【出張】 エディンバラ その4

今日は土曜日&休暇。エディンバラ市内観光へ。

10時頃ホテルを出てまずはエディンバラ城へ。
日本語のオーディオガイドを£3で借り、中世から続く数々の戦争を乗り越え、現代までその姿を残している重厚な歴史を感じることができた。


こうやって見ると、つくづく ドラクエ だよなあ…。旗の立ち方とか。

城の中にはスコッチウィスキーの販売所や、捕虜収容所、戦争博物館なんかもある。
その中で見つけた一枚。


第二次世界大戦において、日本とドイツは憎むべき敵国であったという証拠。
ナチスドイツの旗と同列に日の丸が展示されていることに、少なからずショックを受けた。

あとはたまたま時間が合ったので、スコットランドの戦士の日常を表した寸劇のようなものをみたりして、結局2時間以上城にいた。


その後、城のすぐ隣の「スコッチウイスキーエクスペリエンス」へ。

ここはウイスキーの製造工程を樽の形をした乗り物に乗って学べるというアトラクションや、ウイスキーの試飲、購入ができる。
こんな樽に乗って移動する。


製造工程等々の細かい説明はここでは省くとして、乗り物を降りた後、スコットランドの産地によるウイスキーの味の違いなどの説明を受ける。
そしてその中から自分が選んだ1種類を試飲

スコットランド到着4日目にして、ついに待望のスコッチである。


一緒に行った同僚と飲み比べてみたが、産地で全然風味が違って面白い。
水を入れるとまた違った性格を帯びてくるし。研究のし甲斐があるね。

ここは過去生産されたものも含めて、相当数のウイスキーを保持している。ショールームの光景は圧巻。


1本しか試飲できなかったのは残念だったが、全て終わった後に小さなバーがあり、そこで好きなものを比較的安く飲めた。
そこにも300種類以上のウイスキーがあり、各産地の代表的なものを全て飲んでみた。1杯£3〜5位。

それだけ飲むと、流石に結構酔いもまわっていい気分。

休憩を兼ねてランチタイム。料理はもちろん…















スコティッシュ である。

こちらもスコッチ同様、4日目にして初めて頂く。
味はまあ…普通。スペイン料理の方が美味いな(笑)

ただ、結構本格的なレストランで、サービスはよかったが料理が出てくるのもじっくりで、食べ終わった時には16時を回っていた。
本当は、夏になるとエリザベス女王が避暑にやってくるという宮殿に行きたかったんだけど、15時半入場が最後だったので諦めた。


仕方なく、街のはずれにある丘に登り、景観を楽しむことに。


この丘の上には「パルテノン神殿」のような建物があり、以前から気になっていたのだが、今日登ってみて衝撃の事実が発覚する。

これが実際の「パルテノン神殿もどき」。パッと見は似ているが、よく見ると奥行きが全然ないし、上部の三角形の屋根のようなものもない。


建物の前に説明があり、それを読むと1800年代にやはりギリシャパルテノン神殿を模して建設が始まったらしい。

しかし、建設開始から7年、 予算がなくなったので工事が止まり、今に至る とある。





…いやいやいやいや!

まだ3分の1もできてないでしょこれ。この状態で予算切れって…。いくらなんでも見積り甘すぎ(笑)

正面から見ると立派なのに…。近現代で再建設しようという動きはなかったのかしら?
もはや「完成していない」ことで客寄せになってるからどうしようもないのかね。

「エセパルテノン神殿」は置いといて、とりあえず丘からの眺めは素晴らしい。

エディンバラエディンバラ城を初めとする旧市街が高台にあり、新市街が低くなっているため、
高い所から眺めると、趣ある建物がまず目に入ってきて景観がとてもよい。


…というわけで、丘の上から記念写真をパシャ☆ 遠くに小さく見えるのがエディンバラ城



そこから一旦ホテルに戻り、夕食へ。夕食はスコッティシュメインのレストラン。
今日は寒い中歩いたので、体が温まるスープとチキン料理をチョイス。まずまず美味しかった。

食後にコーヒーにウイスキーを入れた、「アイリッシュコーヒー」を飲む。
そんなにアルコールは濃くはないが、喉ごしはウイスキーのそれ。体が芯から温まった。


遠出はしなかったが、スコットランドの、エディンバラの魅力を十分に感じることができたかな。
明日は日曜ながら出勤日。リフレッシュできたので、また気持ちも新たに頑張りますかね。



では。




.