PING G25 アイアン

今月最初のブログ更新。
最近ゴルフネタと旅行ネタしか書いてない気がするが、今日もゴルフネタ。

今年に入って90を叩くことなく過ごしてきたが、先週日曜日のラウンドでついに90(ピッタリ)を叩いてしまった。

相変わらず ドライバー絶好調!…からのアイアンミス! の流れ。


もう4年以上使っているので、そろそろアイアン買い替えたいな〜と思ってたところにこの状態が来て、益々買い替えモードに心は動く。

色々調べてみて、PINGのG25アイアンがアメリカでも日本でも評価が高く、絶賛されていることを知る。
日米双方のHOTLISTでGOLDを受賞し、アマチュアからプロまで幅広く支持しているらしい。


※HOTLISTとはアメリカのGolfDigest誌が毎年行っているゴルフクラブの評価イベントで、
その年にノミネートされた多数のクラブを様々なレベルのアマチュアやプロに試打してもらい、採点結果をまとめ、優秀クラブを表彰するというもの。
優秀クラブにはGoldかSilverが付与され、今年はアイアン部門で30本位のクラブが表彰された。
数が多いのはそれだけ評価が分かれるということ、メーカーへの考慮もあるのかなと思う。

2012年度からは日本のゴルフ・ダイジェストでも日本版HOTLISTが実施されるようになった。
今年度のアイアン部門受賞数は15(Gold5、Silver10)と本家の約半分。日本の方が評価が厳しいのか、そもそもエントリー数が少ないのか。

ちなみに2013年度のHOTLISTにおいて、日米双方でGoldを獲ったアイアンは、G25アイアンのみ。


もともとPINGのGシリーズはPINGの中で最も初心者向けのラインナップで、ボテッとしたユーティリティみたいな形状で優しさ重視だったが、
今回のG25ではそのあたりを大分シャープにして、中・上級者でも違和感なく使えるようにしたモデルということ。
実際女子プロはもちろん、男子プロでもこのG25を使っている人も多数いる。
見た目も黒の艶消し仕上げで引き締まったデザインになっていて、とても恰好いい。
どちらかというと機能性重視で野暮ったいデザインのPINGにおいて、異色とも言えるスッキリとしたカッコよさ。


…と、色々とネットで調べていると、いつものAmerican Golfで週末限定で 全品15%OFFキャンペーン開催 の広告が!
しかも定価からの15%OFFではなく、値引き済の普段の売値からの15%OFFである。これは安い!


お目当てのG25は1本当たり定価80ポンド、売値66ポンドからの15%OFFで約56ポンド。
発売されたばかりの新製品で定価の3割引はなかなか出会えない価格。


というわけで、早速店へ出向いて試打。

G20ドライバーを買った時にも書いたが、PINGというメーカーはとてもユニークで、 フィッティングありきの販売 しか行わない。
ネットショップに商品があって、値段が出ていても実店舗に電話しないと買えないようにコントロールされている。

特にアイアンは、地面にあるボールを打つクラブなので、フィッティングが非常に重要になるため、
展示用の商品を除いて、基本的に 店舗に在庫がない

フィッティングをして、オーダーを受けてから1からその人に合うクラブを造っていくというスタイルなのだ。
クラブにはセットごとにシリアルNoが刻印され、データベースに記録される。
無くしたり折れてしまったりしても、シリアルNoを伝えるだけで同じスペックのクラブを造ってもらえる。

そのあたりのこだわりに関する詳細はコチラのサイトに詳しい。


とりあえずフィッティングではなく単なる試打として数発打ってみると、感覚も悪くないし、飛距離等の数値もよい。
(自宅から一番近いAmerican Golfは所謂「鳥カゴ」試打室しかないが、ハイスピードカメラを使用した測定器でコンピュータシュミレートした結果が表示される)

展示用クラブはRシャフトだったので、カスタム用のヘッドの付け替えができるクラブでSシャフトを試す。
(7Iでヘッドスピードは87マイル/時位なので、チャートによるとSシャフト推奨となる)
やはりこちらの方が具合がよい。


印象は悪くなかったが、やはり鳥カゴの中の結果だけでは不安なので、一旦その場を後にして、練習場に併設されているAmericanGolfへ移動。
こちらの店では試打室として練習場の1打席が使用できるようになっている。実際の弾道や飛距離などを掴みやすい。

そこで打たせてもらった感じでは、捕まりもよく、球も上がりやすく、飛距離も出ていた。
(ロフト角は今使っているLegacyの方が1°立っているにも関わらず)

閉店時間が近かったのでしっかりと見て貰える時間がなく、店員さんにはまた明日か明後日に来て欲しいとお願いされた。
決して適当な数値ではオーダーしないというプロとしてのこだわりが感じられて凄いなと思った。あまり日本ではないことかも。


ともあれその日はそれで切り上げ、翌日以降検討してみることにした。


そして翌日、昨日行った練習場は遠いので、フィッテイングなら鳥カゴでいいだろうと最寄りの店へ。

昨日も対応してくれた坊主頭の体格の良いオッチャンが笑顔で出迎えてくれた。
まあこの店では既に 常連さん扱い なので、全体的にフレンドリーなんだけど。

今度は自分のクラブも持込み、飛距離等の数値の正確性を見てみることにした。
結果、7Iで10ヤード位の飛距離差が出て、弾道もやや右にフケ気味の球がでやすい自分のクラブに比べ、しっかり捕まったドロー系の球が出やすくなっていた。

自分のクラブの飛距離がほぼ正確にシミュレーショタ上で出ていたことで数字の信頼性も高まり、購入を決意。
フィッティングへと段階を進める。


実際のフィッティングでは以下のようなポイントをチェックし、オーダーシートに書き込んでいく。


1.身長
2.床から手首までの長さ
3.手の大きさ(手首から中指先までの長さ)
4.中指の長さ
5.ライ角(ソールにシールを貼って打ち、地面と擦れたところで判断)
6.スイングスピード

1と2でクラブの長さと基本となるライ角 (クラブをソールした時に、地面とシャフトが成す角度)が決まり、5で微調整する。
基本ライ角はチャート化されていて、色で表される
一番オーソドックスなのはBLACKで、展示用クラブも黒で造られている。

アイアンで一番大切なのはライ角 なので、ここは慎重に選ばなければならない。
どんなにいいクラブでも、ライ角が合わなければそもそも真っ直ぐ飛ばない。

1と2でプロットした結果は黒、5のチェックの結果、黒でも問題ないが、ややクラブの先側で当たる傾向があるので、
1段階だけアップライトにして調整することにして、結果、カラーコードはBLUEとなった。長さは標準のまま。
0.75°アップライトと1°にも満たない違いだが、打ってみるとこの違いで
ヒッティングポイントがボール1/3個分位内側にズレる。結構大きな違いだ。

3と4でグリップサイズ を決める。
これもサイズが色で決まっていて、欧米の標準カラーはWHITE。日本の標準は1つ細めのAQUAになる。
ここは欧米標準の白になった。実際G20ドライバーも白グリップで絶好調なので問題ない。


そして 6でシャフトの硬さ
標準スチールシャフトのPINGオリジナルのCFSにはRとSとXがあるが、上述の通り自分のスイングスピードではSがちょうどよい。
もちろんカーボンの設定もあるが、軽いし元々球が高めな自分にとっては球が上がり過ぎてしまうので却下。
日本にはロングアイアンを長めに設定したCFS MAXというシャフトもあるようだが、こっちにはない。
まあただでさえ難しいロングアイアンを長くしたら益々難しくなるので自分には不要。球が上がらない人にはいいかもしれないが。


