送別トライアスロン

久しぶりのブログ更新。3月最初の土曜日は日本に帰任されるテニスサークル仲間の送別会。

朝からテニス⇒ゴルフ⇒飲み会⇒カラオケという超ハードスケジュール。
一緒に参加されるサークルの会長をして、「送別トライアスロン とは言い得て妙。

しかも今回は飲み会幹事で(毎回皆で持ち回り)、寄せ書きやらプレゼントやらの準備や、店の予約なども担当なのでなかなかてんやわんや。


テニスはいつも通り9時〜11時。今日は参加者8人で2面だったのでみっちり2時間打ち続け。
ちょうど男性4名、女性4名だったので片面男ダブ、片面女ダブでぴったりOK。

そこからすぐに準備してゴルフ場へ。うちから(恐らく)最寄りのHendon Golf Club
決して高級ではないが、1903年創立という歴史と伝統のある名クラブ。
近いけどしばらく行ってなかった。多分最後に行ったのは日本から両親が来ていた時かな。

伝統あるクラブなのに、HP上のコース紹介にYoutubeにアップした動画を使っていたりとハイテクな要素を取り入れているところが柔軟でいいね。

見た目は普通の林間コース。


ゴルフ参加者は送別されるご本人にサークルの会長、そしてうちの嫁さんと自分の4人。
12時過ぎのスタート。練習場はないが、テニスでしっかり動いていたので アップに問題なし。

前半は特にパットが好調で、1メートル〜1.5メートル位の所謂「入れ頃外し頃」の距離がポコポコ入ってくれた。
結果ボギー3つ、ダボ1つの5オーバーでハーフ40。(このコースは35・35のパー70)


社会人2年目の2005年にまともに始めてからここまでのゴルフ歴約8年の中で、自己ベストは約5年間位87のまま。
87に大きな壁があり、多分通算で10回位87の壁にやられてきた。

ところが先々週のラウンドで、遂に壁を破り 1打のみながら自己ベスト更新(86)!
レッスンを受けてのスイング改造の成果が出てきた模様。


そんな中で叩きだしたハーフ40は、更なる更新に向けて期待に胸高まる成績だ。

パー70のコースでベスト出しても…と思われるかも知れないが、このコースはパーこそ70だが、距離的には6100ヤード位なので、
日本の下手なパー72のコースよりもよっぽど長い。
距離の長いパー4が沢山あって、420ヤードを超えるホールも3つ。ドライバーで250ヤード飛ばしても、セカンドにミドルアイアン以上の距離が残る。

ちょっと構成を変えて、400ヤードを切るパー4と、450ヤードを超えるパー5にすれば素直にパー72になるはずなんだが、
そうしないのはコースのこだわりなのか。

なので個人的には堂々とベストを名乗っていいコースだと思う。ちなみにスコアカードはコレ


好調なパットの原因は グリップ変更 にあり。

最近どうにもショートパットが入らず、自己ベストを更新した時ですら1パットはほとんどなくパット数は36前後だった。
ショットはいいのでパットさえどうにかなれば…という状態だったので、思い切ってショートパットに強いというクロスハンドに変更してみたのだ。
これが大当たり。

最初は違和感ありまくりだったが、引っかけやプッシュのミスが極端に減って、安定して狙ったところに転がせるようになった。
ロングパットの距離感に課題を残すが、慣れれば問題なさそう。
今はスパイダーを使っているので、こういうネオマレットタイプのパターには機械的に打てるグリップがいいのかも。


意気揚々と後半ハーフのスタートを切ったものの、やはり途中でテニス疲れが足に来た…
ショットが不安定になり、17番ホールまでで9オーバーとボギーペースから貯金なしの状態で迎え、最終18番の434ヤードパー4で撃沈。
トリプル叩いて12オーバーはトータル87。またしても87の壁…

250ヤード飛ばして残り180以上はキツイ。これをパー4とは もはやプロの領域
最初からパー5のつもりで行くべし。

後半ボギーペースでよかったのにベスト更新ならずは残念の一言。

でもこれで去年末にロンドン初の80台を出してから87、88、86、87と安定して80台をキープ。
今年のラウンドは全て80台。今年は年間アベレージ80台を目指そう!


