【出張】 エディンバラ その8

今日は臨時休暇。スコットランド北部のハイランド地方を回るバスツアーに参加。

朝7:55にエディンバラ城前集合。シーズンオフのはずなのに、バスが一杯になるくらい人がいた。
ドイツ、ポーランド、オーストラリア、香港…国籍も多種に渡る。

運転手兼ガイドのおっちゃんは、長髪でキルトを着てるから後姿はおばちゃんのよう。
ガイドも早口でガーッとがなりたてるから、正直あまり聞き取れなかった。
まだまだ精進が足りないな。

ちょいちょい挟む小ネタは結構面白く、聞き取れた時は笑えたので、もう少し英語ができたらもっと楽しめたんだろうけど。


バスは一路北へ向かう。
スターリングキャッスルを横目に通り過ぎ、一旦休憩。休憩所にはスコットランド原産の牛、「スコティッシュ・ハイランド・キャトル」がいた。
モサモサの髪と大きな角が特徴。


30分ほど休憩し、グレンコー(スコットランドゲール語で「嘆きの峡谷」の意味)へ。この時期は山々にまだ雪が残っていた。
宗教的な対立で虐殺事件があった土地ということで、PEN2の"ドラマチックモード"で迫力を出してみる。


その後昼食。イギリスらしくフィッシュ&チップスを頂く。
寒い中外で食べなければならなかったので、手がかじかんで力が入らなかった。

食後、土産屋でウイスキーのミニボトルを買い、バスの中でチビチビ飲みながらハイランドの景色を楽しむ。


そしていよいよ本日のメイン、ネス湖へ到着。

ネス湖のほとりにはアークハート城がある。城と言っても今は「城跡」という表現が正しいと思うが。
イングランドスコットランドとの間で数々の争奪戦の的となったという。


ネス湖とアークハート城をバックに記念写真をパシャ☆
一応、"ネッシーポーズ"を取ってみた。


今日の天気は物凄く、晴→雨→晴→雪→晴…と30分周期位で目まぐるしく変わる。

写真を見ると快晴のようだが、実はこの直前、直後は 豪雪、吹雪
信じられないかもしれないが、事実である。(地面が濡れているのがかすかにわかるだろうか)


昨日、天気予報を見たときに、ハイランド地方には、 傘マークと雲マークと太陽マークが全部出ていた が、まさかの的中だった。

「こんな全部出したらどれか当たるに決まってるじゃん!」と思っていたが、まさか全部当たるとは…。
BBCウェザーニュース、恐るべし。


一旦ここでバスを降り、ネス湖クルーズへ。こんな船でネス湖を30分かけて北上する。


バスの2階席(屋根なし)では、インド人と思われる家族がはしゃいでいた。
エディンバラ城にもインド人いたし、海外旅行する人も結構増えているんだなあ…


陸に戻り、土産物屋へ。昨日の宣言通り、ネッシーグッズを買ってきた。
土産物屋によく置いてある、水晶のような玉に水とオブジェが入ったやつ。去年中欧を旅した時に、全部の国でこれを買ったので引き続き。


そこからはひたすら南下。
途中多少見所の説明があったが、暗くなってきたしよく見えない…。疲れたし大半の時間は寝ていた。

そして夜20時頃、エディンバラ帰還となった。約12時間の旅。流石に体がギクシャクするね。


夕飯は帰り道にあったフレンチレストランへ。
店の前で入るかどうか迷っていたら、通りがかりのおばさん二人が薦めてくれたので、信じてみた。
ちょっと高かったけど、確かに美味しかった。食べ終わったら10時になるくらい、サーブは遅かったけどね。


明日も休暇。でももう遠出はお腹一杯なので、ホテルで静養と市内観光にちょっと出かける位にする予定。




ではでは。



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