オーダーシートに集計データを書き込んだり、ライ角チェックで使ったシールを貼り付けたりして完成。
本数は今回5アイアンからPWの下のUW(Utility Wedge)までの7本構成とした。

5Iでロフト26°、PWで45°で、先日買ったAWが52°なので、そのままだとそこに7°の穴ができてしまう。
そこを埋めるために47°のTA588ウエッジも持っているが、52°と56°をTA588からCG16に変えてしまったので1本だけ浮いている状態だった。

こはちょうど100ヤード前後の距離になるため、組み立てのためにも疎かにできないクラブであり、今回そこを埋めるために50°のUW(PING独特の表現)を入れてみた。
AWと2°しか差がないが、ロフト以上に飛ぶクラブなので飛距離の階段的にはいい感じになるだろう。


…というわけで注文。


これで元々のセットから 5Wとユーティリティ以外の12本が全て入れ替わる ことに。
ちょっと買い過ぎたかな…と思う反面、結婚してからは殆ど買っていなかったのでまあいいかとも思う。
実際結果も出てるしね。


完成には2週間程かかると言われたが、昨日1週間も経たないうちにクラブが届いたとの連絡が。
早速今日取りに行ってきた。


これが1からカスタムメイドされた 自分専用のG25アイアン!


ネックに刻印されたカラーコードはBLUE。


グリップはWHITE。


シャフトはCFSのStiff。


シリアルNoもしっかりと刻印。



取りに行ったその足で練習場に持っていって打ってみた。

想定通り、つかまりがよく、そして飛ぶ。
ミスショットにも強く、特に9アイアン〜UWは、適当に打ってもほぼ狙ったところ近辺に飛んでいく簡単さ。
打感は軟鉄鍛造だったLegacyにはやはり劣るが、スコアにつながるのはこっちのアイアンだろうなと思う。


ちょうど明日ラウンドの予定だったので、早速投入予定。
いつも行ってる自宅からほど近いコースなので、比較するにはうってつけのコースだろう。

飛距離も結果も楽しみだ。


ではでは。


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【旅行】 アイルランド&北アイルランド その3(最終日)

アイルランド島旅行も最終日。今日は北アイルランド観光。

今日から欧州はサマータイムに突入!延びてきた日がこれでさらに1時間延びることになる。時計を進めることも忘れずに。

去年経験してみた結果、日本も採用すればいいと強く思う。
夏の暑い時間を多少でも避けて通勤できるし、日が長ければ仕事後にできることも増えて経済は活性化する。
まあシステム対応が大変なんだろうけど。


サマータイム初日はゆっくり目に起きてホテルの朝食。
今回は少し豪華で、シリアルやフルーツ、ヨーグルトの他、メインディッシュを別に注文可能。トラディッショナル・ブレックファストを選択。


多過ぎず、味も濃すぎず、朝食にはちょうどいい。


チェックアウトをしてとりあえず外へ。
ノープランだったので、昨日夕飯を食べながら色々調べてみたが、ベルファストで見るべきところはほとんどない 模様。

敢えて言うならクイーンズ大学と、タイタニック号の記念館位?
(有名なタイタニック号は実はベルファストの造船所で造られた)

あとは郊外になるが、世界遺産ジャイアンツ・コーズウエー

しかし、受付のお姉さんに聞いたところ、今日は日曜日なのでベルファストから出てるバスが運行されていないらしい。
行くなら電車とバスを乗りついで行くしかないと…しかも3時間半位かかるらしい。
乗り遅れたら大変なことになるし、結構複雑な乗り換えが必要みたいなので、その案は却下。
後で観光案内所に行って他の手段がないか聞いてみることにした。


大学の方はホテルのすぐ近くだったので歩いて行ってみた。


こちらは、ダブリンで行ったプロテスタント系のトリニティ・カレッジに対してカトリック系のアイルランド大学の一部だったらしい。


この プロテスタント」と「カトリック が、アイルランドを分割した大きな原因であることは今更言う程のことではないかも知れないが、
北アイルランド問題は日本であまり報道されないのが不思議なくらい、世界でも屈指の政治問題である。

カトリック系が多数を占めるアイルランド島において、アイルランド独立運動が高まった際、
イングランドスコットランドから移住していたプロテスタント系の住人達が、カトリック系国家の一員になることを拒み、連合王国内に留まったのが現在の北アイルランドになる。
多数派でない宗派に属するということは、イコール国家における発言権、ステータスの低下を意味していた。

宗教と政治と軍隊と…1960年代に入り、北アイルランド各地で独立派(ナショナリスト)と独立反対派(ユニオニスト)の紛争が多数発生する。
混乱の中、イギリス政府による直接統治の時代を経て、1998年のベルファスト合意にて北アイルランドの独立議会が制定された。
しかしその後その機能は停止され…


とちょっとここでは書ききれない程複雑な歴史なので、これ以上踏み込むことはやめておく。

とりあえず日本人が思っている以上に大きく根深い問題なのだ。
紛争は一時沈静化していたが、景気の低迷もあり、最近北アイルランド各地で暴動が増えてきているとのこと。
もし訪れることがあれば、十分気を付けて下さい。ただ、滞在中に危険を感じることはなかったです。


ちなみに、通貨はポンドだが、北アイルランド独自の紙幣も発行している。この辺はスコットランドと同じ。
10ポンド札だけGETしたが、紙幣に印刷されていたのはかの ダンロップさん

そう、タイヤメーカー、スポーツメーカーのあのダンロップ創始者だ。

1888年スコットランド人獣医師のダンロップは息子から自転車をもっと楽に早く走れるようにと頼まれ、
ゴムのチューブとゴムを塗ったキャンバスで空気入りのタイヤを作り、木の円盤の周りに鋲で固定した。
これが 世界初となる空気入りタイヤの発明 であり、同年に特許を取得し翌年の1889年にダンロップ社を設立したのだ。

偉大な発明家を生んだ国、それが北アイルランド
(ただし、ダンロップさんはスコットランド人で北アイルランドに移住したらしい)


大学前の街並み。古い教会と新しいビルのコントラストがベルファストの街の象徴かな。


大学をみてこの近辺は満足したので、観光案内所に行くため、中心部に向かって歩き出す。
途中、昨日夕飯を食べたホテル&レストラン&バーを通り過ぎる。


観光案内所に着いたが、まだ開いてなくて5分程待つ。日曜日は11時かららしい。
空は快晴ながら風の冷たい中、5分待つ。

開いてから2階の案内所に行き、ジャイアンツコーズウェーへはどうやって行ったらいいかを確認。
しかし、得られた答えはホテルのフロントと同じ内容のみ。やはり電車&バスか…

と、そう言えば国際免許証持ってきたからレンタカーという手もあるなと、レンタカー屋が近くにあるか確認。

「ええ、あるわよ」

とA4にビッシリと印刷されたレンタカー屋のリストをくれる。

「一番近いのは…ここね。目の前にももう1件あるわ」

と1件の店を指さす。


ほうほう、歩いて10分位か… ん?




「ここ日曜休みって書いてあるけど…」


「…え?あら、本当。ごめんなさい。じゃあここなら開いてるわ」


危ない…気が付いてよかった。

しかし、次なる問題は、開いている店は空港に支店を持っていない。
ということは、帰りに空港で返却することができないのでは…

結局色々考えて出した結論は、 一度空港まで行ってしまう という大胆な案。
空港のレンタカー屋は日曜でもやっているので、そこに行って借りて、返却も当然空港で、そのまま飛行機というプラン。


空港まではシャトルバスで30分位。
バスターミナルに行くとちょうど空港行きのバスが出そうだったので慌てて乗車。切符は車内で運転手から買った。

すぐに発車。ベルファストの街をあっという間に後にする。


途中いくつかのバス停に止まりながらほぼ予定通りに到着。到着ゲートのレンタカー屋に向かう。
昼間の12時過ぎに止まるような飛行機は殆どないらしく、店員さん達はとなりの店の店員と話したりして寛いでる。楽そうな仕事だなあ…
3社あるけど、そんなに必要なのかしら?

