【出張】 エディンバラ その13

3/12。昨日書き忘れてしまったけど、あの震災から1年が経ったんだなあ…

あの時はまだ当然日本にいて、本社で仕事をしてたわけだけど、まさかあんな大惨事になろうとは思いもよらず…
会社に泊まって、翌朝有楽町から上野まで歩いたっけ。
津波原発、身近なところでも計画停電とか、スーパーから商品が消えるとか、色々あったな。

そしてまさかその1年後にこうしてスコットランドで仕事をしていようとはね…。
本当に世の中何がどう転んで、どう進んでいくか読めないもんだね。

今こうして生きていることに感謝しつつ、いつ何が起きてもいいように毎日を全力で生きる。
とりあえずはそれでいいのかなと思う。

後ろを振り返るのは性に合わないから、今できることを最大限やっていこう。


というわけで今日も全力で。1ヶ月超の出張生活も残すところあとわずか3日也。


と言っても仕事のことはあまり書けないので、大きな問題もなく順調に進んだということだけ。
当初は正直チンプンカンプンだったけど、この出張で色々学ぶことができて、成長したなと思う。
他のメンバーに感謝しなければ。


昼食はフレンチレストラン。「MENU」で£10.95。美味しいオニオンスープと白身魚
スープは玉ねぎの甘さが存分に出ていて、濃厚な味だった。


午後の業務もサクっと終え、夕食までの時間で街へ買い物へ行く。

そう、カシミアのマフラー を買うためである。


夕方18時を回るくらいだったが、残念なことに既にほとんどの店が閉まっていた。
大きな店でも18時、遅くても19時位までにはほぼほぼ営業終了してしまい、商店街が暗く静かになる。

以前書いた、唯一中国人が店員でなかった店に頑張って行ったが、敢えなく「CLOSED」の文字。

仕方なく開いている店を求めて、土産物街を彷徨う。

途中、いくつか開店中の店はあったものの、目当てのものは見つからず…。
諦めてまた明日来るかと帰りかけたその時!!煌々と明りを点けた一店の土産物店を発見!

そして…あった!PUREのカシミアマフラー!店員さんも欧州系!(ただし残念ながらスコットランド人ではなさそうだった…)


もちろん買いました!
色は所謂「バーバリー柄」と迷った挙句、スコットランド国旗を彷彿とさせる、青のタータンに決定。


早速使ってみたけど、非常に手触りがよく、暖かい。
今年はもう活躍の場面はなさそうだが、来年の冬は頑張ってくれると思われる。
£45の価値は十分にあったハズ!!


夕食はとうとう例の「牛」の店へ。

店内には「牛の下半身」もちゃんとあって、その他にも牛をモチーフにしたオブジェやインテリアが揃っていた。


明日はお客様も交えての打ち上げが企画されており、今回の出張メンバーだけで食べる夕飯は今日が最後となる。
どうせなら豪勢に行こうと、赤ワインも1本入れ、前菜には新鮮な生ガキ、
そしてメインには牛のヒレ肉(テンダーロイン)の中で中央部の最も太い部分を使った、脂肪が少なく、肉質に優れた最高級のステーキと言われる
シャトーブリアン を注文。
テニプリの焼肉編で乾が薀蓄を語っていたアレです)

そしてこれがそのシャトーブリアン。なんだかとても偉そうな"下駄"を履いて出てきた。


味は確かに美味しく、臭みもなくて柔らかい。ソースはかけずに塩&胡椒で十二分に美味しいと思った。
付け合せで頼んだスコティッシュマッシュポテトやリーフサラダ、トマトサラダも美味しかった。

デザートにはバナナクリームブリュレ。2時間近くかけてフルコースディナーを堪能した。



さて。明日はいよいよ業務最終日。
最後にコケないように気を付けよう。



では



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