USオープン
木曜日。今日も暖かくいい天気。
最近はテニスのUSオープンがやっているので、毎晩観戦中。
錦織はビッグサーバー・チリッチに負け、ベスト16進出はならず。
そのチリッチはマレーから第1セットを奪い、第2セットも5-2リードまでいったのにそこからタイブレークに持ち込まれ奪われてから失速して敗退。
そして何と言っても今回は アンディ・ロディックの引退 でしょう。
サンプラスとアガシの後を継いで、アメリカNo.1選手として長きにわたって活躍した名選手。
パワフルなストロークと、弾丸サーブでデビュー当時は鮮烈なイメージを残した。
1世を風靡したバボラのピュアドライブを広めたのは彼の功績が大きいだろう。
2003年には全米OPENで優勝し、20歳2か月という史上2番目の若さで世界ランキングNo1に。
その後輝かしい栄光の歴史が待っている…と思いきや、彼が不運だったのはキャリアがフェデラーの全盛期に被ってしまったこと。
ウインブルドンでは3回、全米でも1回と合計4回もグランドスラム決勝に進出していながら、
全てフェデラーに敗れている。
そんな彼に最後に引導を渡したのはオリンピックで錦織を破ったデルポトロ。
ちなみにデルポトロは2009年に同じく元世界No1のマラト・サフィンにも引導を渡している。そういう運命なのだろうか?
そしてもう一つの衝撃は フェデラーの準々決勝敗退。8年連続でベスト4に進出していたが、記録が途絶えてしまった。
倒したのは難しい発音のチェコのトーマス・ベルディハ。準決勝でマリーと対戦する。
ベルディハはマリーを得意にしていて、ビッグ4の他の3人(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ)には大きく負け越しているにも関わらず、
マリーには4勝2敗と勝ち越している。
フェデラー、ナダル不在でマリーの初優勝に期待がかかるが、果たして…
もう一方の準決勝はジョコビッチ対フェレール。
フェレールとティプサレビッチの準々決勝は、ここ最近みた試合の中で一番激しい試合 だったと思う。
物凄いストロークの応酬だった。
6-3, 6-7 (5-7), 2-6, 6-3, 7-6 (7-4)の激戦で、勝ったフェレールが「テニス人生の中で最も感情的な試合の一つ」と言っていた程。
マレー、ジョコビッチ、フェレール、ベルディハ…誰が最後に笑うか楽しみだ。
女子ではイギリスの新星、ロブソンの快進撃。弱冠18歳。
ウインブルドンでマリーと組んで準優勝を成し遂げた勢いそのままに、
ロディック同様この大会限りでの引退を表明していたクライシュテルスに引導を渡す金星を挙げると、
その次の試合では全仏優勝経験もある中国のナ・リにも勝利。
今テニス界で一番勢いのある10代と言える。
当然こちらでの報道も凄くて、新聞では連日大きく取り上げられていた。
ただし、100年近くもNo1選手を出していない国だからなのか、「次代のNo1になるというのは気が早い。トップ10には入るだろうが」と慎重な論調。
そう言えばクライシュテルスもピュアドラ使いだね。男女のピュアドラ使いの代表格が揃って引退か…。
まあその他は試合を見てても相変わらず ベースラインからパカパカ打ってミス待ち の面白くない試合ばかりだね。
もっと個性のある選手出て来いや!
ところで、試合とは全然関係ないが、こっちのテレビ放送(SkySports)の解説者が、
ボリス・ベッカーとグレッグ・ルゼドスキー という懐かしい2人。
マリーの前のイギリス人選手と言えばティム・ヘンマンだと思ってたけどルゼドスキーもいたんだよね。
サーブがやたら速い左利きの選手という印象しかないが、実は1997年に全米OPENの決勝に進んでいることを知る。
ヘンマンは一度も決勝に出ていないから、マリーの前に最も優勝に近づいた選手ということに。
ちなみにそのときルゼドスキーを倒して優勝したのは、パトリック・ラフター。
サッカーだとリネカーとかロイ・キーンとか、昔の名選手を沢山見ることができて試合以外の部分も面白い。
写真はコロッセオの前にいた新婚夫婦。
ローマではこういう風にタキシードとドレス姿の結婚式かと思われる男女が結構観光名所を歩いていて、
ここ以外にもサン・ピエトロ広場の中でも見かけることができた。どういう風習なのかね?
<今日の英語>−共感表現−
- That's wonderful!
- Fantastic!
- How amazing!
- Great!
- How terrible!
- That's awful!
- Oh no!
- That's dreadful!
- That's unbelievable!
- How incredible!
英語でやったテーマのまとめ。
さて。明日は金曜日。今週初の英語レッスンがある。
乗り越えれば週末か。最後もうひと踏ん張りだな。
では。
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