そのうちの1社のカウンターで今日1日借りたいことを告げると…

「ごめんなさい、今貸せる車がなくて…」


え?レンタカー屋なのに車がないの?何それ?

すると店員さんは隣の店の店員に聞く。

「そっちはある?」
「大きいのでよければ」

いや、大きいのはいらないです…。2人なので、滅茶苦茶小さいやつでお願いします…


次にもう1店の方の担当に確認。すると…

「あるよ!」

の回答。
そそくさと移動し説明を受ける。

選択肢は 日産のMICRA(マイクラ。マーチの欧州版)とルノーのCLIO

ルノーは運転したことないのでちょっと惹かれたが、今回は初のレンタカーなので日本製の信頼度を買うことに。
操作系も日本車の方がわかりやすそうだし。

ということで、海外初のレンタカーはコレに決定。


1泊以上借りると、カードの免許証だけでなく紙の免許証も必要になるようだが、今回はカードだけでOK。
料金は保険等諸経費コミコミで89ポンド。高っ!!まあ予約もしてないし仕方ないか。

一緒にナビも借りたが(10ポンド)、デフォルト設定言語が アイルランド語 になっていてわけわからん…


アイコンを頼りに設定画面に進み(アイコンって大切だね)、言語選択のページに来たものの… Englishがない!!

いや、厳密にはあるっぽいのだが、"English"自体がアイルランド語で書かれてるからどれがEnglishなのかわからん…


…とそこへ! 「Japanese」 の文字発見!

よかった〜。アイルランド語に"Japanese"に当たる言葉はなかったらしい。
もちろんJapaneseを選択し、いざ出発!

ナビによると1時間ちょっとで着く模様。


しかし…途中背もたれを倒したいな〜と思って椅子の横をゴソゴソやるものの、それらしいレバーやボタンはなく…
物凄くいい姿勢で運転することを強いられ、非常に運転しづらい。しかも久しぶりのオートマ車の運転のしづらさと言ったら…

アクセル踏んでないのに動くな!アクセル外したら減速しろ!

日頃頻繁なギアチェンジによるエンジンブレーキや、ギアをニュートラルに入れての停車に慣れているので最初は本当に戸惑った。


結局車を脇に止め、椅子の脇についてるダイヤルを回すと背もたれの角度が変わることを発見。

ようやくベストなポジションを取ることができ、日本語の快適な案内に従いつつ、高速道路を飛ばして到着。
海沿いで周りに何もないので、兎に角風が強い!!
緯度も高くて気温も低いので体感温度はマイナスだねこれは。

チケットを買ってオーディオガイドをもらい海沿いを歩く。
普通に行くと歩いて1時間位のコースになる。

こんな感じの海沿いをガイドの声を聴きながら歩くのだが、ガイドが元々英語かアイルランド語で話していたであろう説明の日本語訳なので、なんだかぎこちない。


ジャイアントコーズウェーは火山活動で生まれた4万もの石柱群が連なる地域で、1986年にユネスコ世界遺産に登録された。
「イギリスの最も偉大な自然の驚異」ランキング第4位に選ばれている。

ジャイアンツ・コーズウェー(巨人の石道)の名は、アイルランドの伝説の巨人フィン・マックールに因む。
伝説では、彼がスコットランドの巨人ベナンドナーと戦いに行くためにコーズウェーを作ったとされている。


アイルランド島の北端は、雄大な景色が果てなく続く。


一番有名なのが六角形の岩が並んだこの辺り。


海岸に近い高さのところから崖の上の方に登って戻る。(逆ルートも可)
崖の上から見下ろすと、水平線の彼方までよく見える。


ぐるり回って観光センター内のカフェで昼食。
北アイルランド近海で取れた魚介類のチャウダーとソーセージパン。


ソーセージパンは、ホットドックのような感じではなく、ソーセージの具がパンの中に入ったような感じの面白い食べ物。
でも美味しかった。


まだ時間があるので、すぐ近くのダンルース城へ。14世紀の建造物で、なかなかの断崖絶壁に立っている。


中国人の若い集団がツアーで来ていて中国語で話しかけられた。日本人は会わなかったなあ…


続いてキャリック・ア・リード吊り橋へ。
車を降りてまた30分程歩く必要あり。何故もっと近くに駐車場を作らないのかな。やっぱり歩いて見る景色も売りにしてるからかね。

吊り橋と言っても渡った先に何かあるわけではなく、吊り橋自体が見所。何故こんなところに吊り橋を作ったのかは不明。

結構な高さにかかる吊り橋。
双方の間の4メートルを、長さ20メートルのロープで結んだもので海面からの高さは約25mらしい。


風もふいていてなかなかに揺れたが、一応記念写真をパシャ☆


再び30分歩いて戻り、土産物屋兼カフェでコーヒーを飲み、冷えた身体を温める。
一息ついたところで、帰路につく。再び空港までのドライブへGO!

帰りも特に渋滞等なく、順調に到着… が、ガソリンスタンドがない!

レンタカーなので返却時には満タンにして返さればならないのに…。
しかたなくスタンドを求めてもう3キロ程ドライブ。ナビが周辺設備検索機能付きで助かった。TomTomより頭いいなこいつ。


ターミナルからは少し離れた返却上に返し、そのまま空港まで送ってもらう。
ベルファスト国際空港は、国際空港とは言え小さな空港。


チェックイン後、まだ時間があったので空港で夕飯を食べてしまうことに。
PUBに入って地ビールのHarpとジャケットポテトを注文。
ジャケットポテトはじゃがバターにチーズやらベーコンやら詰めたもので、具材は色々選べる。PUBの一般的な食べ物。

10分でできると言われて頼んだのに、30分近く待たされてフライトの時間ギリギリになってしまった。
食べ終わって掲示板を見ると Last Call になっているではないか!


慌ててゲートに向かう。確かにもう誰も並んでいない。

ロンドンまでの便はイージージェットなのだが、飛行機に乗り込むとなんだか様子がおかしい…
席が…スカスカ?

よく見ると チケットに席番号が書いてある!
イージーもすいていると早い者勝ちじゃなくて座席指定になるのか…初めて知った。


ゆったりとした機内でゆっくりと休んで1時間程でロンドンに到着。
当然、UK内なので国内便扱いで入国審査もなし。降りたらすぐに外にでることができる。
9時半の便で10時半に着き、11時にはシャトルバスに乗っていた。

自宅到着は12時頃。日付は変わるだろうと予想してたので、嬉しい誤算。

アイルランド島はUKと似た空気を持ちつつも、それぞれ自国に誇りを持っているところが垣間見え、他の国とはまた違う面白さがあった。
日本からじゃあ絶対来ないところだろうし、貴重な経験になったと思う。


そして明日の休みがホントにありがたい。昨日も今日も歩き回ったから疲れが…。運転疲れも。
イースター最終日はゆっくりしていよう。


ではでは。

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【旅行】 アイルランド&北アイルランド その2

アイルランド島2日目。今日はいよいよメインイベントとも言えるギネス工場見学。

9時半オープンなので9時頃に出られるように起きて朝食。
ホテルの朝食はパン、シリアル、チーズにコーヒー、ジュース、フルーツ、ヨーグルトという典型的な欧州ホテルのスタイル。

チェックアウトして外へ。

朝のホテル前の風景。目の前をトラムが走る。


30分程歩いてギネス工場に到着。ビール工場見学はデンマークカールスバーグ工場以来。


営業開始直後だが、昨日やってなかったこともあって結構な人。チケット売り場は長蛇の列。
しかしネットで予約してあったのでチケット受取機で並ばずにGET。

ビル内には大きなオフィシャルショップ。色んなジャンルのグッズが並ぶ。ここは最後に立ち寄ることにする。


見学を始めて最初に展示されているのは原材料たち。麦はもちろん、苦味、香り、泡に重要な役目を果たすホップの実も。


材料の後はギネス社の歴史。創始者のアーサー・ギネスさん。美味しいビールを生み出してくれてありがとう!


