ロンドンの車事情 その1
出張も終わり、毎日必ずしも新しいことがあるわけではないので、久しぶりに日記形式ではなくテーマ形式で。
車も買ったことだしロンドン（UK）の車事情について少し。
最初の今日は免許について。
イギリスで車を運転する場合、入国後1年以内であれば、日本の免許を持ってさえいればＯＫ。
日本で国際免許を取得してくる必要はない。
また、運転中の免許保持義務もなく、何かあった時に見せることができればよい。
道路は左通行、車は右ハンドルと日本と同じであることも手伝って、車を運転するハードルはかなり低いと思う。
旅行で来て、レンタカーを借りるのも簡単だ。
では、今回の自分のように1年以上に渡って運転したい場合はどうするか。
これは然るべき手続きを行って、イギリスの免許に切り替える必要がある。
あくまで「切り替える」のであって、試験を受けたりする必要はない。
手続としては以下の通り。（詳細はイギリスの日本大使館のページ参照）
1．日本の運転免許証を英語に翻訳してもらう
⇒ロンドンにある大使館で可能。まず日本の免許、パスポートを持って行き、申請書を現地で書いて申請。
申請から2営業日で仕上がってくるので、手数料£15（2012年）を持って取りに行く。
手数料は毎年見直される。ネットの情報を見ていると、ここ数年でだいぶ値上がりした模様。ポンド安の煽りか。
※郵送申請も可。その場合、パスポートのコピーや返信用封筒なども同封する。
2．英国免許証への切替を申請する
⇒イギリスの運転免許庁で行う。イングランド、ウェールズ、スコットランドではDVLA(Driving & Vehicle Licensing Agency）と言い、
北アイルランドではDVA(Driving & Vehicle Agency)と言う。
ロンドンでは、実はテニスの聖地ウインブルドンにあったりする。
1でもらった翻訳書と日本の免許証、申請書（D1フォーム。郵便局で入手可能）、手数料（£50位）、顔写真、パスポートを持って行く。
申請時、手数料を追加で払うと、パスポートはその場で返してもらえる。
3．英国免許証発給
⇒受取は郵送。約2〜3週間。
英国の免許の有効期間は10年。日本よりもかなり長いが、それでもEUの協定に参加する前は、なんと 70歳まで有効 だったというからびっくりだ。
ともあれ、イギリスだけでなくEU圏内で有効な免許なので、1年以内の滞在者でも取得しておいて損はないと思う。IDにもなるし。
4．日本の免許返還
⇒DVLAから日本大使館に届き、そこから郵送。
従来は返還されず、日本帰国時に再度日本の免許を発行する必要があったが、2004年11月以降、返還されるようになった。
日本政府（大使館）がDVLAと交渉した結果らしい。特別措置なんだそうだ。
これにより、英国と日本の両方の免許を同時に保持することが可能になった。
…とまあこんな感じです。
以前書いた通り、現状では1を終えている状態なので、明日の振休を使って、2の手続きをしてくる予定。
手元に暫く免許がないことになるけど、上述の通り携帯義務がないので問題なし。一応コピーだけは取っておこうかな。
日本人にとっては非常に便利なイギリスの免許制度。何といっても10年間EU内で自由に運転できる免許は魅力的。
イギリスに滞在する機会があったら、是非作っておくべき。
写真はイギリスのサッカー週刊誌、「MATCH」と「MATCH OF THE DAY」。
日本で言うサッカーマガジンとサッカーダイジェストのようなものかな。値段はどちらも£1.99。
「MATCH」の方は定期購読すると格安になるから、検討中。
明日から3連休。予定は以下の通り。
3/23（金）：TOMTOM（ナビ）受取、免許切替申請、日本からのお客様と夕食
3/24（土）：テニス（家の目の前のGoldersHillでメンバー募集してたサークルに初参加）、ナビを使って試運転
3/25（日）：お客様と車でお出かけ（オックスフォード方面）
仕事でお付き合いのある仲のよいお客様が、日本からプライベートでいらっしゃる予定。
色々ご案内して、ロンドンを満喫していって頂きたいなと思ってます。
旅行やゴルフがない限り、土日は基本的に暇なので、こういうイベントはとても楽しみです。
なんとここも見て下さっていて、「箸がなくて困ってる」という記事を見て、わざわざ持ってきて頂けるとのこと。
大変助かります。ありがとうございます。
お待ちしてますので、お気をつけていらっしゃって下さい。
今日のサッカーはドイツ杯準決勝・ドルトムントVSフュルト（2部）の録画放送。
香川は相変わらずいい動きをしてる。すっかりチームの中心だね。ドルトムントも十分強豪だけど、メガクラブで活躍する姿が見てみたい。
さて。最近寝不足気味だったので、そろそろ寝ようかな。
では。
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