【旅行】 ベルリン その2

ベルリン2日目。昨日ベルリン市内はほぼ回ってしまったので、今日はポツダムまで足を伸ばす。

あの有名な ポツダム宣言ポツダム である。

朝8時半頃に起きて、ホテルで朝食を済ませ、9時過ぎに出発。
ベルリン中心部からは電車(Sバーン)で30分程度。昨日買ったベルリンウエルカムカードABCエリア版で交通をカバーできる。
ポツダム中央駅からは徒歩で移動。

まずはプロイセン王フリードリヒ大王が愛したサンスーシ宮殿と庭園。
王自らが設計に携わったというこの宮殿は、約2.5キロものメインストーリトを持つ庭園に囲まれている。

宮殿


庭園(ごく一部)


2.5キロ続くメインストリート


庭園の一番奥にある新宮殿


豊かな自然の中を歩くのはとても気持ちがいい。

まあこの時点で駅から庭園の入り口までの約1キロと、庭園を行って来いの約5キロ、計約6キロを歩破 しているわけだが…。


そこからまたさらにポツダム会談が開かれたツェツィーリエンホーフ宮殿までの約3キロを歩破してやった。
途中、道に迷ったりしたので、ポツダムだけで10キロは軽く歩いた と思う。
流石に足が痛くなった。


ツェツィーリエンホーフ宮殿に向かう途中で昼食。バーガーにジャーマンポテトにビール。
こんなの不味いわけがない。



そしてここがあのポツダム会談が開かれたツェツィーリエンホーフ宮殿。


ここはオーディオガイド付で見学できるので中に入ってみる。
ポツダム会談が開かれた部屋は当時の様子を再現していて、米・英・露3国の国旗が中央のテーブルに掲げられている。


ここで米・トルーマン、英・チャーチル、露・スターリンによる首脳会談が行われたのだ。
オーディオガイドには当時の通訳担当の話などもあり、会議の様子を生々しく伝えてくれる。

広島・長崎への原爆投下の後、更なる原爆投下を防ぐ唯一の手段は日本の全面降伏しかないというトルーマンの演説も聞くことができる。

歴史の大きな1ページの舞台となった場所に立ち、今こうして平和に観光に訪れることができている喜びを感じた瞬間だった。


帰りはバスとトラムを乗り継いで駅へ向かう。
こちらの交通機関は 英語の説明が一切ない ので、乗る時に本当に気を使う。
かろうじて電車が終点に着いた時に、英語でも放送があるくらい。
この点では、日本の方がよっぽど良心的だと思う。

時刻は16時頃。
まだ観光を続けられる時間なので、ベルリンに戻り、ベルリン動物園とカイザー・ヴィルヘルム記念教会に行くことにする。

ドイツで初めての動物園として1844年に開園したベルリン動物園。ここでもベルリンウエルカムカードの割引は効く。
一番人気はシロクマのクヌートらしい。


1500種、1万4000匹の動物がいるらしいが、時間が遅かったからかライオンやキリンには会えず。
象やパンダは見ることができた。

童心に帰ったところで、カイザー・ヴィルヘルム記念教会へ。

徒歩5分程度のはずである…が、探せど探せど見つからない
都心にある教会なんていう目立つ代物が見つからないってどういうこと?

…とふと壁を見ると、なんと 現在修復中 の連絡が!
全体を白い壁で覆ってしまっていて、一見すると普通の建物のように見えるが中は教会だったらしい。

この協会は1943年の空襲で破壊されボロボロになったが、戦争の悲惨さを伝えるモニュメントとして、修復せずにそのまま保存されていたらしい。
流石に崩れる危険性が出てきたのだろうか?残念。

仕方なく諦めてレストランで夕食を取り、ホテルへ戻る。
夕食はドイツ料理の店で煮込み料理だったが、美味しかった。ビールも最高☆


いや〜今日は歩いた!足がパンパンだ。
明日は9時半の飛行機。往路ほどではないが十分早いので観光せずにタダ帰るだけ。
まあ2日間で十分堪能したから満足ですわ。


旅行中は英語はお休みします。あしからず。



では。


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