元々ギネスさんはエールビールを製造していて、途中で 麦芽にする前の大麦を焙煎する方式 に切り替えたらしい。

この方式がギネスビールの大きな特徴だが、その方式に至った詳細は不明。
当時は麦芽に税金がかかったので、それへの対策という説もあるが定かではないようだ。
このギネスビールの大量生産にのりだしたのは1759年のこと。

ちなみに、ギネスさんが最初にエールビールを作り始めた時、
使われていない醸造所を 年45ポンドで9,000年間の 賃貸契約をした。

9000年って…。借りる方も借りる方だし、貸す方も貸す方だ。
当然今でも契約は有効だと思うが、買い取ったのか、45ポンド払い続けているのかは定かではない。


続いて製造工程の説明。でかい窯やら樽やらが登場。


最終ステップでは「こうしてできあがりました」ということで出来立てを試飲。


出来立てだから新鮮で美味い…気がする(笑)


そこから先は周辺機器というか、付加情報が色々と。
これはギネスを運んでいた船の模型。木の樽で揺らしたら炭酸抜けたりしないのかね?


工場には数々の著名人も見学に訪れているらしい。N倉…じゃなくてオバマ氏も。


ギネスのシンボル、ハープはアイルランドの国章なんだそうだ。日本なら菊の紋を入れたみたいなものか。


ギネスの正しい注ぎ方も。


二酸化炭素だけでなく窒素を加えることで、ギネス独特のきめ細かい泡ができるらしい。

ギネスはグラスに注いだときに大量の泡が発生するため、注ぎ終わってから泡が落ち着くまで間を置くサージングという行程が欠かせない。
そのこともしっかりと記載されていて、1パイントを注ぐのに119.53秒かかる と書かれている。細かすぎ。


展示の最後の方では歴代のCMやらの広告活動の歴史が紹介されている。ギネス社はその独特の広告も有名。
有名なオームのキャラクターや、 「Guinness is good for you」 などの様々なキャッチコピー、そしてテレビコマーシャルを駆使した。

もう一つは、ギネスビールそのものだけでなく、アイリッシュパブを箱ごと輸出する」 という大胆なアイディア。

飲み物だけではなく、室内の装飾、食事、サービス、音楽など、飲み物以外の他の要素もアイルランドに近づけた形で各国にPUBを作るというやり方である。
味だけでなく、こうした巧妙な営業活動の賜物として、現在では 世界150ヵ国以上 の国で愛される世界的なブランドになったのだ。


そして見学ツアーの最後にはもちろんコレ。


ビルの最上階、パノラマビューでのギネスビール!


サージングをジッと待ち…


工場とダブリンの街並みをバックに乾杯!!


いやー天気もいいし最高だった!こんなに美味いビールはそうそうないね。


1パイント半飲んで酔っ払った後はお土産タイム。大量のギネスグッズの中から選ぶのは至難の業。


結局自分用はマグカップとゴルフのグリーンフォークにした。
マグカップはパッと見ギネスビールを飲んでいるように見える。会社で飲んだら怒られるかしら(笑)?


ギネス尽くしを満喫した後は、テンプルバー地区に移動して昼食。
昨日食べなかった牛肉のギネス煮込みシチュー。そしてギネス(笑)


シチュー美味っ!!
ギネスは工場で飲んだやつの方が美味しかった気がするのは飲み過ぎだからか?


ベルファスト移動前に街中の土産物屋に入り、ここでもギネスグッズを購入。工場にはなかった品も置いてあった。
タオルセットとか小物入れとか。小物入れはゴルフのティーやマーカー入れとして使う予定。

やや時間があったので、電車の出発まで駅のカフェで時間を潰し、いざ電車に乗り込む。


2等車だけど、車内は十分綺麗。19ユーロなら十二分。


北アイルランドに入り風景も大分田舎っぽくなってくる。


約2時間の旅を終え、ベルファスト中央駅に到着。


北アイルランドは ガイドブックも何も持ってこなかった ので
アイルランドは先輩から英語版ガイドブックを借りてきた)、とりあえず駅で地図をゲットして街へ出る。

あまりに旅行に行きすぎて感覚が麻痺してきてるね。日本国内の旅行よりも無計画 だ。


まずは夕食を…と街の中心部へ。立派なシティホール。


ザッと散策したが、イースターだからかあまり店がやっていない。
仕方なく一旦ホテルに行って、近くのおススメレストランを聞いて行ってみることにした。

中心部から歩いて20分位でホテルに到着。


やや遠いが、非常にいいホテルで、UK国内のホテル人気ランキングベスト25に入っているらしい。
北アイルランドでは唯一のランクイン なんだとか。

広くはないが非常に綺麗な客室。


浴室にはバスタブと、充実したアメニティ。なんと バスソルト まで置いてある。これは初めてだなあ…


荷物を置いて、夕食へ。フロントでおススメのレストランを聞く。
スタッフの受け答えもとても丁寧で好感が持てる。やや訛りが強いのは地域柄仕方ないか。
北アイルランドの英語はスコットランドとイギリス北部の混ざったような感じで、聞き取りづらい)

紹介された、ホテルとPUBとレストランが混ざったところのレストランに入り、迷った挙句北アイルランド産の牛肉を使ったステーキをチョイス。
飲み物はローカルビールだと言われたHarpというビール。


後で調べてわかったことだが、このHarpもギネス社製 だった。スタウトビールだけでなく普通のビールも作ってるのね。
ギネスの重厚な味と違い、Harpは表面に氷が張る位キンキンに冷やされてサーブされてこともあって、スッキリとした味。
夏に飲んだら気持ちよさそう。

ステーキはボリュームもあって美味しかった。でもペッパーソースにもう少しパンチが欲しかったかな〜


お腹一杯になってホテルに戻る。
バスソルトを入れたお湯に浸かり、歩き回った一日の疲れを取る。

最終日の明日はベルファスト観光予定だが、全くのノープラン

世界遺産ジャイアント・コーズウエイに行こうかと思ったけど、日曜日は直通バスが出ておらず、ツアーのみ。
ツアーだとベルファストに帰ってくるのが遅くなってしまうので、飛行機に間に合わない恐れが…

朝起きた気分で決めることにして、就寝。
とりあえず天気が引き続きよいことだけを願ってる。


では。

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【旅行】 アイルランド&北アイルランド その1

2013年のイースター休暇はアイルランド北アイルランド旅行。

イースターとは日本語で復活祭を意味し、キリスト教の祝祭のひとつ。
イギリスだけでなく欧州各国をはじめ世界中のキリスト教国で広く国民の祝日として扱われている。

春分の日を過ぎた後、最初の満月を迎えた次の日曜日」という定義になっているため、毎年日付が流動的になるのが特徴。
今年は3月31日だが、去年は4月8日だった。

イギリスではその前後の金曜日と月曜日を祝日と定め、イースター休暇と呼ばれる唯一の統一された長期休暇となっている。日本のGWのようなもの。


去年はトルコに行って気球や水タバコに挑戦したが、今年は UK制覇 という目標でアイルランド島に渡ることにした。
行程はロンドン⇒飛行機でダブリン(1泊)⇒電車でベルファスト(1泊)⇒飛行機でロンドンという2泊3日。

