【出張】 ブダペスト その7 (観光)

今日は臨時休暇だったので、観光に出かけました。
例の60名の団体を避け、遅い時間に朝食。今日は他にも宿泊客がいる模様。

昼くらいにホテルを出て、電車に乗り、去年行けなかった"ドナウベント"のセンテンドレへ。
とても小さな町だけど、石畳が綺麗だった。

町の中心の丘の上にある教会に登ると、町が一望できる。
いかにもヨーロッパらしいオレンジ色の屋根が続き、遠くにはドナウ川も見え、いい景色。

教会前の広場では20人位の子供達が楽しそうに遊んでる。
幼稚園児?小学校低学年かな?


のんびりとした雰囲気が気に入り、しばらく広場のベンチに座って寛いでいると、
子供達が数人集まってきた。
こっちの気を引こうと、目の前をチョロチョロ。

手を振ってあげるとキャッキャッとはしゃぐ。
子供はどこの国でも純粋でかわいいね。

まだ英語は習ってないので喋れないみたいだけど、ハローとサンキューとバイバイは知っているらしく、
そればかり繰り返し話しかけてくる。
何回バイバイって言われたか(笑)
言ったわりに目の前にいるし。

5分位ジェスチャーと上記の3語のみでコミュニケーションし、立ち去る。
心があれば言葉はいらないのです。

きっと明日の学校では、「昨日変な外国人がいた!」という話題でもちきりだな。
よく考えたらマジック道具持ってたんだから何かやればよかった。
子供心に「日本人=マジシャン」の方程式を植え付けられたのに。残念。


本来は観光地だけど、今はシーズンではないので閑散とした感じ。
日本人は1組だけいた。

暗くなると面倒なので夕暮れ前に電車に乗って戻る。


その後、歩いてくさり橋を渡り、ペスト側のタイマッサージへ。
年末年始から怒涛の勢いでここまできたので、多少ほぐしておかねば。

土曜日に観光した時に、大きなカジノの脇にマッサージ屋があったのを覚えていたのでそこを目指す。
特に迷うことなく到着。

外に立派な看板が出てたので、「うん、よさそうだな」とビルのドアを開けると、
そこは外見からは想像がつかないような暗く不気味な雰囲気…。

雑居ビルというか、もはや廃墟のような感じさえする。そこの6階だという。
一瞬やめておこうかと思ったが、他を探すのが面倒なので勇気を持ってチャレンジ。
1階のインターフォンでドアを開けてもらい、これまた今にも止まりそうなエレベーターで6階へ。

降りたらそこは暗闇の世界。電気も何もついてない。まさにお化け屋敷。
右手にうっすらと見える「ENTRANCE」の文字。

おそるおそるドアを開けるとそこにはチェーンソーを持ったジェイソンが!!



…いてもおかしくない空気だったが普通におばちゃんが立っていた。
多分本物のタイ人…かな?

簡単にメニューの説明を受け、全身マッサージコースの60分を選択。
店の中もやはり暗いが、まあマッサージ屋というのは大体こんなもんかなというレベルの暗さ。

服を脱いで、薄手のシャツとズボンにお着替え。
ちなみに担当は受付のおばちゃんから若干若いおばちゃんに交代。

うつ伏せからスタートし、仰向けで…、座って…と続く。

やばい。めちゃくちゃ気持ちいい。
疲れが溜まっているからなのか、おばちゃんが上手いのか。
とにかく過去一番だったかも。

途中で地元民と思われる客2人が入ってきて、両隣でマッサージを受け始めた。
カーテンで仕切られているだけなので、声は筒抜け。

友人2人で来たみたいだが、1人はリピーター、1人はマッサージ自体が初めてのような様子で、
ちょいちょい悲鳴と、担当のおばちゃんの笑い声が漏れ聞こえてくる。
おばちゃん笑い過ぎ(笑)初めてなんだから優しくしてやってくれ。


夢見心地の60分が終わり、お会計。フォリントが切れていたのでユーロでお支払い。
30ユーロ也。安い!!

感じのいいおばちゃんだったし、とにかく気持ちよかったので、チャンスがあればまた来たいね。


夕飯はくさり橋の目の前、フォーシーズンズホテル横の日本食レストラン「京都」へ。
「KYOTO」と「京都」が両方書かれているお店。「四季の味」だそうで。
テーブルには箸としょうゆ猪口、そして「キッコーマン」」の醤油が。こだわりを感じるね。


洋服ブランドでない「スーパードライ」と、天ぷらの盛り合わせ、牛肉の鉄板焼きを注文。
天ぷらはスターターの欄にあった。

ビール(1000フォリント)と天ぷら(2500フォリント)が到着。
天ぷらはエビが3本も乗って、スターターの割には豪華。

そして…美味いっ!!
衣はサクサク、中はジューシー。日本でもそれなりのお店にいかないとこの味には出会えないなというレベル。

でも具材が偏り過ぎ。かぼちゃの天ぷら5本位あったわ。腹が膨れるって。


鉄板焼きも肉自体はまずまず。ただソースがいただけない。
甘みが強すぎる。おろしポン酢で食べたらかなり美味しいだろうになあ…。頼んだら出てきたかしら?
流石に厳しいか。言ってみればよかった。


地下鉄に乗ってブダ側へ。商店で果物とジュースを買って帰る。

部屋に入ると今日働いていたメンバーから連絡が。ミーティングがてらホテルのカフェで食事中という。
新メンバーもいるみたいなのでもちろん参加。

一人はガーナ系オランダ人で立派な口髭を生やしてる。
会の終盤、その口髭の中からガールフレンドの長い髪が出てきたと大笑い。
どういう状態だったんだ?


写真はセンテンドレの中央広場からの街並み。
中世ヨーロッパの雰囲気を残す、美しい町でした。



子供と戯れ、マッサージを受け、日本食を食べる。
心身ともに十分リフレッシュした!!

明日からまた頑張ろう!


では。