ロンドンの街を行く・・・ その1

今日は午前中は暇だったので、ロンドンの街をぶらり。
前にも書いた通り、現在ロンドンは一年のうち最大のセール期間中。
サウスケンジントンにある仮住まいを出て、イギリス最大のデパート「Harrods」を目指す。
朝の新鮮な空気を吸いながら、のんびりと。

歩くこと約15分。Harrodsに到着。
本当に大きくて、ちょっと日本にはこの規模のデパートはない気がする。
部屋が多くて迷子になるね。

リュックを背負って入ったら、入り口で手で持つように注意される。
スリ対策なのか、単に邪魔になるからなのか。

イギリスNo1のデパートだけあって、スタッフの数も多いし、教育もしっかりしてる。
また、世界各国からの買い物客が集まっていて、オブジェの前で記念撮影してたり。

ただ、どこの世界でも買い物の主役は女性なのか、圧倒的に女性エリアが多い。
香水とかブランドモノが50%オフって書いてあるけど、元の値段を知らないから、
それが日本で買うのと比べてどれぐらい安いのか見当もつかず。
嫁に電話して安かったら買っておこうかと思ったけど、出なかったのでそこは素通り。

メンズは地下1階。エスカレーターの場所を探すのも一苦労。
定期(オイスターカード)入れ兼名刺入れみたいなやつが欲しかったので、ウロチョロする。

せっかくだから英国ブランドのやつが欲しいな〜と思いながら歩くも、
そもそもどのブランドが英国発祥かよく知らないことに気付く。

バーバーリーはイギリスだよね…。あ、あとポール・スミスもそうだっけ?あとは…何かあったっけ?
とかそんなレベル。そういうのはホントに疎い。

途中、「HUGO BOSS」で結構よさげなものを見つけたけど、
HUGO BOSS」がどこのブランドかわからなかったのでやめる。
レッズのスポンサーやってたな〜でも「HUGO」なんて英語ない気がするからきっと違う…と判断。
ちなみに価格は£65。約8,000円。まあそんなもんかな…って位。
日本だと結構高いブランドだったような?でも安いのか?は不明。

バーバーリーやポールスミスにはいいやつがなく、早くも「イギリスブランド」の選択肢が消える。
ん〜また今度にするか…というところで、「dunhill」の下に「London」の文字発見!!

ダンヒルってイギリスブランド?それともロンドン支店って意味?
でも隣のブランドは「Paris」って書いてある!
きっとダンヒルはイギリスブランドに違いない!

…ということで中へ。
目当てのタイプは4つある。どれもなかなかいい感じ。
値段は…2つには£100(約12,000円)のタグ。他2つはなし。きっと同じ位かな。
店員さん発見。

「How much is this?」
「This is one hundred pounds.」

やっぱりね。

「But this is thirty pounds.」

ふーん…こっちは£130(約15,000円)か…。ちょっと高いのね…。
裏側にお洒落にオイスターカード入れる所ついてるしね〜。


…ん?今なんて言った?

「Is this... thirty pounds?」
「Yes, thirty pounds. Because this is the last one.」

…マ・ジ・で!?
130じゃなくて30?たったの30?

最後の一個って要するに展示品限りってことだけど、そんなに沢山の人が触るような場所じゃないし、
見た目も全然問題ないし、4つの中で一番お洒落だし、買います!万難排して買います!!

というわけで、まさかの普段価格からの7割引き。
しかも今週末は「Exclusive Weekend」でハロッズカードを持っていればさらに10%OFF。
この前に小ネタグッズを買ったいたので(後述)、ハロッズカードは入手済。
£30の更に10%OFF、£27(約3000円)でdunhillの名刺入れGET!!
ちゃんと箱も保証書も付いてるし。ハロッズだから当然か。


…あれ?今レシート見てみたら、合計£22.45になってるな…。
£24.95の10%引きって書いてある。WHY?
確かに£30って言ってたのに…。打ち間違い?それともサービス?何か言ってたか?
ん〜まあ安くなってるからいいか!ラッキー☆

でも逆もありえるってことだから、しっかりレシートは確認せねば。


そして証拠写真。左下に映ってるやつ。後ろは箱。
暗くてよく見えないかもしれないけど。


一緒に写っているのは上述の小ネタ品。
「Superdry」というちゃんとしたイギリスブランドで、近年売り上げを伸ばしてるらしい。
ハロッズに入ってる位だから、それなりのブランドのはず。そこの財布。

「Superdry」はまあいいとして、当然目が行くのがその上の「極度乾燥(しなさい)」。
発案者が日本に来た時に、アサヒ・スーパードライのあまりの美味さに感銘を受け、
それをそのままブランド名にしたというこの名前。
しかし「極度乾燥(しなさい)」って…(笑)
「Super Dry」を翻訳サイトに入れたらそう出てきたのかしら?

洋服がメインのブランドで、Tシャツとかコートとかが結構な値段で売られていた。
そして「極度乾燥(しなさい)」の部分は、近年の経済状況を反映してか、
日本語じゃなくて中国語で書かれているものが多かった。
アサヒ・スーパードライは日本が誇るブランドなのに、中国語にされてしまっていることに
なんだか無駄に悲しい気持ちを覚えてしまった…

ちなみにこれは£14.99の10%OFFで£13.49.
こんなんがdunhillとわずか£10の差とは恐れ入る(笑)
しかもポンド札入れると上からはみ出るし!!
イギリスのブランドなのに自国の札が入らないってどないやねん!!

下記がSuperdryのHP。意外とかっこいい。
http://www.superdry.com/


その後、ハロッズを出てすぐ近くのハイド・パークへ。
GLAYの「Savile Row」の歌詞に出てくるあそこ。
まあ「Savile Row」自体もロンドンの通りの名前だけど…。

都会の中の大自然を抜け、地下鉄に乗って近い将来の我が家へ。
駅近くの韓国料理やでランチを済ませ(安くて美味かった!!)、大家さんを交えてのミーティング。

旦那さんの方には初めてあったけど、こちらも凄くいい人だった〜。面白いし。

客室のベッドをダブルベッドからシングルベッド×2へ変更というリクエストも快諾してくれたし、
(うちへ来る皆様、ちゃんと個人用のベッドになったのでご安心下さい。
 夫婦ならまだしも、同性だとしても友達とダブルベッドはいやだと思うので(笑))
「もっとスペースあるからこういうのも入れたらどうだ?」って頼んでもないのに家具を増やしてくれたり。
商売っ気が全然ない(笑)
お隣さんでもあるので、仲良くさせてもらいたいな。

その後はピカデリーサーカスをブラつき、会社のブラックベリーのケースを買って帰宅。
夕飯はチャイナタウンで中華。すごい量で食べきれず。


明日は何も予定がないので観光に行くつもり。実は赴任後初観光だ。
天気がよければ歩きメインにしたいかな。今日は気持ちよかった。

ではでは。