飛行機は行きはアイルランド発祥のライアンエアー、帰りはイージージェット
予約したのがイースターが近づいてからだったので往復で1人約130ポンドとちょっと高めになってしまった。

アイルランド島は島の大部分を占める南のアイルランド共和国と、北部の北アイルランドの2か国から成る島で、
北アイルランドイングランドスコットランドウエールズと共にUKの構成国である。


スコットランドは出張で、ウエールズ全英女子オープン観戦後に車で立ち寄ったことがあるので、今回の旅行を持ってUK全国制覇となる。


飛行機は8時過ぎの出発と格安航空にしては遅め。
もっと早い便もあったが、アイルランドはあまり見るところがないと聞いていたのでのんびり行くことにした。5時半頃にシャトルバスに乗って空港に向かう。

やや出発が遅れ、ライアンエアーにしては珍しくファンファーレなしの到着。

ダブリン国際空港は国際空港と言えども小規模。


空港内の案内表記に アイルランド語 が使われていて、わずか1時間ちょっとのフライトと言えど別の国に来たことを実感させられる。
もちろん英語も通用するが、公式にはアイルランド共和国の第一公用語アイルランド語ということになっていて、EU公用語の1つにもなっている。

こんな標識も発見。Londonまではわずか595km。東京から青森位の距離 しかない。


空港からはシャトルバスで移動。1人6ユーロ。
使われているバスはロンドンの2階建てバスと同じもので、隣国だな〜と思わせる。


ダブリンの中心部まで約40分程で移動。
まずは明日の電車の切符を受け取りにコノリー駅に向かう。ネットから予約しておいて、駅の自販機で受け取れる。こういうサービスは欧州は進んでるね。

駅ビルもトラムも最近できたもののようで、かなり近代的な造り。
街並みもロンドンよりも東京に近いようなイメージで、大通り沿いを中心に先進的な雰囲気が漂う。
ロンドンはむやみに新しいものを作らないが、ダブリンはそんなことはないらしい。


無事に切符を受け取って、昼食を取るために街の中心部を散策。

ただ、アイルランドではイースター前のハッピーフライデーは全体的に店が休むらしく、何となく閑散とした感じ。
PUBも(表記はBARが多かった。ここはイギリスとは違うところ)軒並み閉まってた。
まあPUBが閉まっていた衝撃の理由は夜に知ることになるのだが…


一番大きな通りはオコンネル通り。
やたら立派な作りの中央郵便局もこの通り沿い。


マックやバーガーキングなどのファストフードは開いていたが、着いて早々ファストフードじゃねえ…ということで、
レストランやPUBが集まる繁華街、テンプル・バーエリアへ移動。

しかしここもほぼ全滅…。


数少ない開いている店の中から、アイリッシュフードが食べられそうなレストランへ。
そして トラディッショナル・アイルランドブレックファスト を注文。


…まあ、ほぼイギリスと同じ だね。味はよかったけど。


お腹も満たされたところで観光開始。
ダブリン最大の見所といえば、なんといっても GUINNESSビール工場 である。

世界中で愛される黒ビール・ギネスはアイルランド発祥で、ここダブリンのセント・ジェームズ・ゲート醸造所で1759年から造られ続けている。

しかし、その工場も今日はお休み。明日に回すことにした。
チケットはネットで事前購入すると10%オフになるのでおススメ。ここを見ていなかったら休みも知らなくて向かっていたと思う。危ない…。


と言うわけで、今日は欧州のどの都市でもお馴染みのHopOn-HopOffの観光バスに乗ってガイドを聴きながら街を回ることにする。

2日間使えて18ユーロ。1周約1時間半のバスの旅。途中のバス停での乗り降り自由。
とりあえず最初は1周回ってガイドを聞いて、街の全体構成と見所を押さえる。

ダブリンの街を南北に分かつリフィー川。


窓のないアイルランド銀行(Bank of Ireland)。


クライスト・チャーチ大聖堂。


営業してないけどギネス工場。


ダブリン動物園近辺も。


等々ザッと回ったところでバスを降りて歩いて観光開始。


まず向かったのは創立は1592年アイルランド最古の大学、トリニティ大学。創設者はイングランドの女王エリザベス1世
欧州にてTOP10にランキングされる ヨーロッパを代表する名門大学 のひとつ。世界大学ランキング43位。(東京大学は27位)


有名なのは構内にある図書館。
大学に入るのは無料だが、図書館は別途入館料が必要。

イギリス、アイルランド両国で発行された書籍について、全てを無償で請求できる権利とともに、自由に複写する事ができる特別な権利を有するらしい。

蔵書室は圧巻の規模。


館内には土産物屋もあって、完全に観光名所になっている。
トレーナーやTシャツ等々が売られているが、自分の前の客なんぞ200ユーロ位買い込んでいた。他に買うものあるだろうに…


大学をあとにして歩行者天国になっているグラフトン通りを歩く。
イースター中ということもあって一通りは多い。テンプル・バー周辺に比べると開いている店が多かった。


ディズニーストアもあって、ミッキーもアイルランド仕様。


そのまま歩いてダブリン城へ。名前の割に大したところではないようなので、外部から写真だけ撮って退散。


バスでも通ったクライスト・チャーチ大聖堂。


アイルランド島最大の教会、1191年創立の聖パトリック大聖堂。


2つの大聖堂が1つの都市にあるということはほとんど先例がないらしく、設立当初はかなり対立もあったようだが、
現在はそれぞれ異なる役割を担うことによって共存を果たしているという。

聖パトリック大聖堂の内部。所謂大きな教会といった感じ。


この間、全て徒歩だったが、最後は再びバスに乗って中心部へ戻る。夕飯の時間だ。

テンプル・バーエリアにてレストランを探す。
昼間よりも開いている店が多いが、相変わらずPUBは閉まっている。

そしてふと目に入ったレストランの張り紙で、その理由を知る。


「今日はアルコールのサービスはできません。これは法律です。」




…マジか!?



アイルランドに来て夜にギネスもウイスキーも飲めないとは…。残念すぎる。
なんというタイミングの悪い時に来てしまったんだ…。そりゃPUBも営業しないわなあ…ギネス工場も…

スコットランドにいた時に、朝10時半まで酒の販売禁止というのは経験したが、1日売っちゃダメというのは初めてだ。


仕方なくギネスは諦めて、食事を楽しむことに。

アイリッシュフードのレストランでビーフシチューと悩んだ挙句、フィッシュ&チップスをチョイス。
ギネスで煮込んだシチューはアイルランド料理として有名なのだが、それは明日食べるとして、アイルランドのフィッシュ&チップスをイギリスのものと比較してみたくなった。


味は…まあ普通。衣がちょっと厚めでイマイチだったかも。
そしてデザート。チーズケーキ…を頼んだはずだが、味はどうみてもチーズではない。コーヒームース?でもこれは絶品だった。


ホテルまでは徒歩で移動。20分位。


昔の大邸宅を改造して作ったものということで、部屋は立派な作り。雰囲気もよい。


そして何と言っても天井が高い!寝ていて落ち着かない程の高さだった。


見所が少ないと言われていたダブリンだが、実際に回ってみると結構色々あったなという印象。
テンプルバーがもっと活気に溢れていたらもっと面白かっただろうになあ…。明日は昼に出ちゃうから夜の盛り上がりは見れないし。残念。


さて。明日はいよいよギネス工場。
世界でも特徴的な黒スタウトビールの総本山がどのように運営されているのか、またお土産も色々と凝ったものがあるみたいなのでそっちも楽しみだな。


