【旅行】スイス 番外編
火曜日。久しぶりに出勤だが、今日はスイス旅行のまとめを。
スイスに行って率直に感じたことを徒然なるままに書いてみる。
1.物価が高い
これは本当にびっくりした。特に食費。レストランでは昼食で2000〜2500円位が相場。
スーパーなどで売ってる、コッペパンにハムやレタスを挟んだだけのシンプルなサンドイッチ6〜7スイスフラン(約500〜600円)。
マックは見なかったが、バーガーキングの安いセットで14フラン(約1200円)位。
大体2〜2.5倍位か。
2.地上交通の発達
電車、トラム、バスを合わせ、地上交通の発達という点では今まで訪れた国の中で一番だったように思う。
逆に地下鉄は全く見ることがなかった。
調べてみると、2008年に初の地下鉄が開業したということ。それもジュネーブやチューリッヒでなく西部の都市ローザンヌで。
トラムがないロンドンも欧州の大都市としては特殊だが、地下鉄がない大都市というのも相当珍しいのではないだろうか。
地下鉄がない理由は不明。地上交通で十分なのか、地盤が固いのか…
3.永世中立国
欧州の歴史を語る上で、「戦争」は避けて通れない話題。
どこの国に行っても、「戦争の傷跡」「戦争で焼失」「戦後復旧」等々のキーワードが観光名所に少なからず出てくるが、
永世中立の維持に成功したスイスでは、そういう類のキーワードは全く見なかった。
欧州の中心に位置していながら、これは本当に奇跡的なことだと思う。
4.治安のよさ
生活水準の高さ、政府の補填による貧富の差の少なさなどもあり、スイスの治安はとてもよい。
実際、街を歩いていても物乞いや押し売りの類は一切見なかったし、道や公共施設も綺麗だった。
バーゼルだけは若干暗い雰囲気があったが、フランスやドイツと国境を接していることから他国からの流入等が多いという背景もあるんだろう。
5.大自然
スイスと言えば自然。そんなイメージが簡単に湧く位、特に高原地方の大自然は素晴らしい。
欧州と言えば歴史的建造物を見て回るというのが一般的な観光パターンだが、スイスに関しては建物よりも自然に目がいく。
スコットランドのインバネス(ネス湖など)もよかったが、スイスのマッターホルンをはじめとしたツェルマットの雰囲気には敵わないね。
大きくはこんなところかなあ…。チーズが美味しいとか、高級時計とか、細かいことは他にもあるけど。
あ、あとビールなどの低アルコール飲料とウイスキーなどの高アルコール飲料では年齢制限が違い、
州によってバラツキはあるが、低アルコールは14〜16歳頃 から、高アルコールは18歳頃から飲めるとらしい。
煙草に関しては、なんと 年齢制限すらない という。
高校の校門に普通に灰皿が置いてあるとか…
他の国はあまり調べてないが、欧州の人達が大人びて見えるのはこういう背景もあるのかもね。
チューリッヒ、バーゼル、ベルン、ツェルマットと4つの都市に行ったわけだが、おススメは 断トツでツェルマット。
他の3都市もそれぞれ綺麗で気持ちがいいが、他の欧州の国々と大きな違いがあるわけではない。
ツェルマットにはスイスにしかない雰囲気と大自然がある。自動車を排除しているので空気も本当に綺麗だし、街が静か。
そして是非夏に行ってハイキングにトライすべし。あれを経験しないと魅力半減。行った意味がないと言っても過言ではないと思う。
平坦 or 下り坂の道で構成されるコースも沢山あるので、老若男女関係なく楽しめるハズ。
ちなみに、赤ちゃんを背負ったまま ハイキングしてる強者もいたが、流石にあれはやり過ぎかな…。
ともあれ、他の欧州諸国とは一風変わった魅力のある国なので、一度は訪れてみる価値があると思います。
旅行を計画している人がいたら、是非候補に入れてみて下さい。
写真は機内で出た軽食のサンドイッチ。コッペパン&チーズのシンプルサンドだが、やたら美味い。
ただし、街中で買ったらこれでも5〜6フラン位するけどね…
<今日の英語>−過去形と現在完了形−
didn't : never do in the future
「やらなかった(これかもやらない)」
haven't yet : will do in the future
「まだやっていない(これからやる)」
同じ否定でも、未来まで見るとニュアンスが異なってくるということ。
現在完了のニュアンスは本当に難しいね。
さて。明日はパラリンピックの開幕日。
流石にオリンピックほどは盛り上がってないけど、思っていたよりは盛り上がっているかな。
何かしら観に行きたいんだけどチケットが手に入らないんだよね…。
では。
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