【旅行】 トルコ その5

今日は旅行最終日。出発の14時までフリーなので、本ツアーで初めてゆっくり寝る。
朝食が10時までだったので、9時頃起きて活動開始。しかし、天気は生憎の雨。しかも結構まとまった雨である。

傘を持ってきていなかったので、まずはホテル前の商店で傘を買う。5トルコリラ
日本で売られているような普通のビニ傘だった。

まずはスパイスバザール(別名:エジプシャンバザール)へ向かう。
トルコは公共交通機関があまり発達していなくて、地下鉄やトラムもあるが、あまり乗り継ぎが上手くいかない。

便利なトラムの路線まで20分程歩く。海沿いに向かうことになるので、結構な坂道を下ることになる。

因みにトルコの標高は平均で 海抜1,300m ほどという、意外なほどの高地である。
イスタンブールのあたりは海があるのでさほど高くないが、内陸の方はかなりの高山脈になっているのだ。

トラムのチケットはコイン型になっており、自動販売機で購入する。


日本のスイカやロンドンのオイスターカードのようなプリペイド型のタッチ式チケットもある模様。
ホームへの「正式な」入り口前に改札はあるが、トラムなので道路からホームへ直接入ることもできてしまう。
キセルし放題なんじゃ?と思ったが、実際のところはどうなんだろう。

そのままガラタ橋を渡って新市街側から旧市街側へ。
渡ってすぐの駅で降り、バザールを探すも見つからず。焼栗の屋台のおっちゃんに道を聞く。(トルコでは焼栗や焼とうもろこしの屋台がある)
ただ、あまり英語が喋れる人ではなく、ゴタゴタしていたら、通りすがりのおばさんが説明を助けてくれた。
このあたりの優しさは本当に素晴らしい。

そしてめでたく目的地へ。
2日目に行ったグランドバザールよりも小ぶりだが、観光客だけでなく地元の人達も買いに来るところなので、値段は若干安め。
それでも日本語での客引きは凄いけどね。
稲本や佐藤琢磨GLAYTAKUROやサッカー監督の カペッロ までもが訪れていた店があった。
日本人はまだしもカペッロは何故(笑)?でも実はそこが一番凄いという…
その店でカラスミを試食したが、それは美味しかった。

昨日までで買い物はほぼ済ませていたので、会社へのお土産のチャイだけ買って終了。
後は屋台でケバブ飲むヨーグルト付で4.5トルコリラ

トルコ人はヨーグルトが大好きで、飲むヨーグルトもあるのだが、奇妙なことに甘い味は好きではないらしく、むしろ塩が入っていたりする。
慣れれば美味しく感じるのかもしれないが、どうにも違和感のある味だった。


次の目的は「サバサンド」。その名の通り、鯖が挟まっているサンドイッチ である。

何故か船の上で焼いて地上で食べるスタイルの店が多い。
別にその場で釣るわけじゃないんだから無理に揺れながら船の上で焼く必要はないと思うのだが…。


そしてこれがお待ちかねのサバサンド。フランスパンのようなパンに鯖とタマネギとレタスが挟まっているだけという、至ってシンプルな一品。

ここにお好みで塩やレモン汁をかけて食べる。一見、グロテスクに見えるが実は味は結構良い。

ただ、冷めると強烈に生臭くなる ので、熱いうちに食べた方がよいと思う。
8年前に来た時に食べていたので、今回は自分では注文せず、少しもらうだけにしておいた。8年前と変わらぬシンプルな味。

そこからガラタ橋下を歩いていき、「水タバコ」が試せる店を探す。
いくつかの喫茶店で扱っていたが、値段が一番安かった店に入店。結構高くて、15トルコリラ位する。

そしてこれが水タバコの機械。


一番上の金属のカップに木炭が入っていてそれが火になる。その下にアルミを敷き、香りを付けたタバコの葉を乗せる。
土産物屋で見た限り、煙草の葉をジャムにつけたようなしっとりとした感じ。

一番下の部分には水が入っていて、炭火で熱せられた煙草の葉から煙が出て、それが水の中を通ることによってタールなどが溶けだす。
結果として非常にマイルドな煙になって、口元に届くという仕掛け。
でも1本?で普通のタバコの何倍も長く吸えるから、結果的には人体への影響は普通のタバコ以上に悪いらしいけどね。

甘みのある軽い煙なので、少しであれば楽しめる。


これで今日の目的はすべて達成。ホテルへの帰路に着く。

本当は別のトラムに乗って戻りたかったが、チケットの値段がその路線だけ違っていて、お金が足りなかった。
止む無く降りしきる雨の中を徒歩で戻った。

14時にホテルを出発し空港へ。5日間の冒険もこれで終わり。
全体的に充実したいい旅だった。気球も含めてすごく楽しめた。

それもこれもガイドさんのおかげによるところが大きい。語学力も問題なく、説明の知識もユーモアセンスも良。
そんな素敵なガイドさん、イルカンさんと記念写真をパシャ☆


帰国便の中でKindleで読んでいた本を読み終わってしまった。面白かったのにちょっと納得のいかない結末。
最近上手いまとめかたの本に出会っていないなあ…。とりあえず次の本を探さねば。


ヒースローでは名物の 「入国審査渋滞」 を覚悟していたが、連休の最終日とあって、万全の体制が取られていた。
窓口も沢山空いてるし、順番の案内人も2名もいた。やればできるじゃん!!

ロンドンも雨。雑然とした取ることは違い、理路整然とした街。

ヒースローエクスプレスで街中に戻り、そこから地下鉄を乗り継いで帰宅。


大量の郵便物を恐れていたが、それもお休みだったようで1通しか届いていなかった。
その中身は…明日に回します。


さて。イースター休暇も終わってしまったな。次は5月の3連休か。どこに行こうかな。



ではでは。




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