…(笑)

お腹一杯食べたが一人30ユーロも行かず、大満足でホテルへ帰った。


明日は土曜日だが出勤日。出張も3週間目なので、曜日の感覚がすでに全然ないわ。
今回は後ろの時間的な余裕が少ないから結構頑張らないと。


では。



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