免許切替申請完了!

今日は出張中の休日出勤分の振替でお休み。昨日も書いた通り、日本の免許を英国免許に切替に行く。

まずその前に朝一でAmazonで注文したTOMTOMを取りに行く。
一度配達されたが仕事中だったので、最寄りの配達センターに保管されているとのこと。不在票に書いてあった。

配達センターまでは歩いて15分位。不在票とID(パスポート)を持って朝の街を歩く。
天気がとてもよくて気持ちよかった。

受け付けはとても小さな窓口で、不在票を見せるとすぐに取ってきてくれた。そのまま受取り、帰路につく。


…あれ?パスポートは?


結局IDを見せずに受け取れてしまった。明らかに英国人じゃなかったからOKだったのかしら?

ともあれ手に入れたのがこれ!!


ヨーロッパで最もメジャーなナビ、TOMTOM である。
様々なタイプがあるが、こいつはUKだけでなく、大陸の国々の地図をカバーしている。

一緒に写したキーホルダーと比べて見ればよくわかるが、非常にコンパクトな代物。
これを窓ガラスに吸盤でくっつけて使用する。(充電しておけば歩きながらでも使える)

こちらではこういった取り外し可能なタイプのナビがメジャーである。
何故なら、車載型だと 盗まれてしまう からだ。
先進国とは言え、残念ながら日本のようにはいかないのが実情なのだ。

欧州全土で使われているため、表示や案内音声も様々な言葉が設定できる。
日本語もオプションで用意されていて、PC経由でダウンロードすれば日本語での案内も可能となる。

面白いのは「英語」「フランス語」「日本語」というような選択ではなく、それぞれの国でメジャーな人名がつけられているところ。
また、男声と女声の両方が用意されている。マイケルとキャサリンとか。そういうイメージ。

翻って日本語は何という名前かというと… 「キヨシ」 である。

何故太郎や一郎ではなく「キヨシ」なのかは全くもって不明だが…。なかなか渋くていい声を出す。


配達センターからの帰りはバスで。3駅位で着いてしまったが…

その足で免許切替の申請書を郵便局に取りに行く。
こちらでは郵便局が公共手続系の拠点として、かなり重要な役目を果たしていて、免許以外の各種申請書も手に入るものが多い。

しかし、最寄の郵便局では用紙が切れていたため、一度家に帰って、ゲットしたてのTOMTOMを駆使して他の郵便局へ。
(実際には一本道だったから案内は不要だったが)

コンビニと併設された小さな郵便局だったが、逆にそれが幸いしてか申請書は置いてあった。

引き返して自宅で記入。
内容は、申請する内容や個人情報、目が悪くないかとか過去の病歴とかそういったもの。


TOMTOMの地図アップデート等を行い、13時頃免許センターにあるウィンブルドンへ出発。
地下鉄で行けば1時間位だが、天気が滅茶苦茶よかったのでバスで行くことにした。

2階建てバスの2階に乗り込み、初春の風景を楽しむ。
一番前が空いていたのでそそくさと座ったが…暑い。南に向かって走るので、日差しを直接受けてしまう。
しかし、そこは我慢して座り続けた。今日は眺望優先である。

約2時間かかって近くの駅へ。そこから地下鉄に乗り換え目的地へ向かう。

15時頃ウインブルドン駅到着。駅は結構小さくこんな感じ。


駅前を横切る道を右に向かい、最初の交差点を右へ。ものの100m位でDVLAに着く。
1階は車の登録とかそういう系の手続き。免許関係は2階になっていた。

入り口で番号札を取り、中で待つ。混んでいることを覚悟していたが、1人しか待ち人はおらず、すぐに呼ばれた。
用意してきた申請書、翻訳書、日本の免許、パスポート、証明写真を渡す。

「OK。手数料は£50だ。ただし、£4追加すればすぐにパスポートは返却する」

もちろん追加で払うに決まっている。悩む余地はない。

「OK。手数料の支払いは隣の部屋だ。入って座って待っていてくれ」

…ということで、奥の部屋に入って待つ。こちらは誰も待っていなかった。
5分位して、係の人に呼ばれ、手数料を支払う。現金はもちろん、デビットカード、クレジットカードでの支払いも可能。
このあたり、日本の役所も見習ってほしい。

「OK。約3週間程度で免許が郵送で届くはずだ。待っていてくれ」

手続は全て完了した。あっけない位に簡単だった。


まだ15時半位だったので、せっかくウインブルドンに来たのだからということで聖地へ向かう。
駅からは結構離れていて、歩くと30分近くかかる。

途中は名門高校があったり、閑静な住宅街があったり。
日本人にとってはテニスの街だが、実際にはロンドンでも有数の高級住宅街のひとつである。


そして見えてきましたウインブルドンテニスコート


大通りに面しているわけでもなく、住宅街の中に突然現れる感じ。しかもすぐ隣はゴルフコース。ちょっとイメージと違う…

オフシーズンなのでコートには入れないが、ミュージアム等は営業してる。

セキュリティチェックを受け、敷地内へ。センターコート脇には去年のままのトーナメント表が!


チャンピオン・ジョコビッチの名が燦々と輝く。


ミュージアムも営業時間内だったが、多分また誰かと来るだろうと思い、やめておいた。
併設されたショップで小物を買って退散。滞在時間は30分程度(笑)

出るときにコートの方に行ってみようとしたらセキュリティのおっちゃんに呼び止められた。やはりだめらしい。

目の前のゴルフコースは、他にもテニスコートクリケット場もある総合スポーツ施設の模様。
テニスコートは「ローンテニスコート」とあったので、芝のコートだと思われる。一度やってみたいけどなあ…

そしてまた30分かけて駅に戻る。移動時間の方が長い…

その途中、日本からのお客さんからヒースロー到着の連絡が入ったため、そのまま宿泊されるホテルの最寄駅へ。

駅近くのカフェで時間を潰し、19時にホテルで待ち合わせ。手土産+箸を頂いた。ありがとうございますm(__)m


せっかくイギリスに来たのだから、イギリス的な雰囲気を味わって頂こうと、PUBとレストランの中間位の店へ。
しかし、入ろうとしたら店員が 「IDを見せろ」 という。

お客さんの息子さんが実は17歳。こちらではお酒は18歳からなので、年齢チェックが入ったのだ。
口頭でいいならいくらでもごまかせるが、IDとなるとどうしようもない。諦めて別の店へ。


次の店も似たような店だったが、ここはノーチェックでOKだった。
フィッシュ&チップスとビールで乾杯!(息子さんはコーラ)

ロンドン名物フィッシュ&チップスも、店によってかなり当たり外れがあるが、そこの店は当たりだった。美味しかった!

お腹一杯でホテルに戻り、ホテルのバーでスコッチを一杯やって解散。
また日曜日にお会いしましょう!



明日はテニス。現地でメンバー募集してたサークルの練習に初参加。
全く面識のない人達ばかりだから、ちょっと緊張…。コートは歩いて10分もかからないから、近くてとても良いのだけど。

久しぶりのテニスだからとりあえず怪我だけ気を付けよう。



では。


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