【出張】 ブダペスト その4(観光)

今日は一日フリーなので市内観光。
と言っても去年ほとんど回ったからあてもなくブラブラ。
市内の公共交通機関に何でも乗れる一日乗車券を買って、ホテルから地下鉄とトラムを駆使して動き回ってみた。
ブダペストは街自体が世界遺産指定されているので、それで十分なのです。

ブダ側のモスクワ広場から地下鉄でペスト側へ。
そこから一旦夜に予定しているディナークルーズの発着場を確認。
その後歩いてショッピング街のヴァーツィ通りや聖イシュトバーン大聖堂、アンドラーシ通りなどを回る。

アンドラーシ通りは1872年に完成した全長2.3kmの大通りで、
時の外相アンドラーシ伯爵によって造られたもの。
沿道の小さな家を取り壊し、5階建の大きな家を建てて町並みを揃えたらしい。
そのため、通りの両サイドの建物の高さが全て同じ。統一感があって綺麗に見える。
劇場や大使館などもあって、ブダペストで最も美しい通りと言われているとのこと。
壊してまで揃えるって凄いね。パリの町並みを参考にしたらしいけど。
今も守っているのも凄い。一軒建築中だったけど、やっぱり同じ高さになりそうな感じだった。

そこからドナウ川に浮かぶ島、マルギット島あたりまで歩き、トラムに乗ってくさり橋を眺めながらエリザベス橋へ。

歩き疲れたので、聖イシュトバーン大聖堂前のカフェで寛ぐ。
Wifiが無料だったので、そこでノートPC開いてコーヒーを飲みながらFacebook書いたりメールチェックしたり。

最初は地元民しかいなくて、一人めちゃくちゃ浮いてたけど。
後半日本人の女の子2人組が入ってきた。
でも会話の感じから観光客じゃなさそうだったな。留学生っぽい感じだった。
ハンガリーで何を学ぶんだろうか。

トイレ入ろうとしたらPINコードが必要だと言われた。
レシートにしっかり印字されてた。面白いシステムだ。
観光地だからトイレだけ借りようとする人が多いんだろうね。

結局2時間半位居座って、カフェを出た。
クルーズまで時間があったので、ショッピング通りへ戻る。

ハンガリーも今がセール時期らしく、あちこちで「SALE」の文字。
せっかくなので何か買おうと、靴屋でスニーカー購入。

特にハンガリーのメーカーというわけではなく、普通にadidasだけど、
その店でしか買えないオリジナルデザインというタグが付いていたので。
確かに見かけないデザインだった。多分大きめのチェーン店なんだと思う。

そしてディナークルーズ。他のチームメンバー2名と計3名で参加。
2時間半のクルーズとコース料理(前菜、スープ、メイン、デザート、ドリンク一杯)、バンドの生演奏が付いて約48ユーロ。
かなりお得感があった。
料理も4〜5種類から選べるし。


何よりもやっぱりブダペストの夜景は最高!
今まで15か国以上行ったけど、No1だと思う。

建物がライトアップされていて幻想的な雰囲気。
暗闇に浮かび上がるくさり橋と王宮の丘のコラボは、現実世界でないように思わせるオーラがあります。

外で撮った写真の方が当然写りはいいんだけど、ここは敢えて船内からの写真で。


ちなみにこれも船内から。この建物はなんでしょう?


正解は「国会議事堂」。
こんなん見せられたら、どんなに経済的に優位に立とうとも、何とな〜く負けた気分になるわ…。


ブダペスト中心部を流れるドナウ川をぐるっと2周程して帰還。
料理も美味しかった〜。量が多いのは相変わらずだけど(笑)

最後は雨が降ってきたけど、景色は十分堪能したので問題なし。
帰りはトラムを乗り継いで帰宅。

そして…やってしまった。買ったばかりの靴をしっかり船内に忘れてきた(泣)
普段リュックで手ぶらなので、手に何か持っているというイメージがなく…
足元に置いていたので見えなかった…

そんなに高いものではないけど、せっかく買ったので、クルーズの会社にメールを出しておいた。
ホテルに送ってくれないか?って。料金は着払いで払うからと。
取りにいければいいんだけど、今週はずっと忙しいし、週末も出勤だしタイミングがない。
昼間はまず無理だし、オフシーズンなので夜は金曜と土曜しか運航してないみたい。

もし送ってくれないってなったら、金曜日に早目に上がれることを願うしかないな。
ダメなら諦めよう。仕方ない。

最後にちょっとコケたけど、出張中唯一の休日、十分楽しめた。
明日からまた頑張ろう。


では。