【出張】 エディンバラ その6

今日は気温は低いながらも快晴。気持ちのいい朝。

朝食のバイキングでは、スタッフがコーヒーか紅茶を持ってきてくれる。
基本的にはコーヒー派(ブラック)だが、どうもこのホテルのコーヒーがあまり美味しくなく、最近はティーを頼んでる。

以前も書いたが、ヨーロッパでは(少なくとも今回の出張で行った国々では)、「coffee」と言うと基本的に「エスプレッソ」のことを指す。
日本で飲まれているようなコーヒーが飲みたい場合、「アメリカンコーヒー」「ロングコーヒー」「フィルターコーヒー」などの言い方で注文する必要がある。

観光客向けのホテルでは、単に「コーヒー」と言うだけでイメージしているものが出てくることもあるが、レストランではほぼ100%、エスプレッソ基準だった。


仕事は今日も順調に進み、木曜日分位まで終わらせることができた。

最近仕事のことを全然書いていないので、観光に行っているのではないか と思われてしまいそうだが、
もちろん仕事もバリバリやっている。むしろ当然ながらそっちがメイン。

本ブログはパブリックなものなので、ビジネスに関する部分をあまり書けないのはもどかしい。
本当は書きたいこと沢山あるんだけど。
会社宛のオフィシャルな報告書には書ききれない部分も多いし…どうやってアウトプットすればよいか思案のしどころ。
何かいい媒体はないものか。


ところで、昨日頼んでおいた車の件だが、朝さっそく電話が来た。

手数料(£1200)をもらえないと動けないというので、仕方なくクレジットカードでお支払い。
3.5%のカード手数料を取られてしまうが、何せ給料日直前で、ロンドンの口座に£1200も残高がなかったのだ。
出張中も毎日外食で、食費だけで1日£30〜40位かかるにも関わらず、出張手当等の申請がまだできないから、貯金を切り崩すしかない。

その後昼過ぎに再度TEL受信。そして何と 3車とも避けた方がよい とのこと。

その理由は以下の通り。

1台目。連絡先にかけても誰も出ない。年式の割に安すぎるし、恐らく詐欺。最近他人のアカウントになりすまし、詐欺行為を働く輩が増えているとのこと。

2台目。事故車。当然おススメできない。

3台目。整備簿なし。オーナーの話し方からみても、あまりまともに整備をしていたとは思えない。
他の2台に比べればマシだが、どうしてもというのでなければ止めるべき。


まともな車ももちろん沢山出品されているんだろうけど、こういう車も多く混ざっている。まさに玉石混合。
日本だったらそこまでひどくはなさそうだが、ロンドンは人種のるつぼでもあるし、色々な人がいるんだろう。
こんなの自分だけじゃわからない部分も多いから、やっぱり日系のディーラーに頼んでよかったと思う。

…というわけで、第1次候補車は全滅。


やはり整備関係は重要だなということで、次は「整備簿アリ」の記載のある車を3台チョイス。
写真を載せてもミニはミニでそんなに大きな差はないので、今回はやめておく。

さっきメールを送っておいたので、明日また連絡が来るだろう。



昼食はPUBでチキンカレー&ナン&チップス。
チップスとはフライドポテトのことで、イギリス人はこれが本当に大好きな模様。
フィッシュ&チップスが一番有名だが、兎に角なんでもチップスが付いてくる。カレーの皿にフライドポテトっていうのはかなり変な絵。

一応、ライスかチップスか選べたが、郷に入れば郷に従え。チップスを選んでみた。
まあ味に対して特にコメントはないけどね。普通のフライドポテトだし。


夕食は「WAGAMAMA」という、欧州中に広がる「なんちゃって日本食」チェーン店へ。

オーナーもシェフも日本人でなく、当然味もどこかが間違っているのだが、現地人にはとても人気があり20時頃に行ったが満席状態だった。

ビールも日本のアサヒとキリン。財布に合わせて「ASAHI SUPERDRY」を注文。
そして食事は味噌ラーメン。そろそろ味噌の味が恋しくなってきたので。
見た目はこんなセットになりました。


ラーメンは意外と普通。具も多くて栄養満点。これなら食べられる。
ただ、UK生活の長い先輩曰く、「毎回味が違う」とのこと。今日はたまたま当たりの日だったのかもしれない。


しかし、問題はそこではなかった。ビールがまずい!

ラベルは確かにアサヒスーパードライなのだが、もちろん日本で作っているわけではなく、ドライ(辛口)どころかむしろ甘みを感じるくらいである。
後味も微妙な風味で、全く爽快感がない。ドライでもなんでもない。

どこの国のどんなビールを飲んでも、あまり「マズい」と感じたことはなかったが、まさか自国ブランドで感じることになるとは…
何だかとっても残念な感じだった。



明日でエディンバラも1週間経つのか。永遠のように感じたこの長旅も終わりが見えてきた。
最後までしっかりやり遂げねば。



では。




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