ギャンブラー

金曜日。今日はかなり蒸し暑い。

昨日なでしこが負けて残念だったが、もう一つ残念なことが…

以前からイギリスの人達が賭け事好きであることは書いてきたが、遂に 賭けデビュー してみたのだ。

William Hillという有名な賭け事専門の店があり、様々なスポーツに対する賭けを開催している。
ロンドン市内ならどこでも見かける超有名店。マックよりも頻繁にあるかも。

調べたらオンラインショップもあって日本語も対応していることが判明。
http://sports.williamhill.com/bet/ja


兎に角何でも賭けの対象になって、しかも単純な勝ち負けだけでなく様々な切り口で賭けることができるのが特徴。

例えばサッカーだったら、


・前半終了時点でどっちが勝っているか
・90分の時点でどっちが勝っているか
・最終的にどっちが勝っているか
・最終スコアがいくつか
・両チームとも得点するか
・ファーストゴールは誰が決めるか
・MVPには誰がなるか

等々…ひとつの試合で凄い数の賭けが成り立っている。
1口1ポンドから購入できるので気軽に参加できる。

そして次が一番面白いポイントなのだが、 購入した時点で当たった時の金額がわかる こと。


日本の競馬なんかだと、受付を締め切ってから最後に配当が確定すると思うが、そうではない。
どういうロジックかはわからないが、今後どのような買われ方をするのか不明なのに、買った時点で配当金が決まるのだ。

だから全く同じ選択肢を同じ金額だけ購入しても、今日買った人と明日買った人では配当金が違う ということになる。


下手したら親が大損することもありそうなもんだが、その辺は統計学やら取り分の比率設定やらで回避できるということなんだろう。


そのため、オリンピックの優勝国予想も、開幕前はもちろん、試合が進んで行く中でも、残り2チームになっても買えるらしい。
もちろんその分配当は低いんだろうが…


…とうわけで、決勝当日(昨日)に「90分終了時点で日本が勝っている」に10ポンド賭けたのだが、見事に外れてしまったわけだ。
ちなみにもし当たっていれば配当金は35ポンドだった。3.5倍だね。アメリカの方が人気があった模様。


サッカーは外れてしまったが、ゴルフの全米プロの優勝予想も買ってみたので結果が楽しみだ。

ウッズ、アダム・スコット、ルーク・ドナルド、ババ・ワトソン、セルヒオ・ガルシアにそれぞれ2ポンドずつ。
購入理由は、ウッズはまあ当然として、スコットは全英の悔しさを晴らして欲しいという思いから、
ドナルドはイギリス代表、ワトソンはレフティ&飛ばし屋、ガルシアは「神の子」だから…というまあどうでもいいもの。

ウッズは流石の7倍だったが、その他の選手は30〜50倍だったので、当たればそれなりの儲けになるハズ。


本当は遼くんも買いたかったんだけど、そもそも 選択肢に名前がなかった ので買えず…。
日本人以外にはまだまだ無名なんだろうな。

昨日の初日で上位に食い込んだので、今日は名前があったらしい。まだ100倍位のオッズみたいだから、やっぱり大穴扱いだね。
初日はマキロイが首位だったけど、果たして…


写真は優勝を決めたあと日の丸を掲げて走り回る吉田選手。



<今日の英語>−特に−

in particular

「特に、〜は〜である」という文章を英訳する場合、日本人は「Especially, 〜」としがちだが、(自分もよくやる)
especially には一語で句として働く慣用はないらしい。
文頭で書くのであれば「In particular, 〜」であれば句になり得る。

もしくは普通に副詞として動詞を修飾する形であれば、当然 especially や particularly も使用可能。


especially を文頭で多用していたことに対する戒めも含めて備忘録。



さて。週末だ。
明日は久しぶりのテニスと、IKEAに小さい棚や小物を買いに行く予定。
日曜日は特に予定なし。ダラダラしながらゆっくり休息にあてよう。大分長いこと休んでいない気がするし。


では。

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