プーさんの故郷

土曜日。予報では曇りがちな天気になるはずが、朝に雨がぱらついた程度で快晴の一日となった。

今日は両親を連れてくまのプーさんの故郷、アシュダウン・フォレストへ向かう。

9時頃ゆっくり起きて(両親はもっと早く起きていたが)、朝食を食べ、とりあえず携帯を購入。
嫁の時の経験から、15ポンドで携帯をGETできることがわかっていたので、
これからも来るであろうゲスト用に1台持っておくことにした。

いざという時の連絡手段も確保して、安心して出発。


まずは画材屋に寄って、祖父から頼まれたという 水彩絵具の購入 を目指す。

前に書いたか記憶がないが、祖父は水彩画家である。
なんでも、イギリス産の有名な絵の具があるらしいのだが、日本で買うと 24色で1万数千円 もするらしい。
透明絵の具という特殊なものなんだそうな。よくわからんが。
本場なら安いはずということで、パシリを頼まれたわけだ。

ネットで調べて家の近くにあるチェーン店に行ったが、そこには12色のセットしか置いてなかった。
だが、もっと大きな店の場所を教えてもらえたので、そこで買うことができるかもしれない。
とりあえず平日にでも行ってもらうことにして、目的地へと進む。


道中、森の中に佇むいい雰囲気のPUB&レストランで昼食。


バーガー、包みピザ、ソーセージ&マッシュなどを注文したが、どれもかなり美味しかった。相当レベルが高い。
料理が出てくるのは遅かったが、待ち時間に見合う味だったのでよしとする。


お腹も膨れたところで再び車を走らせる。
そして30分程で到着したのがココ。


プー・コーナーという プーさんグッズを集めた店。森の入り口にあたるハートフィールド村にある。

中にはプーさんグッズが沢山。もちろん ハチミツ もある。
両親は土産にといくつか買っていたが、特に興味はないのでアイスを買って食べただけ。

この店で買える地図を頼りに、森の中へと進んで行き、「プースティック橋」を目指す。

駐車場から15分程歩いて到着したその橋は、ガイドブックに乗るにはあまりに小さなものだったが、
ファンには"おなじみ"の、小枝投げゲーム の橋らしい…



正直あまりパッとしたものではなかったが、まず間違いなく日本からのツアーで来ることはないと思うので、そういう意味では来た甲斐はあったかな。

まだまだ空は明るいので、帰り道にグリニッジに寄っていくことにした。世界の時の中心、子午線のあるグリニッジだ。
数カ月前に一度行っているので、今回は慣れたもの。世界の中心で写真撮影をして退散。

ちなみに、グリニッジ天文台のあるグリニッジパークは、オリンピックの会場にもなる予定だ。
現在、広場に競技場を建設中。行われる競技は 馬術 らしい。
多分それだけではないと思うが、少なくとも完成予定図の絵には馬術が描かれていた。


滞在時間は30分程だったかな。もともと寄り道だったので、そそくさと帰路につく。

最後にスーパーで買い物をして帰宅。
夕食は、昼食がかなり遅めでかつガッツリだったので、お茶漬けと野菜中心の簡単なメニューで済ます。

いやー お茶漬け美味い わ。日本の心だねえ…


夜はウインブルドン観戦。錦織は負けてしまった…。第二セットのタイブレークを取れていれば展開は変わっていたかもしれないけどねえ…。
デルポトロのフラットな球は相性が悪かったか?


<今日の英語>−特殊な単位−

fortnight : 2週間
stone : 体重を表す(1 st = 14 pounds,6.350 kg)


fortnightは恐らくfourteen night の略だろうと思われる。

stoneはギャグみたいな単位だが、実際今でも普通に使われているらしい。
先日、ウエールズで乗馬の予約をした先輩が、体重を何ストーンかと聞かれたとのこと。
ナショナルスタッフも普通に使っている。
ただ、両方とも英国独特っぽいので、他の国では通じないかも。



さて。明日は15時位からゴルフの予定。
それまでは特に予定がないので、地下鉄でロンドン中心部にでもフラッと連れて行ってみようかしら。


では。


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