謹賀新年

皆様、新年明けましておめでとうございます。
年が明けてからアイスランド旅行記を更新していたものの、新年ネタとして書くのは今日が初めてなので。

年末はアイスランドの後にベルギー&フランスも行ったけどその旅行記はまた今度…。そのうちアップします。

去年の1月5日にロンドンに赴任して、ちょうど1年。
そういった意味で去年は本当に激動の1年だったなと。

1年前を振り返ってみてると、もの凄く昔のことのようで、この1年が密度の高いモノだったことを感じさせるなあ…。
あの頃はロンドンの雰囲気に圧倒されて、おのぼりさんみたいな感じだったけど、今では普通に生活してる。慣れって怖いね。

語学力ももちろん向上したと思うし、何より色々なことに対して物怖じしなくなったというか、何が起きても動じなくなったというか…
いや、元々そんなタイプじゃないんだけど、よりドンと構えられるようになったような気がするね。
こっちにいるとホントに色々なことがあるから。

価値観も大分変わったし、日本に対する見方も変わったな。
それがいいことだったかどうか判断するにはもう少し時間が必要だけど、少なくとも視野が広がったのは確か。
生き方の選択肢が増えたと思う。

インドに行ってた時も「自由に生きる」権利というか、人間本来の在り方みたいなものを考えさせられて、
その経験もあって仕事でもプライベートでも(更に)やりたいようにやって生きてきたけどね。
ロンドン、欧州各国で色々な「生き方のモデルパターン」を見ることができたなと。


この状態で日本に帰って…次は何しようかな。
また何か新しいことしたいなあ…。面白い仕事ないかしら。むしろ自分で生み出すか。なければ作ればいいやね。
日本のIT業界だってすっかり整備されて市場も飽和されているようで、実はまだまだ全然可能性ある気がするし。
海外なら尚更に。

昔上司に 「一緒にビジネスを仕掛けにいこうや」 って言われたことがあったけど、いい言葉だなと思う。
受け身のスタンスはらしくないし、積極的に仕掛けていかないと。
生きているうちになるべく沢山新しいモノを創造できたら。


まあまずは残り半年のロンドン生活を楽しんで、色々学んで、成果もしっかり残して帰らないと。

そうすると このブログの役目もあと半年 だね。
なるべく沢山の情報を発信していくので、もう半年お付き合い下さいませ。
今年もよろしくお願いします。



さて、年末年始の話題を少し。

晦日には旅行に来てた後輩ご夫妻と、年末年始にかけてうちに泊まりに来てた嫁さんの先輩家族ご一行様と一緒にニューイヤー花火を鑑賞。
18時頃に後輩夫妻と待ち合わせて、その後中華街のPUBで夕飯&飲み。

22時過ぎになる頃にはフロアのテーブル席が片付けられ、ダンスステージが用意されてダンスタイムの始まり。
イギリス人は本当にダンス好きなんだな〜


23時にピカデリー駅前で先輩ご家族と合流。
嫁さんは残念ながら風邪でダウンで自宅待機。アイスランドでひいた自分の風邪がうつったか?

ロンドンアイ近辺のテムズ川沿いを目指して歩くも、トラファルガースクエアより先は入場規制が入っていて入れず…

仕方なく流れ着いたのはトラファルガースクエア近辺の謎の広場。
結構なスペースだったが意外と人は少なく、それでいてロンドンアイもビッグベンも見えるというなかなかの好立地。
いいポジションをゲットした。


刻一刻と迫る午前0時。


しかし… なんだこの静けさは?


