【旅行】 アイスランド その２
アイスランド2日目。朝食はホテルのビュッフェ。
ソーセージ、ベーコン、ハム、チーズ、スクランブルエッグ、ゆで卵…所謂ヨーロッパのホテルの朝食という感じ。
果物が比較的豊富にあるのが嬉しいところ。
今日は世界最大の温泉ブルーラグーンへ。
レイキャビークエクスカーションズというアイスランド最大のツアー会社が運行するバスに乗る。
こちらもホテルまで迎えに来てくれて、一旦バス停留所で降りて大型バスに乗り換える。
10時位にバス停留所を出たが、まだまだ暗い。
40分程で到着。ようやくやや明るみが出てきたか？
受付で入浴料とタオル、バスローブのレンタル料を払う。マッサージ等のメニューもあるが、今回はなし。
日本の健康ランドのような手首に巻くタイプの入場券で、施設内の支払いは原則全てこれでOKとなる。
ロッカーで水着に着替えていざ温泉へ！
おおお…湯気が出てる！
そしてブルーラグーンの名の通り、青白濁色の水はいかにも美容によさそうな雰囲気が…
ただし…足元寒っ！！
そりゃ0度付近の世界だから寒いわなあ…濡れてるし。すぐに入らねば。
滑らないように気を付けて中へ。
むむ…暖かい。ややヌルめだけど確かに温泉だ。気持ちいい。
お湯の出どころは何か所かあって、こんな風にボコボコといかにもな感じで噴き上げているところもある。
この近辺はかなり熱くて、日本の風呂に近い。日本人はこの辺がいいと思う。
所々にここで取れる 白い土 がバケツに入って置かれている。
これが美容にいいらしく、顔に塗ってパックのようにするのだ。
自分はやらなかったが、嫁さんは喜んでやっていた。
そして嬉しいことに温泉内に売店もあり、温泉に浸かりながらビールやワインを飲むことができる。
日本人ならそこは熱燗かもしれないが、残念ながら熱燗は流石になし…
というわけで、ビールでしょ！
と、ここまで書いてきて、イマイチその世界最大っぷりがわからないと思うので、高い位置から撮った写真をひとつ…
どうでしょう？この 果てない 感じは。
実際には真ん中ら辺に見える土手からこちら側しか利用できないが、規模感の凄さは伝わるでしょう。
元々は地熱発電所で発電用に使用されたお湯を流用しているということで、エコなところもまたよし。
施設内にはレストランやカフェもあり、美味しい料理を楽しむこともできる。
昼食はそこのレストランで。バスローブのままでもOK というまさに健康ランド（笑）
ただ、裸足のままで行ったら流石に見かねたのか店員さんがビーチサンダルを持ってきてくれた。
後でわかったことだが、このビーチサンダルは普通に売店で売られているれっきとしたブルーラグーンの商品で、1000円位する。
でも明細にはつけられておらず、サービスしてくれた模様。ラッキー☆
メニューも色々あるが、やはり売りは海鮮系だろうということで、刺身＆寿司盛り合わせを注文。
新鮮な魚介類の美味しい食べ方として、寿司と刺身はかなり上位にくるでしょ。
ドーン と見事な盛り合わせ。ちなみに箸は…
ドーンと見事な「はし」っぷり。
誰がデザインしたんだこの割り箸…
肝心の味もまずまずで、寿司文化の浸透っぷりに日本人としては嬉しい限り。
自分はお腹も膨れてもう十分だったので、これで着替えて終了。
嫁さんはサウナなどもうひと風呂入りに行った。元気なことで。
待ってる間カフェで休憩＆昼寝。コーヒーを飲みながらのんびりする。
嫁さんと合流して16時15分発のバスに乗ってレイキャビークへ。
ホテルに戻って、夜のオーロラツアーの催行状況を確認。
出る可能性アリと言うことで、ツアーは催行される模様。すぐに申し込んで、そのまま夕飯へ出かける。
今日は受付の人に薦められたイタリアン。
エビとロブスターのトマトソースパスタ☆
こんなの美味いに決まってるじゃんねえ…。プリップリのエビとロブスターが最高！こんな贅沢なパスタはないね。
嫁さんはイカ墨を練り込んだ麺のシーフードパスタを頼んでいたが、そちらもかなりレベルが高かった。
ところで昨日も思ったが、アイスランド人は夕飯の時間が早い模様。17時に行ったのにもう結構一杯だった。
一度ホテルに戻ってオーロラツアーまで昼寝。
ツアー出発は20時半。同じくレイキャビークエクスカーションズでホテル送迎あり。
この「送」の方でとんでもない事件が起きるとはこの時は思ってもいなかった…
オーロラは星空と同じで、周りが明るいとよく見えないので、バスを1時間程走らせて観賞ポイントへ移動する。
日によって違うようで、今日は何たら国立公園に行くとのこと。
到着したのは夜10時過ぎ。
厚着をして外に出るが、周りに何もないので風を遮ってくれず、吹きさらし…。寒い…
月明りで周囲がよく見えるほどに天気はよかったが、なかなか肝心のものは現れず…。
天気が良すぎてもダメということなので、なかなか簡単ではないようだ。
結局 この日は最後まで見ることができず 、皆肩を落としてレイキャビークに戻った。
ただし、このツアーは 見られなかった場合無料で再参加が可能 という設定になっている。
滞在中何度でもチャンスがあるということだ。24日は催行されないようだが、25日は催行されるようなので次回に期待！
通常は一旦バス停留所に戻り、そこで小型バスに乗り換えて各ホテルに送ってくれるが、日付も変わっているので大型バスのままそれぞれを送る模様。
自分たちのホテルは最後の方の順番。まあ順番はいいとして…このバス本当に到達できるのか？サイズ的に厳しくないか？
果敢に狭い路地に挑む運転手。案の定コーナーを曲がり切れず、切り返し…
少し下がって… とその時！背後からとんでもない音が！！！
バキバキバキッ！！！！！
シーン…。不気味に静まり返る車内。
恐る恐る後ろを確認すると…。街路樹が車体にめり込んでる！！
これは…ヤバくないですかねえ…
しかし動じない運転手。そのまま切り返しを成功させ、ホテルの前に辿り着いた。
織り際にぶつけた箇所を確認してみたが、バンパーが完全に破損していて、欠け落ちていた。
きっと帰ったら怒られるんだろうなあ…可哀相に。もっと手前で降ろしてくれてよかったのに。親切心が仇になったか…
ホテルに戻って部屋で温泉。昼間のブルーラグーンもよかったが、やっぱり日本人は熱いお湯じゃないとね。
疲れを取って明日に備えよう。
外は遅くまでクリスマスの到来を祝う人たちで賑わっていた。
いよいよ明日はクリスマスイヴ。皆に素敵なクリスマスが訪れますように。
では。
