CL開幕

火曜日。今朝も肌寒い空気。もう夏服ではしんどいわ。

仕事は久しぶりの外出を終え、夕方には電話会議。
前に比べれば英語の電話会議も遥かに理解できるようになったなと思う。

今日は英語がないのでその分早めに上がることができた。帰宅したのが19時過ぎ。
ブリティッシュガスからメーターリーディングの依頼メールが来ていたので、家の外にあるメーターを読みに外に出る。

家の脇に鍵付のドアがあり、その奥に電気のメーターがあるのだが… 鍵が開かない!!


2か月前は開いた鍵が今日は開かない。 これぞUKクオリティ


仕方ないので1階のナイスガイに声をかけて開けてもらう。
彼が持っている方がマスターキーになっているらしく、そっちの鍵では開けることができた。


別れ際に話をしたところ、彼が香港生まれロンドン育ちの中国人であることを知る。
ただ、赤ん坊の時に両親が移住してきたため、中国の記憶は全くないという。

親戚がいるので、何度か中国に行ったことはあるが、どうにも好きになれないらしい。人が嫌だと。
中国人なのに中国人が嫌だというのは何だかおかしい気がするが、イギリス育ちということは人格も全然違うんだろう。

中国はまだ行ったことないんだよねという話をしたら、行かなくていいと言われたわ(笑)
そんなに母国を嫌わんでも。

まあ今は日中関係がよくなくて、色々と暴動なども起こっているようだけども。
今日のロンドンの夕刊でも取り上げられていたね。


夜は今日開幕した欧州チャンピオンズリーグ観戦!

UKで放送されるのは、もちろんマンチェスターシティ対レアルマドリード@ベルナベウ。本日一番注目のカード。
レアル、マンC、ドルトムントアヤックスという
スペイン、イングランド、ドイツ、オランダの リーグチャンピオンのみが集まった 、死のグループ

普通にいけばレアルとマンCだろうが、それぞれ国の代表としての意地があるからね。


試合は開始からレアルが圧倒的に攻め立てる。
ハートの好セーブがなかったら序盤で試合が決まっていてもおかしくない展開だった。
前半のボール支配率はレアルの74%に対し、シティは26%。シュート数も16本対1本と文字通り圧倒的。
しかし最後の最後で決めきれず、0-0で折り返し。

後半もレアル優勢で進む。
ところが、前がかりになったところをカウンターで先制点を奪ったのはマンCの方。本当にサッカーはわからない。
ヤヤ・トゥーレからジェコが1対1を冷静に制してのゴール。後半20分過ぎの先制点はアウェイでの勝利の可能性をぐっと引き寄せた。


…と思ったのも束の間、レアルはすぐさま反撃。
10分も経たないうちに、個人的に世界最高の左サイドバックだと思っているマルセロの見事なミドルシュートが決まり同点に追いつく。
エジルモドリッチベンゼマと立て続けに攻撃的な選手を送り込んだモウリーニョの采配に応える。

これで流れは一気にホームのレアルへ…と思いきや、またしてもゴールを奪ったのはマンCの方。
ペナルティエリアの外、左45度の角度から左足で放たれたフリーキックが、DFの間を抜けそのままゴールへ吸い込まれた。
直接狙ったわけではないと思うが、ゴールに近づいていくボールは危険だということがよくわかるシーンだった。

時間は既に後半40分。
これはレアルはリーグ戦に引き続きCLでも苦しいスタートになるなあ…と思った矢先、
失点からわずか2分後 にベンゼマが華麗なターンから右足で決めて再び同点に。

いかにもストライカーらしいゴール。一瞬の動きでDFのマークを外した技術は見事。


ん〜まあドローでも面白かったからいいか…と試合終了を待っていたその瞬間!
Cロナウドの半ば強引に打ったような無回転ミドルがGKの直前で鋭く落ちるナックル軌道となり、
ここまで好守を続けていたハートの手をスルリと抜けて、ゴールネットを揺らした。

Cロナウドのこの試合10本目のシュートがようやく実を結び、レアルが土壇場で逆転に成功。
残り3分からの逆転劇というドラマのような展開に、見ているこっちもびっくりした。
モウリーニョもいつになく大興奮だった。

交代で入った3人が効いていて、選手層の厚さを感じさせる。
エジルベンゼマモドリッチですよ。全員「エース」と呼ばれてもおかしくないレベルの選手なのにベンチスタートとはね。
マンCも決して選手層が薄いわけではないけど、レアルの前では霞んでしまう。

しかし初戦から凄い試合だった。これは観る価値あったわ〜。
去年はチェルシーが優勝したけど、今年もイングランド勢には頑張ってもらいたい!


写真はコッツウォルズ・バイブリーのバイブリーコート内の風景。
奥に見える建物はホテル&レストラン。



<今日の英語>−体調−

I've had better days.


…さあ、これは体調がいいのか悪いのか。
直訳すると、「より良い日を持っていた」になるので、つまり「今日よりもいい日があった」⇒「今日はあまりよくない」になる。
わかりづらいけど、ネイティブはよく使う表現だとのこと。



さて、明日は水曜日か。折り返しになるな。
Helen先生の後継の新しい先生が来るのでどんな先生か楽しみだ。
聞き取りやすい発音をしてくれる先生だといいんだけどねえ…


ではでは。

.