JAPANは何語?
月曜日。今朝もなかなかの冷え込み。このまま一気に冬に向かっていってしまうのかなあ…
仕事をこなして定時後にはエイドリアン先生の英語レッスン。
冒頭のアイスブレイクで思わぬ出来事が。
テキストのコピーを忘れてしまったというので会社のコピー機(RICHO製)で印刷してあげていると、
先生のオフィスでもRICHOの使っているという話に。
「RICHOは日本の会社だって知ってる?」
と聞くと
「知ってるよ。昔RICHOのカメラを使ってたよ。今はCANONだけどね」
との回答だったので、
「CANONって日本語だと"観音"で仏教の神様のことなんだよ」
と返す。
「本当!?知らなかったよ。じゃあNIKONはどういう意味なの?」
と聞かれたので、
「NIKONは略語なんだよね。NIは"ニホン"で、KONは"光学"の意味だね」
すると…
「ニホン?ニホンって何?」
「え?ニホンは日本語でJAPANの意味だよ」
その後の回答が衝撃的。
「えっ!?日本語では"ジャパン"って言わないの!?」
真顔で質問されて、初めは質問の意味がわからなかった。
「いや、JAPANは英語だよね…。日本語では当然違うよ…」
…と回答してから、しばらく経って気が付いたが、他の国では、特にヨーロッパでは、
言語が変わっても英語と同じように発音する国がほとんどなのかも知れないと気付く。
アジアの国は英語と自国語で全然違う発音をする国が多いけども。(日本とか韓国とか中国とか…)
エイドリアン先生は他の2人の先生と違い、日本語を勉強していたりするわけではないので、日本の文化にあまり詳しくない。
つまり、一般の英国人にとって、JAPANは普遍的にJAPANだ という認識なわけだ。
まあ所詮そんなもんよね。
「知らなかった…。何で英語だとJAPANって言うの?」
「いや…よくわからないけど確かマルコ・ポーロが"黄金の国ジパング"って紹介してそれからとかじゃなかったかな…」
「へ〜。ちなみにUKは日本語で何て言うの?」
「UKは"イギリス"だね」
「へ〜。どういう意味なの?」
「…意味!?いや、特に意味はないような…。ただそう言うってだけ」
「なるほど…他の国は?」
「他の国…Franceは"フランス"だし、Spainは"スペイン"だし…英語とほぼ同じだなあ…。何でイギリスだけ違うのか…よくわからないね」
…というわけで、日本を知らない人との会話は新たな気づきがあって面白い。
世界の全てを英語で考えているわけだから、色々視点が違って当然よね。結構カルチャーショックだった。
なかなか奥深いねえ…
写真は全英OPENで4位になった宮里美香選手。
でもあんまり愛想がよくなくてちょっとがっかり。藍ちゃんの方は滅茶苦茶いい子だった。テレビよりも実物の方が可愛いタイプ。
<今日の英語>−都合を聞く−
Would 〜 be more convenient? : 〜の方が都合がいいですか?
How about 〜 instead? : 代わりに〜はどうですか?
どちらも「〜」の部分はは曜日、時間、場所など何でもOK。
さて。明日は久しぶりに客先訪問があるな。
嫁さんはお母さんと中欧に行ってしまうし、また束の間の独身生活だ。
では。
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