全英女子OPEN

日曜日。今日はやや雲が多く今にも降り出しそうな天気。

全英女子オープン観戦のため、朝8時に出発。
今回の会場はロイヤルリバプールゴルフクラブ

M1からM6に入りひたすら北上する。途中何回か休憩を挟み、昼食も取りつつ13時頃到着。
オフィシャル駐車場の券も持っていたので、コースのすぐ脇に駐車できた。


コースは天候の悪さも相まって流石全英オープンといった迫力。


イギリスでは女子ゴルフはあまり人気がないのか、場所が遠いからなのか、思いの外会場はスカスカだった。
一応4大大会の一つなのにねえ…。
まあ「全英リコー女子オープン」とスポンサー名が入っているところからも、入場料が少なくてやっていけないのかなという気はするけども。


4つある駐車場のうち、1番ホールと18番ホールに一番近いところだったので、上がってくる選手やこれからスタートする選手、
つまり結構ゆったりしている選手たちを見ることができてラッキーだった。

今回は2日目が強風のため中止になり、最終日に36ホール回る という変則ルール。
そのため、18ホール回った後に一旦スコア報告をして1番ホールに戻っていくという流れになる。
その間は比較的選手を間近に見ることができる。


…というわけで、藍ちゃん にもこんなに接近できたり。


ちょうど上位陣が18番を上がってくる頃だったので、宮里美香&優勝した申智愛 がいる最終組や…


"ピンク"のポーラ・クリーマー


優勝3回のカリー・ウエブ などの有名選手を次々と見ることができた。


PUBやショップなどのブースもあり、優勝トロフィーを掲げて写真撮影ができるスポットも。


ショップで記念のグリーンフォーク&マーカーを買って退散。
記念とは言え、年数は書かれていなかったので毎年同じデザインな気がするが。

本当は最後まで居たかったところだが、天候が悪くなってきたことと、
嫁さんのお母さんと妹はそれほどゴルフに興味があるわけでもないので、次なる目的地・ウェールズへ向かう。


1時間半程車を走らせ到着した、19世紀の香り漂う海辺の保養地スランディドゥノは、ウェールズの北部海岸にある街。
不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルが物語のモデルとなったアリス・リデル一家と休暇を過ごしたところだという。

基本的にはリゾート地だが、外国人観光客には馴染みが薄く、イギリスの避暑地という雰囲気。
しかし看板に英語と並んで ウェールズ語の表記 があったり、独立心の高さが垣間見える。


着いたときにちょうど雨が激しくなり、しばらく車で待機。
弱まったところで車を出て街中を散歩してみたが、再び雨が強くなってきたので喫茶店で一服。

リラックスしている間に雨が止んで晴れ間が覗くというのは、UKであることに変わりはないことを感じさせる。
ただ、ロンドンやイギリスの他の街とは一線を画す独特の街並み。




湾曲する長いビーチに沿ってヴィクトリア様式のホテルが並ぶ景色は圧巻。


更に、雨上がりの空には大きな虹がくっきりと。



正直国数を稼ぎに来ただけのつもりでいたが、思ったよりも全然素敵な街でもう少し長くいてもいいかなと思わせる雰囲気だった。
とは言え、ここから4時間かけて帰らねばならないので、17時半頃には出発。


帰りは渋滞&大雨に見舞われ、湖水地方に行ったときを思い出すような状態に。
今回はそれに加えて「暗闇」という要素もあって、運転のしづらさはこの上ない。
街灯のない個所も多々あって、かなりの集中力を必要とした。


命からがら自宅に到着したのは22時を少し過ぎた頃。

夕食はスイスのスーパーで買ってきたチーズを使ったチーズフォンデュ
ただし、フォンデュ用の鍋はないので、電気コンロで暖めて溶かしたチーズを鍋ごと食卓に運び、皆で一気に食べる という強硬策。


本当はろうそくを買って帰って来たんだが、なんと家中どこを探しても 火がない という事実に気づき、点火できなかったのだ。


食べ方は多少荒かったが、味は最高!
流石本場のチーズだけあって、何と合わせても癖がなく美味しく仕上がっていた。

大忙しの1日だったが、お母さんと妹さんも楽しんでくれたみたいなのでよかったなと思う。
これにてアッシー君の仕事もひと段落だね。


<今日の英語>−電話をかける−

I'm ringing/calling to 不定詞〜 : 〜のために電話しています。(用件を伝える)

ビジネス電話ではHow are you?に対して、実際は体調が悪かったりしてもFineやGoodで答えるのが普通とのこと。
何故ならその流れは社交辞令であって、本当に体調を気遣っているわけではないかららしい。



さて、明日からまた1週間。今週もフルで5日だからしんどいねえ…
アッシー君のダメージも多少残りそうだが、気合い入れて頑張っていこう。

ではでは。

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