【旅行】湖水地方 その2

湖水地方2日目。今日は朝から快晴。両親は朝食前に高台に登って360度のパノラマを堪能してきたらしい。
もちろん若人の自分たちは爆睡中。

朝食は8時半。トラディッショナル・イングリッシュ・ブレックファスト。
朝食を食べるダイニングはとてもおしゃれで、細かいところにまでこだわったインテリア。


ソーセージにハム、目玉焼き、焼トマト、そして大豆のケチャップ煮。イングリッシュブレッドやコーンフレーク、コーヒーと一緒に頂く。
おばあさんの手作りの料理はとても温かく、愛情を感じる味だった。昨日の夕飯とはうって変わって美味しい料理で一日のスタートを切る。

10時前に車で出発。まずはピーターラビットの著者、ビアトリクス・ポッターのミュージアムへ。

誕生秘話や作者の生い立ち、作品に登場するキャラクターの模型など、展示物は多肢に渡る。
ピーターラビットがメインキャラクターなのかと思ったら、そういうわけでもなく、
実は 他のキャラクターの話も沢山あった ということを初めて知る。

展示物はみんな可愛く愛らしくできており、日本人観光客が多いのか日本語の説明も用意されていた。


リアルさと可愛らしさのギリギリの線 を上手くついてるなと思う。



そこから車を少し走らせ、今度は 湖を車ごと渡る
カーフェリーが定期的に出ているのだ。車ごとフェリーに乗り込み、そのまま湖の上を通過する。



反対岸に到着後、ビアトリクス・ポッターが住んでいたという家を訪問。
絵本に出てくる建物、家具がそのまま残されていて、各部屋に登場するシーンが載っているページが開かれたまま絵本が置かれている。
1900年代前半の話なので、100年以上そのままの状態 で残されているということだ。

実際、絵の通りにそのまま見ることができて、ポッターが本当に動物たちと一緒に生活していることを想像しながら書いていたんだろうなあということが窺える。


嫁さんがこれにエラく感動していて、ショップで絵本を購入していた。
確かに、絵本の中に出てくる風景がそのまま現実として存在しているという光景はなかなか面白いものだった。

庭にはウサギも飼われていて、まさにピーターラビット。観光客も絶えず訪れる名所となっていた。


そこから少し北に車を走らせ、ビアトリクス・ポッターの原画が見られるという博物館へ。
当初は白黒のまま絵本も出版されていて、カラーになったのは何年も先の話とのこと。白黒時代の直筆の絵でストーリーが追えるという演出。


その後は日本のテレビでも紹介されたというジンジャーブレッドの店に立ち寄ったり、街でパスタを食べたり。
ガイドブックにも載っている歴史ある有名なアイスクリームも食べてみた。

そして最後は遊覧船に乗って1時間弱の湖クルーズ。


途中、いかにもイギリスらしく雨が降ったりやんだりしたが、陸には虹がかかっていた。


45分のクルーズのはずが、終了時間間際になっても港に戻る気配がないな〜と思っていたら、
手漕ぎボートのレンタル客が、何らかのトラブルで戻れなくなり、それの救助に向かうというハプニング。

結局様子を見ただけで特段何も救助活動はせずに戻ったが、途中で救助隊の船と口頭でコミュニケートしたりしていたので、やはり何かあったのだろう。


10分程遅れて港に到着。

ホテルに戻って一休みした後、夕食へ。昨日予約で一杯で食べられなかった魚料理のレストラン。
前菜にエビと小魚のフライを注文。メインはホタテ、鮭、白身魚
予約で一杯になるだけあって、とても美味しかった。

付け合せの野菜がまた美味しく、ジャガイモ、人参、いんげんなどメインそっちのけで食べたくなるレベル。
量も十分で、大満足のディナーとなった。

店員さんもユーモアセンスたっぷりで、大分笑わせてもらったわ。


部屋ではウインブルドン。女子決勝はセリーナが勝ったね。2年ぶり5回目の優勝とのこと。これで完全復活か!?



さて。明日はロンドンに戻れねばならぬ。
途中、リバプールとチェスターに寄りたいということなので、再びアッシー君の大活躍となるだろう。


…ということで明日も運転が大変なのでもう寝ます。



では。


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