UKクオリティ再び
土曜日。今日もいい天気。夏がもう一度来たかのような日差しと気温。
そんな中、約1ヶ月ぶりのテニス。
思っていたよりは普通に打てて、気持ちよく汗を流す。ただし、先日張ったガットが切れてしまった。
やっぱりマルチフィラメントは耐久性にやや劣るね。
テニス後皆でPUBに行ってテラス席で1杯。運動後の1杯は最高☆
1時間程盛り上がって解散。
家に帰って着替えてMOTが終わった愛車を取りに行く。
ピカデリーラインの終点近くのSouthgateという駅まで1時間弱の旅。
駅に着いてショップに電話。5分程で迎えに来るという。
すぐに見つかるかな〜と思って待っていたが、近づいてきたことがすぐにわかった。
なぜなら 自分の車が近づいてきた からだ。
客を迎えに来るのに客の車を使うという…。
前回MOTに出した時もそうだったが、日本では考えられないやね。
まあ特に実害はないから別にいいけど。
ショップに行って点検内容の説明などを受け、料金の支払い。
点検料と部品代等で450ポンド程。痛い出費だが、これで帰国までMOTはないはずなので仕方ない。
支払いを終えて自宅に戻る。
昼食は近所の日本食レストラン「eat東京」。
ココは比較的安くて美味しいのでいつも賑わっている。
今日は幸い最後のテーブルに座れたが、その後も客は来続けて何組か待っていた。
ランチの目玉は MANPUKU-SET という寿司盛り。
握り寿司と鉄火巻きの盛り合わせ。本当に満腹になるくらいあって10ポンド。
夜になると値上がりするメニューなので、昼に食べるのがお得。
ちなみに嫁さんは天丼を注文。こちらもボリューミーで食べきれない位。7ポンドちょっととこちらもお安め。
お腹も膨れたところで、車でお出かけ。
まずはガットを張りに前回とスポーツ店へ。今度はバボラのプロハリケーンツアー1.25+エクセル1.30のハイブリッドにした。
耐久性やスピン性に影響する縦ガットはポリエステル、反発性や衝撃吸収性に関わる横ガットはナイロンのマルチフィラメント。
ポリガットはあまり好きじゃないけど、ハイブリッドなら多少打感の悪さも緩和されるかなと。
最後は横ガットが切れるパターンだろうな。
車に戻って出発…と思ったところで アクシデント発生！
燃料系の横の警告灯が赤く点滅しているではないか。これは…恐らくオイルランプ！
点検が終わったその日のうちに問題が発生するという、これぞTHE UKクオリティ！
納車の時もいきなりパンク警告ランプが点いて焦ったが、まさか再びやられるとは思わなんだ。
すぐにショップに電話して確認。（もちろん英語）
「何か変な警告ランプが点いてるんだけど…」
「マニュアルはあるか？」
「いや今は持ってない」
「写真を撮ってメールで送ってくれ」
「いやすぐに直して欲しいんだけど。今日は何時までやってるの？」
「17時だ。近くに住んでいるのか？」
「30分以内には行けると思う。今から行っていいか？」
「OK。待ってる」
…というわけで、急遽ディーラーへ。この時点で16時半。
30分で行けるかどうかはギリギリのラインだったが、何とか到着。
「うむ…恐らくオイル漏れだな…」
「明日車で空港に行かないといけないからすぐ直してくれ」
「すまん、今日はエンジニアがいないから直せない」
「は！？じゃあ代車を貸してくれ」
「代車はあるが…土曜日なので保険をかけられない。ぶつけられた場合は大丈夫だが、ぶつけたらアウトだ」
「何か手はないのか？」
「ロードサービスには入っているか？」
「ああ、RACに入ってる」
「OK、それを使って修理車を呼ぼう」
ロードサービスに電話するオッチャン。事情を説明し来てくれるように依頼。
45分位かかるというので、一旦ディーラーを出て近所を散歩。
マックがあったので、シェイクを飲みながら待機。
ちなみにこっちでは「マックシェイク」という名前ではなく、「ミルクシェーキ」だった。味は同じ感じ。
時間になったのでディーラに戻る…がまだ来ていない模様。店内で待つが来る気配なし。
そのうちディーラーの人がしびれを切らし、再度ロードサービスに電話。
数分会話を交わした後、言った言葉が衝撃的。
「あと1時間から1時間半くらいかかるらしい」
…は！？45分って言ったよね？あと1時間ってどういうこと？
「今日は暑い。暑い日は故障車が多くなる。だから修理車が出払っているみたいなんだ」
はあ…暑いねえ…確かに暑いけど…
「逆に寒い日はエンジンがかかりづらくなってやっぱり忙しくなる。完璧な天気じゃないとちゃんと動かないんだ。ハッハッハッ！」
いやいや 「ハッハッハッ！」じゃねーだろーが！
時間がかかるのはいいけど最初から正確な時間を伝えてくれ。なんなんだよもう…。
「どうする？待ってもいいが、待った挙句直らないという可能性もある。月曜日になればエンジニアが来るから最優先で対応する」
「いつ受け取れるんだ？」
「恐らく大きな問題ではないはずだから、月曜の夕方には渡せると思う」
待って直らないというのは最悪のシナリオなので、仕方なく置いて帰ることにした。
明日は嫁さんのお母さんが来るから迎えに行く予定だったんだが、電車で行ってCABで帰ってこよう。
駅まで送ってもらい（今回は担当者の車で）、地下鉄で帰宅。
途中までとても充実した休日だったのに、最後にUKクオリティを食らって台無しになってしまった。
皆さんも車の点検時はくれぐれもご注意を…
写真はヴェネツィア広場の宮殿にあったカフェ前にやって来たカモメ君。
何故か全然逃げなくて、皆に写真を撮られる人気者になっていた。
＜今日の英語＞−肌色−
日本人位の肌の色： olive, natural tanned
yellowは差別用語なので使わない方がいいとのこと。
さて。明日は日曜日。
散髪に行った後、ヒースローへお迎えに向かう予定。
本当は車だったんだけどねえ…残念。
では。
