緊急出勤

月曜日。最近の寒さはかなりのもので、最高気温は10度ちょっとしかない。
数週間前には25度近くあった のに。
おかげで体調管理がなかなか難しく、夜布団がはだけて寒さで目が覚めることもしばしば。

今はシングルベッドに寝ているので、少し掛け布団がずれると、幅が狭いので重力でどんどん下に落ちてしまう。
おかげで何度も布団を引き上げる羽目に。これがなければもう少し熟睡できる気がする…。

今日は日中は平和な一日。

仕事をして昼食を食べ、英語のレッスンを受け、帰宅。
それでも最寄駅に着いたのは9時位だったので、EAT東京という日本食屋でレバニラ炒め(ただしレバーは鳥)とざるそばの昼食。

お酒を飲むと高くつくので水にしておいた。
ちなみに、水道水のことはミネラルウオーターと区別をするために 「tap water」 という。
ロンドンの水は硬水だが、飲んでも特に問題はない。

欧州諸国では、レストランに入るとまずは飲み物を注文するのが普通。
かしこまって、英語で「お飲み物は何になさいますか?」と聞かれると、ついついビールや同じ水でもミネラルウオーターを頼まないといけない雰囲気になるが、
そこで 勇気を持って「Tap water please.」と言えるかどうか が勝負の分かれ目となる。

最近は慣れてきたので、連戦連勝である。


二つ合わせて約£10なので、かなりお得。日本人のシェフがいるので、味も確か。
ただ、いつも混んでいるので遅い時間でないと待つことになる。


そして帰宅。お腹が一杯だったのでリビングでアーセナル対ウィガン戦を観ながら寛いでいた。
ハーフタイムになったら風呂に入ってその後一杯飲むか…と思っていた矢先、一本の電話が!!


何と先週いらっしゃったばかりの新社長が道で転倒し、目の下を切ってしまったという。
現社長ともう一人のトレーニーが付き添いで病院で診察中だが、帰りの足がないので迎えにきて欲しいとのこと。


それは…行かねばなるまい。


あと10分遅かったら、恐らく飲んでしまっていてNGだっただろう。タッチの差だった。

病院は車で15分程のところにあり、すぐに到着した。
日本人向けの病院で、医師も看護師も日本人だった。夜間診療をやっている日本語の通じる病院はここしかないのだという。
自宅から近いので、いざというときに安心だ。

幸い、大事には至らず、縫うこともせずにバンドエイドで応急処置をして様子を見るという。

そこから3人を乗せ夜のドライブ。
30分程かけて、新旧2人の社長が宿泊されている仮宿へ。現社長ももう自宅の賃貸契約が終わっているので、今は仮宿にお住まいなのだ。

御二方を降ろし、帰り道にもう一人のトレーニーを降ろし、帰宅。

結局帰宅は12時過ぎになってしまった。まあ…致し方なし。


平和な一日の最後に大きな出来事が待ち構えていた。世の中上手くできているね。


写真は先日買ったゴルフバッグ。元々£100が3割引きの£69はお値打ち価格。


こちらではバッグは自分で担いで歩いてラウンドするので、両肩に背負えて、かつ足が出てスタンドになるタイプが人気。
カートなんて軟弱なものはない。 歩くのもゴルフのうち。

バッグを担いで、歩いて、打って、18ホールスループレー。それで2ラウンドとか普通にやるのだから、体力がないとついていけませんわ。
こっちでゴルフをやる予定の人は、相応の覚悟が必要です。


アーセナル戦の続き見てるけど、あっという間に2点取られたね…。両方カウンターで。
前半のうちに1点返したけど、何だか攻め急いでいる感じ。ペルシー完全に消えてるし。やばい雰囲気。
最後まで目が離せないなこれは。



<今日の英語>−単語1−

hostile:(形)敵意のある、好ましくない
inevitably:(副)必然的に
relevance:(名)関連性、妥当性、重要性
bond:(名)債権、公債 (他)〜を債権に取り替える
deserve:(他)〜する価値がある、〜に値する



さて、トラブルはあったが明日はまたやってくる。明日は朝一で日本と電話会議。
以前は日本の17時はロンドンの8時だったが、サマータイムのおかげで朝9時で大丈夫になった。普通に出勤すればOKだ。
ゆっくり休んで夜間運転の疲れを取って、元気な声を日本に届けよう。


では。


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