【出張】 ブダペスト その1

今日から2週間のブダペスト出張。
AM8:30ヒースロー発の飛行機なのでAM5:30に仮宿を出発。
2週間後に戻ってくるけど、一旦チェックアウト。

頑張って予約したミニキャブに乗って空港へ。
今朝のロンドンは雨。2週間いて、雨は一回もまともに降らなかったのに、出発する日に降るとは。

1時間見といた方がいいと言われた道のりを、なんと20分で到着。
前日のうちにオンラインチェックインを済ませておいたので、荷物だけ預けて同行者と合流。
実はこれが人生初オンラインチェックインだったかも。
いつもグレードアップを狙ってカウンターチェックインしてたから。収穫ゼロだけど(笑)

今回は2時間半程度の短いフライトなので、グレードアップよりも席優先ということで。

ブリティッシュエアウエイズのターミナルは基本的に5だけども、今回は3。
ヨーロッパ行の便だと結構あるというのは、イギリス在住20年弱の同行者の弁。

メインターミナルではないものの、そこは流石先進国。それなりに広い。
免税店を覗くものの、特に欲しいものはなく、(ウイスキーは安かったけど仕事だしねえ…)そのまま搭乗。

3列3列の小さい飛行機。途中一回の軽食を挟み、無事にハンガリーに到着。

空港からタクシーでホテルへ。約40分で6,000ハンガリーフォリント(約2,000円)。
ハンガリーはまだユーロでなく自国通貨。

ビルが見えた時からどこかで見たことあるな〜と思っていたが、着いてみて合点。
一昨年〜去年にかけての年末年始中欧旅行で来たホテルだった。(レストラン利用のみ。宿泊せず)
何という偶然か!懐かしさに感動。

去年も来たので街の構造なんかは理解してる。
ハンガリーの首都・ブダペストは、ドナウ川を挟んでブダの街とペストの街に分かれる。
丘になっているのがブダ側で、古くから発展していた旧市街。
平地になってるのがペスト側で、近世になってから発展した新市街といった感じ。

旧共産圏の国なので、ヨーロッパの中では、やや発展が遅れ気味。
街にはどこか古めかしさというか、煤けている雰囲気が漂う。

ホテルは中心街からはやや離れたところにある上に、ブダ側ということもあり、
看板等に英語が書かれていることは少ない。
公用語ハンガリー語。読めん。)

レストランもあまり多くなく、いきなりだとやや怖いので、昼食は無難にバーガーキング
(ここもメニューに英語なし。注文は画像頼り。)
日本ではあまりメジャーではないけど、マックよりも確実にハンバーガーは美味い。
肉が肉の味がする。食べれば言っている意味がわかると思う。


ハンガリーは通貨表示が基本的に大きく(経済状況が長いこと不調で、インフレ状態だったと思われる)
マックのセットで1300フォリント位になる。デノミすればいいのに。札の数字がでかいんだよ。

ちなみに、昔卒業旅行で行ったトルコはもっとひどく(2004年当時)、2000万トルコリラ札があった。
札の角にゼロが7つ並ぶ絵は圧巻。間隔が詰まり過ぎて、数えられなかった記憶がある。
(記念に持って帰ってきたかも。今度探してみよう。)

それでいて日本円にすると1500円位の価値しかないから大変。
日本で言えば1000円札位の感覚で使われるお札がこの状態。
ちょっと高い買い物するときには札束抱えていかにゃならんね。

幸い、トルコは2005年にデノミを行い、2000万トルコリラ札は20新トルコリラ札になった(なんと100万分の1!!)
7個並んでた0がたったの1個に(笑)
自分がエラく貧乏になったように感じたことだろう。

しかし、上には上がいるもので、2009年にジンバブエが1兆分の1のデノミを行った。
桁が違い過ぎて笑うしかない。1兆円が翌日には1円って…(笑)
1兆円より小さいお金を持ってた人ってどうなるんだ?

さらにジンバブエはその前年の2008年に100億分の1のデノミを行ったばかりだったのだから恐れ入る。


おっと。話が横道にそれた。難しい話は池上彰さんにお任せします。


そうこうしているうちに、ルクセンブルクから来る別部隊(2人)も合流。
昼食未済ということで、案内のために再び街へ。今度はマックへIN。
メニューは…普通。インドのチキンマハラジャバーガーのような商品はなし。

最後にドイツ・デュッセルドルフからのメンバーが合流し、全員集合。

夕食は皆でハンガリー料理レストランへ。ホテルマンのおススメ。
食事をしながら情報共有と明日からの仕事の段取りの確認。

とりあえず注文してみたものの、出てくる料理出てくる料理がパーティ料理かと思うレベルのボリューム。
これをハンガリー人は一人で食うというのだから気が狂ってる。

ポークカツレツがあったので、「要するにトンカツじゃん!」と思って注文したはいいが、
出てきたのはワラジサイズの(片足ではなく両足分である)超巨大トンカツ。
しかもその下には白米とジャガイモ3個分位のフライドポテト。こんなん食えるか!!!

ビールは美味しかったので2杯飲んだけど、トンカツは半分でギブアップ。無理。
でもそれだけ頼んで会計は一人6,000フォリント(約2,000円)。安い。量を考えたら格安だ。

ホテルに戻り、今に至る。
ネット接続は7DAYSで10,000フォリント(約3,300円)。致し方なし。


…って今テレビ見てたら全豪OPENでナダルがトミー・ハースと試合してる!!
トミー・ヒルフィガーが英国ブランドでないって教えてくれてありがとう。

まだ現役だったのか…。昔はトップ20には入ってたはずだけど。
ナダルと初戦じゃ大分衰えたなあ…。ヒューイットとかと同じ道か…。
そう考えると晩年に成績を上げたアガシは凄いな。

錦織も日本人初のシードもらって、しっかり一回戦勝ったみたいだし、全豪も熱いな。
個人的にはせっかく英国に来たから、アンディ・マレーグランドスラム初タイトルを取って欲しいけど。


写真はホテルからの眺め。
丘の上にある上に15階建の13階の部屋なのでとてもよい景色。


サッカーグラウンドが見える。
実はハンガリーは1950年代に世界を席巻した古豪。マジックマジャールと言う響きは聞いたことあるハズ。
当時達成した国際試合連勝記録33は今も破られていない。
最近は弱体化してしまったけど、まだまだ国民に一番人気があるのはサッカーらしい。


さて。明日からいよいよ始まるな。足手まといにならないように頑張らねば。
では。