では。

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春の雪景色とゴルフ

今週末UKは寒波に襲われ、3月も下旬だというのに北部を中心に大雪に見舞われた。
ロンドンでもエリアによっては数センチの積雪となるくらい結構ちゃんとした雪になった。

自宅近辺もうっすらと積もる位の雪。
そのおかげで土曜日のテニスは中止。午後は嫁さんのゴルフレッスン(振替)のためのアッシー君。

レッスン中は小雪が舞う程度だったが、終わって併設のレストランで昼食を食べている頃には 吹雪 のようになってしまった。
春分の日も過ぎたというのにどういうこと?
去年は半袖でテニスしてた記憶があるんだけどなあ…


日曜日は会社関連のコンペだけど、こりゃ中止かなと正直思った。

しかし、夜には雪は止み、朝もとりあえず降っている様子はない。
幹事の方からもメールでゴルフ場はオープンしているようなので、とりあえず集合して下さいとのこと。

しぶしぶ出ていったが、車を走らせるにつれてどんどん雪景色が薄まっていき、ゴルフ場近辺は全く積雪がなかった
たかだか車で40分程度の距離なのに、こんなに違うものか?流石UKという感じ。


コンペじゃなかったら普通の人はキャンセルしてると思うが、コンディション的には問題なさそうだ。
案の定、前の組がぜんぜんいなくて、早めにスタート。4人4組の16名のコンペ。


木曜日に有給消化で休みを取って、 1人ゴルフ に行ってきた成果か、ティーショットは絶好調。
ショートホールを含め、ミスショットは2〜3発しかなかった。フェアウエイキープ率は歴代最高 だったと思う。


結果、ドラコンは2ホールともゲット
ただし、寒かったし風も強かったので飛距離自体はたいしたことはなかった。

ニアピンは2ホールともあと5センチ程度の差で逃してしまったが、少し運があれば、
ドラコン・ニアピン全制覇という 空気を読まな過ぎな偉業 を達成できていた。残念。


しかし今日は2打目(地面からのアイアン)が酷かった。何発トップしたことか。
ゴルフ場の練習場がクローズで朝練習できなかったことが結構響いたように思うが、ドライバーよりもアイアンの方に影響がデカいなと思った。
ドライバーは多少ミスしてもヘッドのデカさでカバーできるし、多少距離が前後したり左右にバラけても問題ないけど、
アイアンはちょっとのブレが大きなダメージになる。
気温の低さも手伝って、しっかり手を落とせなかった。


アプローチ、パットは悪くはなかったが、エアレーションをしたばかりのグリーン上には目砂が大量に撒かれていて、
場所によって重かったり速かったり…距離感が難しかった。

第2打ベストポジションからのアイアンミス、寄り切らずの2パット…そんな感じのホールばっかり。

前半は46。ただ、後半は粘り強くプレーできて41。トータル87と何とか80台で回ることができた。
今日のコースは6400ヤードを越える長めのコースで、80台は初めて。ティーショットがいかによかったかということ。

これで今年に入ってからの連続80台ラウンド数は5に伸びた。
(87、88、86、87、87。1人ラウンドの時は1人で3球ずつ位打ってたのでスコアは付けなかった)

アベレージは87。計算しやすいな。
かつてのベストスコアがアベレージ だから、ショットの精度は相当上がってるね。
少し噛み合えば簡単に80台前半が出そうなんだよなあ…。今は我慢の時か。暖かくなれば飛距離も伸びるし自然とスコアもよくなるかな。

写真は今日回ったコースのオリジナルマーカー。帰国までに何回来れるかわからないので、記念に購入。
カジノのチップのようになっていて、真ん中の白い部分は取り外してそれだけで使えるようになっている。
普段はそのまま使って、カップの近くになって他の人の邪魔になるような時は真ん中だけ外して使うような形になるっぽい。なかなか考えられているね。



<今日の英語>−似ている形容詞−

右の形容詞は左の形容詞の強い表現。

tired - exhausted : 疲れた
bad - terrible : 悪い、ひどい
interesting - fascinating : 興味深い、魅力的な
angry - furious : 怒っている
big - huge : 大きい
scared - terrified : 怖い、恐ろしい
hungry - starving : 空腹の
good - fantastic : よい、素晴らしい
small - tiny : 小さい


さて。3月も最終週。最終日にはずっとやって来たシステムの本番切替がある。
週末はイースター休暇で4連休。アイルランド(ダブリン)−北アイルランドベルファスト)を回る予定。これでUK制覇!
無事に旅行に行けるようにしないと。


では。

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プレミア観戦 Tottenham対Fulham

約2週間ぶりのブログ更新。今日はプレミア観戦第3弾。
トッテナム・ホットスパーフルハムのロンドンダービー @ホワイトハートレーン

今年はプレミアに所属するチームがロンドンに6チーム。(アーセナルチェルシートッテナムフルハムウエストハム、QPR)
チェルシーとQPRは既に見たが、今回は一気にトッテナムフルハムを見ることができる。

チケットは2月上旬に購入しておいたのだが、元々の試合日は3月16日(土)。
しかし、トッテナムがEL(ヨーロッパリーグ)で勝ち進んだ関係で、3月14日(木)にミラノでインテルと試合をやることになってしまい、
その結果プレミアの方の日程がズラされて17日(日)の開催になった。

トッテナムファンのナショナルスタッフにスタジアムへの最寄駅を聞いた時にその事実を知ったのだが、
聞かなかったら100%土曜日にスタジアムに行っていた自信がある

危なかった…


その時ナショナルスタッフが
「俺達は木曜日に試合をしたから絶対日曜日のはずだ」
と言っていたが  「俺達(we)」 という表現がいかにも地元意識と言うか、「うちのチーム」という地元愛が感じられるなと思った。

トッテナムのホームスタジアム、ホワイトハートレーンはロンドン北部に位置する。
自宅から距離的には遠くないのだが、電車の接続が悪く、1時間位かかってしまう。なので車で行くことにした。

スタジアム近辺は住民以外駐車禁止の措置が取られるが、少し離れれば日曜日なので普通に止められるし
(普段駐車禁止や有料のエリアも、日曜は駐車可能なところがほとんど)
ナビによると30分弱で着くし、満員電車にも乗らずに済むから遥かに楽だなと判断。


トッテナムというチームは、同じロンドンでもチェルシーアーセナル程の知名度はないと思う。
特に日本では相当なサッカー好きでないと、聞いたことすらほとんどないのではないか。
その昔、「トサカ頭」で一世を風靡した当時日本代表だった戸田和幸選手が所属していたので、当時からのサッカーファンには多少馴染みがあるかな?

レッズにいた三都洲アレサンドロもチェルシーからオファーが来ていたが、英国の労働ビザが取れず、その結果レッズに入団したという経緯があるため、
コア目なレッズサポーターも多少知ってるかも。
(英国のビザは厳しく、直近何年間かで代表戦の何割に出場のような基準があるらしい。当時三都洲は帰化したばかりで代表歴が浅かったためNGだった)


ただ、ここ数年はプレミアでも好成績を維持していて、去年自分が赴任した当初は プレミアの首位 を走っていた。
最終的には4位となってしまったが、クラブの財政的な面からみれば、大健闘といえる順位だと思う。

去年のレドナップ(現QPR監督)から若手のビラス・ボラスに引継ぎ、戦略的には継続路線。
年齢的にも若めの選手が多くて、可能性のある発展途上のチームという感じで、個人的にはかなり好きなチーム。


スター選手は何と言っても ガレス・ベイル

レアルやバルサからも狙われているウインガーで、左利きでウエールズ代表というマンUのレジェンド・ギグスとの共通点が多い選手。
プレーはギグスよりももっとパワフル。そしてスピードも抜群。ブレ玉シュートが体幹の強さを物語る。


最近調子を上げていて、現時点での世界最高のプレーヤー だと思う。

ここ最近のプレーはメッシやCロナウド級、いやチーム状態を考えると彼らを凌駕していると言っても過言ではないと感じる。
なにより見ていて楽しいし、ボールを持ったら「何かやりそう」な雰囲気がある。

パワーのあるメッシというか、左利きのロナウドというか…。スケールのデカさは相当なもの。
もっと世界的に陽の当たるビッグクラブで見てみたい思いもありつつ、
昨冬に数々の大型オファーを受けつつもトッテナム愛を貫き契約延長にサインをする男気も合わせての魅力という部分もあるので、非常に難しいところ。

ギグス同様、代表では大きな活躍はできそうにないので、クラブチームでは頑張って欲しいけどなあ…
ともあれまだ23歳。これから絶対に大物になる選手 なので、お見知りおきを!