2010年から2011年にかけての年越しをオーストリアで迎えたが、あの時は市庁舎前でカウントダウンライブを聴きながら、
観衆は酒やココアを飲んで大騒ぎ、まだ10分前位なのに フライングカウントダウン が始まったり…
と物凄い盛り上がりで、これが欧州の年越しか〜と感動したのに。


5分前になっても3分前になっても、一向に盛り上がる気配がない。ましてやカウントダウンが始まる雰囲気など全くない。


そして0時。唐突に始まる花火。


ロンドンアイ付近から打ちあがる花火はほぼ全て見え、見事な景色。ロンドンアイ自体からも花火が噴射されたり。
せっかくなので動画もどうぞ。



花火の最中は若干盛り上がっていたが、これだったら日本人の方が盛り上がるんじゃないか?というレベル。
そして 終わり次第すぐさま退散!

オーストリアでは明けた後がもっと大変なことになって、そこら中でシャンパンのビンを道路に叩きつけて割ってるし、
飛び跳ねてはしゃいで写真撮ってるところに割り込んでくるし…。
まさに「狂乱」という言葉がふさわしい雰囲気だったが、同じ欧州でもこうも違うものか。面白いね。


中心部の駅は封鎖されているので、少し歩いて遠目の駅まで移動。地下鉄に乗って帰宅。
帰りの道も人では凄かったけど、うるさくはなかったなあ…。国民性だね。


そして年明け元旦は朝からロンドン観光ガイド。嫁さんが倒れているので代打・俺。

ロンドン大火災の記念碑から始まり、ロンドンブリッジ⇒戦艦ベスファルト号⇒タワーブリッジ⇒ロンドンタワーとグルッと回る。
幸い、カラッと晴れた素晴らしい天気で最高の観光日和。

タワーブリッジが青空に映える。


そこから更に歩いて自分が働いているオフィスの方へ。オフィスビルを紹介しつつ、記念撮影。
結構中心部にあるので、観光の途中に立ち寄れる。

そしてハリー・ポッターでお馴染みのミレニアムブリッジを見て、セントポール大聖堂へ。


大聖堂近くのショッピングセンター内のレストラン街は奇跡的にやっている店がいくつかあったので、その中の一つでバーガーを食べる。
ハンバーガーでない「バーガー」はいかにも欧州的でいい昼食だと思う。

昼食後2駅だけ地下鉄に乗ってロンドンアイ方面へ。テムズ川にかかる橋を渡り、テムズ川の南岸へ。
ロンドンアイ下で、風邪から復活した嫁さんと合流。

夕方に川の反対側から見るビッグベンは、夕日が後光のように射して幻想的。


写真を一杯撮って、セントジェームスパークでリスと戯れ、バッキンガム宮殿で衛兵を見る。
大分日が落ちてきたが、そのままハロッズまで足を伸ばす。

ハロッズで買い物を楽しんで帰宅。いやーよく歩いたね。


そして翌日2日から出社。欧州の正月は短い。クリスマスは盛大に祝うけど、年明けはサクッと終わる。


週末は今年の初打ち(テニス・ゴルフとも)。土曜日はいつものサークルテニス、日曜日は会社の先輩とラウンド。
今年の初スコアは44・44の88。末広がり な感じで何とも縁起のいいスタートとなった。


こっちに来て、レッスンを受けて一回スイングを壊して、そこからまた組立ててきた成果が出てきている気がする。
スコア的には昔と同じ位でも、内容が全然違うし納得度が高い。

ゲストが来ていて家でパター練習できなかったこともあり、37パットもしたことを考えると、もう少しまともにパットが入れば80台前半は普通に出せそう。
帰国前の自己べスト更新が見えてきた。


テニスサークルの仲間が年末年始に日本に帰ってラウンドした感想として、
「やっぱり日本のゴルフ場の方が簡単」
という結論に至っていたので、帰国後のゴルフも楽しみだね。曰く、芝の種類が違うかららしい。


日曜日はそこから先輩宅で新年会。相変わらず見事な奥様の手料理で恐れ入ります。

そして今週からいよいよ本格的に業務開始。英語レッスンも再開するし、またいつもの日常が始まる。
気合い入れていこう!


改めて今年もよろしくお願いします。
皆様にとって素晴らしい年になりますように。

では。


.