EURO準決勝その2
木曜日。今日も昨日に引き続き蒸し暑い天気。昨日は曇りがちだったが、今日は快晴。
最高気温は なんと28度! ロンドンとしては相当に暑い部類に入る。
仕事の方は今日はテストメイン。現地の開発ベンダーに頼んでおいたものが出来上がってきたので、それの確認。
とても早くて安いのはいいのだが、品質にはやや不安があるところなので、しっかりテストせねば。
木曜日なので毎週発行の雑誌をもらうため昼食は日本食レストラン。
今日の定食はマグロの中落ち丼+きつねうどん。なかなか刺身系は食べられないからたまに食べると美味しいわ〜☆
午後もテスト&テスト&テスト。
何が難しいって、故障管理票も英語で書かなきゃいけない こと。
微妙なニュアンスを間違えると、修正後もまた違ったものが出来上がってきてしまう。
実際にテストをしている時間よりも、故障管理票を書いている時間の方がはるかに長い。
後ろが決まっているプロジェクトなので、早め早めにこなしていかないと。
定時後は英語レッスン。今日はDavid先生の方。テーマは体調不良や痛みなどの表現。
学校英語ではあまりやらないが、生活するとなるといざというときに必要になる重要なテーマ。
しかし 全然知らない単語ばっかり だ。病院いけないなこのままじゃ。
夜は昨日に引き続きEURO準決勝第2戦、ドイツ対イタリアの強豪国対決。
以前書いた通り、今大会で一番強いと感じたのはドイツ。攻守、年齢のバランスがよく、高さや体格も申し分ない。
順当にいけばドイツ優位は揺るがないと思っていた。
しかし…ここまでドイツ守備陣を支えていたフンメルスの中途半端な対応からカッサーノにクロスを上げられ、バロテッリが身体能力の高さを見せつけて先制点を奪う。
サイドに追いやって、しかも3人で囲ったことで生まれた一瞬の隙。無理にボールを取りにいったところを体を入れ替えられてしまった。
結果論になるが、あそこが逆に1対1の局面であれば、フンメルスも慎重に対応せざるを得なくなり、逆に失点しなかったように思う。
こういう試合は1つのミスが命取りになる。
取り返したいドイツが前がかりになったところを、イタリアお得意のカウンターでもう一発!
またしてもバロテッリが裏を取って、ドリブルから完璧なシュートを決めてみせた。
ガーナ移民の子であるバロテッリは イタリア代表史上初めて黒人選手としてゴールを奪った選手。
他の欧州諸国がアフリカ系選手も多く代表に抱えているのに対し、イタリアはかなり保守的。お国柄なのだろうか。
2−0のまま後半に突入。後がないドイツが猛攻をしかけるも、イタリアはブッフォンを中心とした伝統の固い守りでゴールを割らせない。
そのまま試合終了かと思われた後半ロスタイム、やや厳しめのハンドの判定でPKを奪い、エジルが落ち着いて決めて1点差に詰め寄るも、時遅し。
2−1で勝利したイタリアがスペインの待つ決勝にコマを進めた。
決勝は普通に考えるとスペイン有利だが、バロテッリが今日の試合で覚醒したとなるとにわかに面白いことになる。
しっかりとしたフォワードの軸が見つからないまま、"ゼロトップ"といういわば苦肉の策も採用しているスペインと、
世界最高のフォワードになり得ると評価される潜在能力を持つバロテッリがトップを張るイタリア。
どっちが勝つにせよ、互いの国のプライドを賭けたいい闘いを見せて欲しいね。
個人的には…カンプノウで応援したよしみ で、バルサ選手の多いスペインを応援しようかな。
写真はまだ載せられません。すいません。
<今日の英語>−身体の不調表現−
insomnia : 不眠症
asthma : ぜんそく
hay fever : 花粉症
migraines : 片頭痛
swollen : (形)腫れあがった
runny nose : 鼻水の垂れている鼻
nose bleed : 鼻血
sprain : 捻挫
numb : (形)痺れた、感覚のない
rash : 発疹
blotches : できもの
itchy : (形)かゆい
vomit : 嘔吐
allergic : アレルギー
さて。明日は金曜日。
両親が来英してくるので、仕事を早めに切り上げて迎えに行かねばならぬ。
2週間の長期滞在になるが、どうなることやら。
では。
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