さて、ベイル愛はその辺にして、観戦記。

15時のキックオフだったので12時半頃に家を出発。30分弱でスタジアム周辺に着き、駐車禁止エリアを気にしつつ、1kmほど離れたところに駐車。
そこから徒歩でスタジアムに向かう。

チェルシーよりもQPRよりも、もっと「街に根付いたチーム」ということがよく感じられ、
1kmの道中、ありとあらゆるところにスパーズのエンブレムを見かけることができた。

途中、ガソリンスタンド跡っぽいところに構えられていたオフィシャルショップに立ち寄り、ポロシャツ(自分)とタオルマフラー(嫁さん)を購入。

これは表に出てた出店。裏にちゃんとした建物の店がある。


そしてその隣の屋台的な店で昼食。ホットドックとチップス。ボリューム満点。


店の雰囲気も、メニューも、味付けは全て自分でやるというスタイルも、チェルシー、QPRの時と同じ。
これが英国のサッカー観戦スタイルなのか?


今日はロンドンダービーとは言え、相手がロンドン中央部にあるフルハムなので、道行くサポーター達もさほど血気だった感じではない。
しかし、これが同じノースロンドンのアーセナルとなると 相当なライバル意識 があるらしく、
ショップ(オフィシャルではなく出店のようなところ)にはこんなTシャツが。


直接的過ぎ(笑)

色々サッカー見てきたけど、こういうのは初めて見た。
でもこれ着てロンドンの街は歩けないなあ…(ロンドンで一番サポーターが多いのはアーセナル)。


そしてやってきました、ホワイトハートレーン


1899年完成のスタジアム。19世紀にできた と考えると凄い歴史を感じてしまう。

収容人数36000人程度の小さ目のスタジアム。
そのため、クラブは新スタジアムの建設を決定し、既に工事が進められている。

これが新スタジアムのイメージ。新しくなってからまた来てみたいなあ…


席は最上段。2席続けてはここしか空いてなかった。1カ月前でその状態というのが凄い。


とりあえず記念撮影。


アップ中のベイル。
左には トーゴ代表・アデバヨールイングランド代表・パーカー、ベルギー代表・デンベレ などの主力選手の姿も。


選手入場後の整列。一番右にマスコットの鳥(笑)
今日はデフォー(イングランド代表)とか、デンプシー(アメリカ代表)はベンチ。167cmのチビッ子スピードスター・レノン(イングランド代表)はベンチ外(怪我)。


一方のフルハムも、かつてトッテナムで活躍し、マンUから移籍したブルガリア代表のベルバトフや、
アイルランド代表100試合超のレジェンド、ダミアン・ダフ
そしてGKには日本でもお馴染み、1997年からプレミアでプレーするオーストラリア代表のシュオーツアー(こちらも100試合超のレジェンド)など、
派手さはないが経験豊富な実力者を揃える。


スタジアムの雰囲気は良好。ただ、スタジアム自体もそうだが、チェルシー、QPR、トッテナム共に雰囲気は似ていると思った。
Jリーグだと、各チーム独特の応援が色々あって面白いのだが、プレミアはどこのチームも同じメロディーを使ったチャントが多い。
リバプールユルネバくらい?でもあれだって他のチームも歌うしねえ…
ロンドン外のチームだとまた違うのかしら。


試合は開始早々に相手のミスからトッテナムがチャンスをつかむが活かし切れず。
全体的に試合を支配しつつも雨の影響もあって最後のパスが繋がらず、決定的なチャンスには結びつかないまま0-0で前半終了。

後半に入り、綺麗な崩しから最後はベイルがフリーでシュート…もキーパー正面。
…からのカウンターで右サイドからの折り返しをベルバトフが柔らかく流し込んでフルハム先制!!あっという間の先制劇!


静まり返るスタジアム。湧くフルハムサポーター。


あんなに静かになったスタジアムは初めてだった。よく考えたらホームチームが点を取られた試合は欧州生観戦で始めてだった。
(プレミア2試合だけでなく、バルサヘルタ・ベルリンも)

フルハムは点を取ったシーン以外ほとんどチャンスらしいチャンスは作れなかったが、唯一のチャンスをものにする勝負強さ。
冷静に決める ベルバトフの上手さ が光った。

ベイルは「剛」の選手だが、ベルバトフ前にも書いた通り「柔」の選手。

ピッチ上で誰よりも強いのはベイルだったけど、誰よりも「上手かった」のはベルバトフ だった。
トラップもドリブルもパスも全てが柔らかく、足に吸い付くよう。
身体は細いのになんか「ゴム」みたいな柔らかさ。相手DFの当たりも柔らかくいなす。
あの柔らかさと冷静さでプレミアの得点王取ったんだなあ…。

あれなら日本人にもできそうに思うから、ああいうFW育ててみればいいんじゃないかな。
もっと取り上げられていい選手だと思う。パワー&スピード万歳の報道一辺倒じゃ面白くないよ。


ホームで負けられないトッテナムはデフォーやキャロルを投入して攻めに出る。
チャンスも多く作るものの、最大のチャンス、右サイドからベイルのグラウンダークロスを至近距離でデフォー!がシュオーツアーのスーパーセーブに阻まれ万事休す。

ほぼ同じような展開で決めたベルバトフ、決められなかったデフォー。
柔らかく浮かせて流し込んだベルバトフ、豪打してキーパー正面だったデフォー。
そこの差かなあ…



結局1-0で試合終了。ベイルも不発。
ちょっとシュートが浮き気味でナックルしきれなかったかな。

帰路はスタジアム周辺の道路混雑がひどく、むしろ歩いた方が早い感じだった。
遠くに(家には近くに)止めたので、大分時間が稼げた。それでも渋滞はしたが、試合終了から1時間程度で帰宅。
無駄なく充実した試合観戦だった。



<今日の英語>−会話のきっかけ−

What did you get up to at the weekend? : 週末どうしてた?
How's work going? : 仕事はどうよ?
How are the family? : ご家族はどうしてる?


先日英語のテキストが1冊終わったので頭から見直し。



テレビではATP BNP PARIBASの決勝戦ナダル対デルポトロ。現時点で3セット目、ナダルの5-3、1ブレイクアップ。
今大会はデルポトロがよくて、マリーとジョコビッチのビッグ4の2人を倒して決勝へ。
今年はビッグ4に割って入るか?

サイズは一番あるから、ポテンシャルはあるはず。ヘビースピン全盛の時代で、珍しいフラッターなので応援してる選手の1人。
2009年USオープンチャンプがフロックでなかったことを証明して欲しい!