5時過ぎにラウンドを終え、すぐに帰宅。着替えてプレゼント等を持って飲み会会場のSohoへ。
飲み会は中華街のレストランで6時半開始。

乗っていた電車の行き先が途中で変わって乗り換えを強いられるというアクシデントがあったが、なんとか5分遅れ程度で到着できた。
以前出張者対応で使ったお店で、料理も店員さんのサービスもとてもよかったので再度利用してみた次第。

青島ビールを飲みながら、アロマティック・ダック に舌鼓。
北京ダックに似ているが、北京ダックとは呼ばない。
細かい差はよくわからないけど、シャンパーニュ地方産がシャンパンで他はスパークリングワインと呼ぶ、みたいなものか?

〆には餡子の入った中華パンケーキを食べて、メインイベントのプレゼント贈呈式。
メンバー全員からの寄せ書き色紙と、皆のサインを入れたキャロウェイのキャップ。そしてパター。

テニスサークルなのに何故ゴルフグッズなのか という疑問は当然だが、
何せ当のご本人はテニスよりゴルフを明言し、「サークルにはゴルフがない時に顔を出します!」と言い切る程のゴルフ好き。

正直、最初はラケットと悩んだが、「日本に帰ったらきっとテニスはやらないだろう」という高度なヨミの下、決定。そして大当たり!

帽子コレクターであることも以前に話を聞いて知っていたので、非常に喜んでもらえた。
パターは何本あっても困らないクラブだし、長く持っておいてもらえると思う。


そして二次会のカラオケに移動。

KARAOKEは日本語がそのまま英語として定着していることは有名だが、今日の店はその名もKARAOKE BOX
ロンドン中心部に3店舗を構えるチェーン店。

所謂日本のカラオケで、個室に分かれていてムーディな雰囲気のライトで照らされている。
5人部屋〜12人部屋まで、結構な部屋数が用意されており、部屋によって英語のみの部屋、日本語の歌がある部屋に分かれている。
今回は7人部屋を予約。料金は1時間で50ポンド位。


初めての試みで、始まるまでは多少の心配もあったけど、いざ入ってみれば1次会でたっぷり飲んでいたこともあって大盛り上がり。
年代を越えた名曲達が飛び交い、学生時代とは一味違った大人な感じの楽しみ方。
はしゃぎっぷりは学生時代とあまりかわらなかったけど…(笑)

主役(男性)の ロマンスの神様 に始まり、会長の 「ヒロミ・ゴウ(2億4千万の瞳)」 に、
何故かコブシを利かせた 村田英雄の「王将」 など、ジャンルも滅茶苦茶、テーマも滅茶苦茶、なんでもありの1時間半。
いやー盛り上がった!楽しかった!


朝9時から夜11時までという「送別トライアスロン」も無事完走し、最後は皆でロンドン名物「黒キャブ」に乗って帰宅。
心地よい疲労感が残る大充実の一日だった。


写真はプレゼントを受け取って満面の笑顔を浮かべる「本日の主役」。



<今日の英語>−「初めに」と「最初のうちは」−

first(ly) : 初めに
at first : 最初のうちは

前者の例 : First, we will plan the project. 初めにプロジェクトの計画を立てるつもりです。
後者の例 : At first, humans lived in caves. 最初のうちは、人類は洞窟に住んでいた。

前者は行動や事実の順番を示し、後者は一つの事柄の変遷を示すイメージ。
前者は文頭で使うなら Firstly が正しいが、First で使われることも多々あるとのこと。



現在仕事の方は1つのプロジェクトで並行本番が始まったところで結構ドタバタ中。
月末から来月頭にかけて本番運用開始になるので、最後でコケないよう気を付けないと。

ではでは。

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