さて。また明日から1週間。
まだ有休が残っているので、どこかで使ってゴルフでもいくつもり。天気と相談かな。

ではでは。

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送別トライアスロン

久しぶりのブログ更新。3月最初の土曜日は日本に帰任されるテニスサークル仲間の送別会。

朝からテニス⇒ゴルフ⇒飲み会⇒カラオケという超ハードスケジュール。
一緒に参加されるサークルの会長をして、「送別トライアスロン とは言い得て妙。

しかも今回は飲み会幹事で(毎回皆で持ち回り)、寄せ書きやらプレゼントやらの準備や、店の予約なども担当なのでなかなかてんやわんや。


テニスはいつも通り9時〜11時。今日は参加者8人で2面だったのでみっちり2時間打ち続け。
ちょうど男性4名、女性4名だったので片面男ダブ、片面女ダブでぴったりOK。

そこからすぐに準備してゴルフ場へ。うちから(恐らく)最寄りのHendon Golf Club
決して高級ではないが、1903年創立という歴史と伝統のある名クラブ。
近いけどしばらく行ってなかった。多分最後に行ったのは日本から両親が来ていた時かな。

伝統あるクラブなのに、HP上のコース紹介にYoutubeにアップした動画を使っていたりとハイテクな要素を取り入れているところが柔軟でいいね。

見た目は普通の林間コース。


ゴルフ参加者は送別されるご本人にサークルの会長、そしてうちの嫁さんと自分の4人。
12時過ぎのスタート。練習場はないが、テニスでしっかり動いていたので アップに問題なし。

前半は特にパットが好調で、1メートル〜1.5メートル位の所謂「入れ頃外し頃」の距離がポコポコ入ってくれた。
結果ボギー3つ、ダボ1つの5オーバーでハーフ40。(このコースは35・35のパー70)


社会人2年目の2005年にまともに始めてからここまでのゴルフ歴約8年の中で、自己ベストは約5年間位87のまま。
87に大きな壁があり、多分通算で10回位87の壁にやられてきた。

ところが先々週のラウンドで、遂に壁を破り 1打のみながら自己ベスト更新(86)!
レッスンを受けてのスイング改造の成果が出てきた模様。


そんな中で叩きだしたハーフ40は、更なる更新に向けて期待に胸高まる成績だ。

パー70のコースでベスト出しても…と思われるかも知れないが、このコースはパーこそ70だが、距離的には6100ヤード位なので、
日本の下手なパー72のコースよりもよっぽど長い。
距離の長いパー4が沢山あって、420ヤードを超えるホールも3つ。ドライバーで250ヤード飛ばしても、セカンドにミドルアイアン以上の距離が残る。

ちょっと構成を変えて、400ヤードを切るパー4と、450ヤードを超えるパー5にすれば素直にパー72になるはずなんだが、
そうしないのはコースのこだわりなのか。

なので個人的には堂々とベストを名乗っていいコースだと思う。ちなみにスコアカードはコレ


好調なパットの原因は グリップ変更 にあり。

最近どうにもショートパットが入らず、自己ベストを更新した時ですら1パットはほとんどなくパット数は36前後だった。
ショットはいいのでパットさえどうにかなれば…という状態だったので、思い切ってショートパットに強いというクロスハンドに変更してみたのだ。
これが大当たり。

最初は違和感ありまくりだったが、引っかけやプッシュのミスが極端に減って、安定して狙ったところに転がせるようになった。
ロングパットの距離感に課題を残すが、慣れれば問題なさそう。
今はスパイダーを使っているので、こういうネオマレットタイプのパターには機械的に打てるグリップがいいのかも。


意気揚々と後半ハーフのスタートを切ったものの、やはり途中でテニス疲れが足に来た…
ショットが不安定になり、17番ホールまでで9オーバーとボギーペースから貯金なしの状態で迎え、最終18番の434ヤードパー4で撃沈。
トリプル叩いて12オーバーはトータル87。またしても87の壁…

250ヤード飛ばして残り180以上はキツイ。これをパー4とは もはやプロの領域
最初からパー5のつもりで行くべし。

後半ボギーペースでよかったのにベスト更新ならずは残念の一言。

でもこれで去年末にロンドン初の80台を出してから87、88、86、87と安定して80台をキープ。
今年のラウンドは全て80台。今年は年間アベレージ80台を目指そう!


5時過ぎにラウンドを終え、すぐに帰宅。着替えてプレゼント等を持って飲み会会場のSohoへ。
飲み会は中華街のレストランで6時半開始。

乗っていた電車の行き先が途中で変わって乗り換えを強いられるというアクシデントがあったが、なんとか5分遅れ程度で到着できた。
以前出張者対応で使ったお店で、料理も店員さんのサービスもとてもよかったので再度利用してみた次第。

青島ビールを飲みながら、アロマティック・ダック に舌鼓。
北京ダックに似ているが、北京ダックとは呼ばない。
細かい差はよくわからないけど、シャンパーニュ地方産がシャンパンで他はスパークリングワインと呼ぶ、みたいなものか?

〆には餡子の入った中華パンケーキを食べて、メインイベントのプレゼント贈呈式。
メンバー全員からの寄せ書き色紙と、皆のサインを入れたキャロウェイのキャップ。そしてパター。

テニスサークルなのに何故ゴルフグッズなのか という疑問は当然だが、
何せ当のご本人はテニスよりゴルフを明言し、「サークルにはゴルフがない時に顔を出します!」と言い切る程のゴルフ好き。

正直、最初はラケットと悩んだが、「日本に帰ったらきっとテニスはやらないだろう」という高度なヨミの下、決定。そして大当たり!

帽子コレクターであることも以前に話を聞いて知っていたので、非常に喜んでもらえた。
パターは何本あっても困らないクラブだし、長く持っておいてもらえると思う。


そして二次会のカラオケに移動。

KARAOKEは日本語がそのまま英語として定着していることは有名だが、今日の店はその名もKARAOKE BOX
ロンドン中心部に3店舗を構えるチェーン店。

所謂日本のカラオケで、個室に分かれていてムーディな雰囲気のライトで照らされている。
5人部屋〜12人部屋まで、結構な部屋数が用意されており、部屋によって英語のみの部屋、日本語の歌がある部屋に分かれている。
今回は7人部屋を予約。料金は1時間で50ポンド位。


初めての試みで、始まるまでは多少の心配もあったけど、いざ入ってみれば1次会でたっぷり飲んでいたこともあって大盛り上がり。
年代を越えた名曲達が飛び交い、学生時代とは一味違った大人な感じの楽しみ方。
はしゃぎっぷりは学生時代とあまりかわらなかったけど…(笑)

主役(男性)の ロマンスの神様 に始まり、会長の 「ヒロミ・ゴウ(2億4千万の瞳)」 に、
何故かコブシを利かせた 村田英雄の「王将」 など、ジャンルも滅茶苦茶、テーマも滅茶苦茶、なんでもありの1時間半。
いやー盛り上がった!楽しかった!


朝9時から夜11時までという「送別トライアスロン」も無事完走し、最後は皆でロンドン名物「黒キャブ」に乗って帰宅。
心地よい疲労感が残る大充実の一日だった。


写真はプレゼントを受け取って満面の笑顔を浮かべる「本日の主役」。



<今日の英語>−「初めに」と「最初のうちは」−

first(ly) : 初めに
at first : 最初のうちは

前者の例 : First, we will plan the project. 初めにプロジェクトの計画を立てるつもりです。
後者の例 : At first, humans lived in caves. 最初のうちは、人類は洞窟に住んでいた。

前者は行動や事実の順番を示し、後者は一つの事柄の変遷を示すイメージ。
前者は文頭で使うなら Firstly が正しいが、First で使われることも多々あるとのこと。



現在仕事の方は1つのプロジェクトで並行本番が始まったところで結構ドタバタ中。
月末から来月頭にかけて本番運用開始になるので、最後でコケないよう気を付けないと。

ではでは。

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